気になる相手がかまってちゃんかも?彼女の心理と原因、対処法とは

目次1 かまってちゃんとは?2 かまってちゃんな彼女の特徴3 かまってちゃんになる原因とは4 かまってちゃん彼女への対処...


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かまってちゃんは甘えん坊で頻繁に連絡する寂しがり屋ですが、依存しやすい性格や自己肯定感の低さ、幼少期の出来事が理由となっている場合があります。彼女がかまってちゃんなら、特徴と原因、対処法を知って、愛情を持って接してあげてはいかがでしょうか。

かまってちゃんとは?

可愛い人だと思って近づいてみたら、周りに迷惑をかけたり、やたら自分に注目を集めたがったりして面倒な人だった、という経験はありませんか?

大人になっても周りの気を引こうとする人を「かまってちゃん」と呼びます。具体的にどんな特徴があるのかを見ていきましょう。

承認欲求が強い人のこと

承認欲求が強いのはかまってちゃんの特徴といえます。『人に褒められたい』『認められたい』という気持ちが人一倍強く、自分の行動や成果を周囲に猛アピールします。

「○○をやっておいてあげたよ」「この結果が出たのは私が○○したからだよ」など、自分の手柄を主張して「凄いね」という言葉を周囲から引き出そうとするでしょう。

さらに、常に自分が話題の中心にいなければ我慢できず、周囲が自分の思うようにちやほやしてくれないと、ふてくされて不機嫌になることも多くあります。

女性のかまってちゃんがよく話題になりますが、男性のかまってちゃんも一定数存在します。

寂しがり屋な面も

かまってちゃんは、寂しがり屋な面もあります。周囲にアピールしても思うように構ってもらえないと、自分は求められていないのでは?と感じて落ち込んでしまうのです。

常に誰かしらに絡んでいたり、恋人に頻繁に連絡することを求めたりする行動も、自分の寂しさを埋めたいという気持ちからきています。

かまってちゃんは、一人でいることに耐えられない人が多く、常に誰かに注目され、構っていてもらえないと、気持ちが不安定になるでしょう。

かまってちゃんな彼女の特徴

主に注意を引きたい相手は、当然恋人であるあなたになります。それでは、かまってちゃんの彼女によく見られる特徴を見ていきましょう。

基本的に甘えん坊

かまってちゃんな彼女は、基本的には甘えん坊な性格をしています。常に誰かに頼ったり、お願いごとをしたりするでしょう。

恋人であれば、甘えられると悪い気はしません。最初のうちは「甘え上手な彼女だな」と嬉しいものです。

しかし、かまってちゃんの甘えん坊な性格は、自分に注目してもらうことが目的となっているため、際限がありません。

毎日のように頼られたり、側にいることを求められたりすると、彼女の甘えは単に自立できていないだけだと思うようになるでしょう。

連絡頻度が高い

かまってちゃんな彼女は、常に注目されていたい、誰かとつながっていたいという思いが強いため、彼氏には頻繁に連絡することを求めます。

必要な連絡以外にも、ほんの些細な報告や質問を大量に送ってくることがあるでしょう。

ちょっとでも連絡に空白ができたりすると、かまってちゃんな彼女は不安がってますます連絡を増やしてきます。

彼女の不安を解消してあげたい、連絡が苦ではないという彼氏なら問題ありませんが、人によっては束縛を感じるほどの連絡頻度でしょう。

流されやすい

かまってちゃんの彼女は、常に誰かに側にいてほしい、ちやほやしてほしいという思いから、流されやすい性格をしています。

「この人なら自分をかまってくれる」と確信すると、彼氏がいてもつい誘いに乗ってしまうことがあり、浮気に発展してしまうこともあるかもしれません。

ただし、かまってちゃんが浮気をするのは、恋人が自分に注目してくれない寂しさからくるものであり、本人が根っからの浮気性だというわけではありません。

あくまで、今の恋人とのコミュニケーション頻度に不満があるときに流され、関係を持ってしまうのです。

かまってちゃんになる原因とは

かまってちゃんは周囲を振り回して負担を掛けがちな性格だということは分かっていただけたのではないでしょうか。

しかし、そもそも人がかまってちゃんになるのは原因があるのです。かまってちゃんになる原因の代表を三つ解説します。

依存しやすい

かまってちゃんになる原因としてまず挙げられるのは、相手に依存しやすい性格です。かまってちゃんは、不安やストレスにさらされたときに、自分一人で解消する方法が分かりません。

