付き合う前に手をつなぐ女性心理とは?自然に手をつなぐ方法はある?

目次1 付き合う前に手をつなぐ女性心理2 手のつなぎ方もチェックしておこう3 好きな女性と手をつなぐ方法4 手をつなぎや...


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まだ付き合っていない女性から手をつながれると、「どんな気持ちなのだろう」と戸惑ってしまうものです。そんなときの女性の心理を解説します。女性と自然に手をつなぐ方法やシチュエーション、注意点などにも触れるので、これからのデートに役立てましょう。

付き合う前に手をつなぐ女性心理



好きな女性とのデート中、付き合う前であるにもかかわらず、女性から手をつないでくることがあります。

この場合、女性が手をつなぐのはどのような気持ちからなのでしょうか?考えられる心理を3パターン紹介します。

あなたのことが好き

まず、手をつないでくる女性の心理として考えられるのが『あなたのことが好き』というアピール心です。

相手に好意を寄せていると「手をつなぎたい」という思いに駆られることは珍しくありません。性別に関係なく、全く興味のない相手に行うことはないため、少なくともあなたに好意がある証といえるでしょう。

例えば、相手のふとした表情や言動に「好き」という気持ちがあふれたときや、何となくでもお互いに好意があることが分かっていてデートしているときは、自然な流れで手をつなぐことがあります。

腕を組むのと違い、ちょうどよい距離感でスキンシップができるのも、女性から手をつないでくる理由といえるでしょう。

寂しい・友達として

女性の中には、『寂しさを埋めるため』や『友達感覚』から、手をつないでくる人もいます。

「誰かに甘えたい」と感じたとき、その気持ちを解消する手段として手をつなぐことがあるのです。スキンシップで人の温もりを感じ、安心したいのです。

また、自覚している・していないにかかわらず、普段から人との距離感が近かったり、ボディタッチが多かったりする女性もいます。

この場合、女友達と接するのと同じ感覚で、特に恋愛感情がなくても手をつないでいます。相手の性格やその場の雰囲気から判断する必要があるケースです。

あなたの気持ちを確かめている場合も

中には、手をつなぐことで『あなたの気持ちを確かめたい』という心理が隠れていることがあります。

付き合う前は、お互いの気持ちを確認していない状態なので、「私のことをどう思っているのだろう」「相手の気持ちを知りたい」と感じることは少なくありません。

とはいえ、相手の気持ちをストレートに聞くには大きな勇気がいるものです。言葉で聞いてしまったがために、予想外の返答が返ってきて傷つく、という状態は避けたいと感じる女性は多いことでしょう。

そこで、手をつなぐという行為をしたときのリアクションで気持ちを確かめようとしているのです。

手のつなぎ方もチェックしておこう



一口に『手をつなぐ』といっても、つなぎ方にはいろいろなスタイルがあります。どのようなつなぎ方があるのか確認しておきましょう。

指先つなぎ

お互いの指先1~2本だけをつなぐのが『指先つなぎ』です。

初々しさや青春のイメージがあり、端から見たときに「微笑ましい」「かわいらしい」と感じさせるつなぎ方です。

自分の指先を握っている彼女を「愛おしい」と感じる男性も多く、女性も男性から指先つなぎをされると、「照れながらも手をつないでくれている」とうれしく感じるでしょう。

また、指先つなぎは触れ合っている面積は少なくても、指先だけでもつながっていたいという心理が見え隠れしています。ちょっと照れや恥ずかしさを感じている場合にも使われるつなぎ方です。

手のひらつなぎ

ごく一般的なのが、指を絡ませずに手のひらを重ね合わせる『手のひらつなぎ』です。

付き合う前や付き合い始めのカップルに多いスタンダードなつなぎ方で、お互いに好意がある場合が多いでしょう。

また、手の甲が上側か下側かによって、心理状態が異なるといわれています。

手の甲が上側の場合は「リードしたい」、下側は「リードされたい」という気持ちの表れです。

女性から手をつないできたときに手の甲が上側だったならば、より積極的にアプローチしている心理なのかもしれません。

恋人つなぎ

『恋人つなぎ』は、お互いの指と指を絡めて手のひらを重ねるスタイルです。

ほかのつなぎ方よりも肌の密着度が高く、関係が深まったカップルに見られるつなぎ方になります。

多くの女性にとって特別感のあるつなぎ方で、「恋人としかしたくない」と思う人も少なくありません。

そのため、相手の女性から恋人つなぎをしてきたときは、あなたに好意を抱いている可能性が高いでしょう。

好きな女性と手をつなぐ方法



デート中に男性側がリードする形で、女性と手をつなぎたい場合はどうすればよいのでしょうか?

