告白の成功率を上げるには、タイミングを見極めることが重要です。時間帯・場所・セリフなど、成功しやすい告白にはいくつかのセオリーがあります。ポイントを押さえて、最高のタイミングとシチュエーションで告白し、意中の女性の心を掴みましょう。
告白はタイミングが重要？
『告白が成功しやすいタイミング』があるなら、ぜひとも知りたいと思いませんか？
告白の成功率は0か100かではありません。2人の親密度・特別感・その場の雰囲気など、さまざまな要因で変動します。だからこそ、告白ではタイミングが物を言うのです。
告白にベストなタイミングを見極められれば、成功する確率をぐっと上げることができます。
タイミングが早すぎると失敗しやすい
告白のタイミングが早すぎると、失敗のリスクが高くなります。
好きな人ができると、「とにかく自分の気持ちを相手に知ってほしい」という衝動や、「急がないとほかの誰かに取られてしまうかも…」という焦りを覚える人もいるでしょう。
しかし、相手の女性がまだあなたの人柄や魅力をよく知らないうちに告白してしまうと、「好意は嬉しいけど、まだどんな人なのか分からないから」「無駄に待たせるのも悪いし、とりあえず断っておこう」というように、受け入れてもらえない可能性が高くなります。
待ちすぎると友人枠になってしまう
タイミングを計ろうとするあまりに、告白までに時間をかけすぎるのもよくありません。
せっかく脈あり状態だったとしても、いつまでもあなたからのアクションがないと、相手の女性の気持ちが冷めてしまうおそれがあります。
彼女にとって、あなたと過ごす時間が刺激的でドキドキする非日常から、ありふれた日常の一部に完全に変わってしまうと厄介です。
一緒にいて安心できる間柄はとてもすてきですが、付き合う前にそうなってしまうのは避けるべきでしょう。恋人候補から友人枠に移されてしまうかもしれません。
告白に適したタイミングとは？
どのようなタイミングであれば、告白の成功率を上げられるのでしょうか。告白に適したタイミングの具体例を見ていきましょう。
彼女の恋愛対象に入ったとき
告白を成功させたい人が選ぶべきタイミングは、実はとてもシンプルです。
相手の女性が自分に好意を持ってくれているときに告白すれば、OKをもらえる可能性が高くなります。つまり、告白の成功率を上げたいのであれば、イチかバチかではなく相手の恋愛対象にしっかりと入った後で告白するべきなのです。
恋愛対象として見ていなかった人から告白されたとき、それがきっかけで異性として意識するようになったというケースは確かにあります。しかし、これはいわば当たって砕けろの精神で行うギャンブルのようなもので、本当に砕けてしまう確率も高いでしょう。
告白する前にまずは相手の女性との交流を増やし、心の距離を縮めておくことが大切です。
脈ありなのか確認する方法
では、女性が自分に好意を持ってくれているかどうかは、どのように判断すればよいのでしょうか。
残念ながら、相手の心の中を読むことはできません。しかし、あなたに対する態度や行動をよく観察することで、脈ありかどうかを推測することは可能です。
例えば、デートの誘いを何回も受けてくれるようであれば、脈ありの可能性が高いでしょう。一度きりであれば義理でOKすることもあるかもしれませんが、2度目、3度目となれば憎からず思ってくれているはずです。
または、相手の女性の友人と交流があるなら、協力を仰いでそれとなく彼女の気持ちを確かめてもらうのもよいでしょう。こちらはより直接的で、確度の高い手段です。
時間帯は夕方から夜がベター
告白する時間帯で迷ったら、夕方から夜の時間帯を選びましょう。
心理学に『暗闇効果』というものがあり、人は周囲が暗いと不安感が増して「誰かに寄り添いたい」という人恋しさが高まるといわれています。
夕日や夜景を眺めながらの告白が、昔からロマンティックなシチュエーションとして定番となっていることには、理由があったのです。
また、仕事や学業などの日中の活動を終えた夕方以降の時間帯は、疲労感と開放感から、昼間よりも心の声に従いやすい状態になっているというのもポイントです。
告白の成功率を上げる場所・セリフ
告白に際して、タイミングに次いで重要なのが場所とセリフ選びです。基本的な考え方を把握してベストな条件で告白することで、成功率をアップさせましょう。
2人きりになれる場所がベスト
告白するなら、2人きりになれる場所がよいでしょう。
理由の一つとしては、そのほうがムードが高まるからです。ほかに人目がなければ、お互いの存在に集中できます。
人の多い場所だと、相手の女性は周囲の視線が気になって、あなたからの告白に集中できないかもしれません。また、辺りが騒がしいと、せっかく用意した告白のセリフを聞き逃されてしまう可能性もあります。
好きな人に告白するには、一世一代の覚悟が必要なものです。大切な告白の瞬間を邪魔されないためにも、2人きりになれる空間を選ぶようにしましょう。
セリフはシンプル・ストレートに
告白のセリフはシンプルかつストレートなものがベストです。
相手のことが「好きだ」というあなたの気持ちと、「だから付き合ってほしい」という意思がしっかりと伝わりさえすれば、あとの細かなセリフは大きな問題ではありません。