趣味や仕事などを利用し、自分の中で気持ちを処理するという方法ではなく、周囲の誰かに自分の不安やストレスを取り除いてもらう方法しか選べないのです。

そのため、心が不安定になるたびに人に頼り、満足感を与えてもらう必要があります。

かまってちゃんは、誰かに近くにいてほしいと思い、いない不安を解消するために誰かを呼び寄せます。常に誰かがいなければ自分を保てないのです。

自己肯定感が低い

自己肯定感の低さも、かまってちゃんになる原因です。自分で自分を褒めてあげるということができず、自分の存在価値を信じることができません。

そのため、誰かに「あなたは大切だよ」「価値のある人だよ」と言葉をかけてもらえなければ、不安でいっぱいになってしまいます。

他人から評価されることでしか、自己肯定感が得られないようになっているのです。

人から認められることで、かまってちゃんは活力を得ることができます。自分を肯定することで、良好な恋愛関係や仕事・勉強での結果を出すことができるのです。

幼少期に問題がある場合も

人がかまってちゃんになる原因として、幼少期の出来事に問題がある場合も見られます。

子どものころに周りの大人から十分に愛情を得られないと、自己肯定感が低くなり、承認欲求が人一倍強くなってしまうのです。

例えば、親の教育が厳しくて褒められる機会が少なかったり、そもそも子どもの存在に無関心だったりすると、子どもは愛情を与えられないことにストレスを感じます。

何とかして親に注目してもらいたい、という寂しい思いが強くなると考えられます。

そのため成長しても、周囲の人の愛情を確認したいあまり、かまってちゃんな大人になってしまうのです。

かまってちゃん彼女への対処法

彼女のことが好きであれば、たとえかまってちゃんだとしても、何とかして彼女の不安を取り除き、満足させてあげたいと思う人も多いでしょう。

彼女がかまってちゃんな場合、交際中はどんな行動をすればよいのかを解説します。

きちんと褒めて承認欲求を満たす

かまってちゃんな彼女に対しては、基本的にきちんと褒めて承認欲求を満たしてあげることが大切です。

恋人同士という関係性であれば「彼女を愛して、いつも注目している」と感じさせることがポイントになります。

例えば、彼女がメイクやネイル、髪形を変えていれば、いち早く気づいて「似合ってるよ」と褒めてあげましょう。

新しい服を着ていたり、見慣れないバッグや靴などを持ったりしていれば「それどうしたの?」「可愛いね、どこで買ったの?」と気にかけてあげるのです。

ここで重要なのは、彼女を褒めると同時に、普段とのとの違いを見抜いてあげることにあります。

ちょっとした変化にも気づけるということは、常に彼女を見ているという安心感を与えるでしょう。

連絡はできるだけこまめに

かまってちゃんな彼女に対しては、連絡をこまめに入れましょう。

連絡の頻度が落ちると、「愛されていないのでは?」と感じ、不満を募らせます。場合によっては、ふらふらと他の人に目移りしてしまうかもしれません。

彼女がLINEしてきたら、なるべく早めに返信してあげることをおすすめします。

仕事などでどうしても連絡できない状況にある場合は「今は忙しいから、10分後にLINEする」とひとまず連絡するのもよいでしょう。

ただし、彼女の相手を常にし続けていては、こちらの身が持ちません。

おすすめは、時間があるときには彼女からの連絡に返事するだけでなく、自分から自発的に連絡し、彼女をしっかり構っておくことです。

時には叱ることも重要

かまってちゃんな彼女が度を過ぎた行動をしたときには、しっかり叱ることも彼氏の役目だと考えましょう。

かまってちゃんな彼女は、注目してほしいと思うあまり、大量の連絡を入れてきたり、ケンカを仕掛けてきたりして、彼氏の愛情を確認しようとします。

エスカレートすると自分を傷つけてみせたり、「構ってくれないなら浮気するかも」と裏切りを匂わせるような言葉を発したりすることもあるのです。

彼女が間違った行動をしたら、怒りを感じたとしても諭すように叱る方が効果的です。叱った後はちゃんとフォローすることで、お互いの距離感を図る助けにもなります。

かまってちゃん彼女へのNG行動

かまってちゃんな彼女に対して、彼氏として避けておきたい行動がいくつかあることも押さえておきましょう。

NG行動をとると、彼女の行動がエスカレートしたり、破局やトラブルにつながったりするため要注意です。

わがままをすべて受け入れる

かまってちゃんの彼女のわがままを否定することなく、全て受け入れるという行動は、一見愛情に溢れた行為に思えますが、彼女のためにも自分のためにもならないNG行動です。

かまってちゃんの彼女は、自分が望んだとおりに構ってくれる彼氏に対して際限なく依存してしまう傾向があります。

平日仕事中にどんどん連絡を入れてきたり、真夜中に突然「会いたい」と言い出したりするなど、次々に要求するようになるかもしれません。

一度受け入れたわがままは、次も受け入れなければ彼女は不安になります。さらに、彼女は前回よりももっと大きな要求をしてくるようになるため、いずれ彼氏のあなたのキャパシティを超えてしまうでしょう。

自分に受け入れられるわがままと、受け入れられないわがままの線引きをしておくことが大切です。

連絡を後回しにする

かまってちゃんの彼女の連絡を後回しにすると、彼女は不安を募らせます。

「自分への愛情が薄れたのでは?」「会っていない間に浮気しているのでは?」と疑心暗鬼に陥るのです。

連絡を一つ後回しにすると、不安に駆られた彼女が次々連絡をしてきます。最初に来た連絡にまず返事を返しておくのが無難です。

彼女の不安を緩和しつつ、連絡のペースの主導権を自分で握るために、彼女にあらかじめスケジュールを伝えておくのもよいでしょう。

例えば「平日は18時まで仕事で連絡できない」「20時には夕食を終えてゆっくりしているから連絡できる」と教えておくのです。

連絡を後回しにしなくても済む状況を、自分で作っておくようにしましょう。

まとめ

かまってちゃんは、承認欲求を誰かに満たしてもらいたい寂しがり屋さんです。甘えん坊で連絡が多く、彼女にすると負担に感じることもあるかもしれません。

しかし、かまってちゃんになるのは依存しやすい性格や自己肯定感の低さ、子どものころの経験に原因があることが多いのです。愛情を持って受け入れて、頻繁に褒めたり、連絡をこまめにしたりして良好な恋人関係を築きましょう。