極端にいえば「好きです。付き合ってください」だけでも十分です。重要なのは、あなたの真剣さを彼女に感じ取ってもらうことです。
遊びやノリで言っていると思われてしまっては台無しなので、恥ずかしくてもふざけたりおどけたりするのは避けましょう。誠実な態度で気持ちを伝えて交際を申し込むのが成功率を上げる秘訣です。
「付き合ってください」までが告白
これは意外と盲点なのですが、「好きです」と伝えたら「付き合ってください」まで言い切ることを忘れないようにしましょう。
「好きです」のみで止まってしまうと、相手の女性は「そうなんだ」「それで？」となり、返答に困ってしまいます。「付き合ってほしい」という要望を受けて初めて、相手は答えを返せるのです。
告白する際には「好きです」という気持ちの表明だけではなく、『自分がどうしたいのか』『相手にどうしてほしいのか』まできちんと伝えるようにしましょう。好きという気持ちの投げっぱなしにならないよう、注意が必要です。
告白のタイミングを逃した場合
告白のタイミングを逃したからといって、諦める必要はありません。告白に適したタイミングは一度きりではないからです。
ここでは、告白のタイミングを逃してしまった場合のリカバリー方法をご紹介します。
イベントに合わせて告白する
告白のタイミングを逃してしまい、次の機会を見つけられずに困っているなら、季節のイベントに合わせて再挑戦することをおすすめします。
特に、クリスマスやバレンタインなどの恋人たちが主役となるようなイベントの前は、世間的にも恋愛ムードが一気に盛り上がります。相手の女性の「恋がしたい」「恋人が欲しい」という気分が高まるタイミングを狙って、勝負をかけるとよいでしょう。
イベント期間はお祭りやイルミネーションなど、ロマンティックな告白にぴったりのデートスポットが増える点も大きなメリットです。
気持ちを切り変えてもう一度挑戦
一度タイミングを逸してしまうと、なかなか次の一歩を踏み出しづらくなるものです。「今さら言い出せない」「もう友達としか見られていない気がする」など、さまざまな不安が押し寄せているかもしれません。
そういうときは、考え方を変えてみましょう。準備期間を得たと思って、ゆっくりと最高のデートプランや告白プランを練ってみるのも得策です。リフレッシュして気持ちを切り替えられたら、満を持して再挑戦しましょう。
告白には確かに勇気が必要ですが、ずっと気持ちを秘めたまま悶々とするよりも、思い切って先へ進んだほうがスッキリするのは間違いありません。
女性から告白してほしい？対策方法
自分から告白するのではなく、相手の女性から告白してほしい場合はどうすればよいのでしょうか。女性から告白してもらうための具体的な方法をお伝えします。
さりげなく好意を匂わす
「君と一緒にいると楽しい」「君とはすごく話が合う」など、直接的な表現は避けつつ、さりげなく好意を匂わせるような言葉を伝えてみましょう。
相手の女性に「彼はわたしのことが好きなのかも」と期待を持たせつつ、確信までは抱かせないのがポイントです。「あの人の真意が知りたい」「はっきりした気持ちを確かめたい」と思った彼女が、思い切って告白してきてくれることを狙いましょう。
あまりあからさまに好意を見せすぎると、彼女のほうがあなたからの告白待ちの状態になってしまうので、さじ加減には注意してください。
告白しやすい雰囲気を作り出す
男女を問わず、告白には大きな勇気が必要です。相手の女性から告白してほしいのであれば、告白という行為に対するハードルをできるだけ下げてあげることがポイントです。
周囲の目を気にしなくていいように2人きりの空間に誘ったり、デートの時間帯をムーディーな雰囲気になりやすい夜にしたりと、相手にとって告白しやすいシチュエーションを用意しましょう。
「君が彼女なら毎日楽しそう」「こんなことは君にしか話せない」など、あなたにとって彼女が特別な存在であることを、普段から遠回しに伝えておくのもおすすめです。
線引きをきちんとすることも重要
友達以上恋人未満の関係でいる期間が長くなると、その状態に落ち着いてしまいがちです。いったん関係性が固定化されてしまうと、次のステップに進むことが難しく感じられることもあるでしょう。
そういうときには、あえて『自分たちは恋人ではない』ことを相手に意識させ、線引きをはっきりさせるのも一つの手です。
「クリスマスのイルミネーションを一緒に見に行きたいけど、そういうのは恋人同士で行くものだよね」「最近よく一緒にいるけど、彼氏でもないのに悪い気がする」といった言葉は、相手の女性に『友達と恋人の違い』をあらためて認識させることになります。
そうすることで、現在のどっちつかずな状態を脱して、明確な恋人同士になりたいと思わせるきっかけにするのです。
まとめ
告白の仕方に絶対の正解はありません。とはいえ、いくつかのポイントをチェックしておくことで、告白の成功率を上げることはできます。
ベストなタイミング・シチュエーションを見極めることで、あなたの気持ちを最高の形で伝え、意中の女性との関係を一歩先へ進めましょう。