代表的な三つの方法を紹介するので、自分に合う方法を試してみましょう。

「手をつなごう」と自然に誘う

まずは、自然な形で「手をつなごう」と声を掛ける方法です。

待ち合わせ場所で会ったときに、エスコートする形で声を掛け、サッと手を差し出すと自然な流れでつなぎやすいでしょう。

水族館や美術館デートなら、館内に入るタイミングで声を掛けるとスムーズです。

ただし、初デートでいきなり「手をつなごう」と言われると戸惑う女性も少なくありません。男性側も勇気を出して声を掛けるのですから、快くOKしてもらえるよう、ある程度親しくなってからにしましょう。

移動中につなぐのがおすすめ

移動中は、自然な形で手をつなぎやすいタイミングです。

横に並んで歩いているので手をつなぐのに不自然ではなく、何かと理由を付けやすいためハードルが低いのです。

何度かデートを重ね、お互い親しくなった相手とショッピングモールやイベントなど、人の多い場所に出かけたときや、横並びで歩いていてふと手が触れ合ったタイミングなど、さりげなく相手の手に触れてみましょう。

離れるなど嫌がるそぶりがなければ、そのまま手をつないでしまってOKです。急につないだ手にお互いドキドキしながらデートが楽しめるでしょう。

デートだから当然という顔だとスマート

『デートでは手をつなぐもの』という感覚で、堂々とスマートに手をつなぐのも一つの方法です。

「せっかくのデートだし」のように明るくポジティブなイメージでリードすると、自然な流れになります。

待ち合わせ場所で会ったときにアクションを起こすとスムーズですが、状況によってはタイミングを逃してしまうことも考えられます。

そのようなときは、ふと会話が途切れたタイミングに声を掛けてみましょう。あなたの気持ちを察してくれて、自然と手をつなげる可能性が高くなるでしょう。

手をつなぎやすいシチュエーションも確認



どのようなシチュエーションだと、自然と手をつなぎやすいのでしょうか?できるだけスムーズにつなげるように確認しておきましょう。

人ごみの中を移動するとき

デートでは、人気のデートスポットやイベントなど、人が多い場所に出向くことは多いものです。

人ごみの中を移動するときは、『はぐれやすい』という口実ができるため、手をつなぎやすいシチュエーションです。

「はぐれちゃうから」「こっちだよ」のように声を掛けて、手を差し出すとスマートに手をつなげるでしょう。

女性側も、「見失ってしまうかも」と不安に感じている場合が少なくありません。

不安感を察してくれたと感じ、『やさしい人』『気遣いのできる人』のように好印象を与えられるでしょう。

電車の乗り降り・坂道などエスコートとして

外国映画で、男性が女性に手を差し伸べてエスコートしているシーンを見たことがある人は多いでしょう。

女性に対して気遣いができているからこそできる手の差し伸べ方なので、このようなシーンに憧れを抱く女性も少なくありません。

混み合った電車の乗り降り・段差のある場所・坂道などは自然なエスコートがしやすい場所です。

「危ないから」「気を付けて」とサッと手を差し伸べてスマートに手をつなげば、気遣いのできるやさしい大人の印象も与えられるでしょう。

寒い季節に手を温めるためにも

寒い季節のデートでは、指先が冷えてしまうことがあります。この寒さを生かし、『手を温める』という口実で手をつなぐのもおすすめです。

女性から「寒いね」という明確な言葉がなくても、手をこすり合わせていたり、手に息を吹き掛けていたり寒そうなそぶりを見たときも、手をつなぐチャンスです。

「寒そうだね?」「大丈夫?」と、さりげなく手をつないでみましょう。

冬場に限らず、暑い夏でも冷房で手が冷えることもあります。レストランや映画館など、屋内でのデートの後は冷えていることも考えられるため、意識して女性の行動を観察してみるとよいかもしれません。

「寒い?大丈夫?」と聞かれれば、「自分のことを気に掛けてくれている」と女性に好印象を持ってもらえるでしょう。

手が自然に触れ合った瞬間もおすすめ

心の距離が縮まると、物理的な距離も近くなるものです。横に並んで歩いているときや、物を拾ったりするタイミングで自然と手が触れ合う機会も増えていくことでしょう。

このように、お互いの手が触れ合った瞬間は、そのままの流れで手をつなぐのに適したタイミングでもあります。

歩いているときであれば、そのまま横並びになってしまえばお互いの顔を見なくて済むため、恥ずかしさも軽減できるでしょう。

手をつないだときに分かる相性とは



手をつないだときに、どのような感情が芽生えるかによって、相性の判断ができるといわれています。具体的にどのように相性が分かるのでしょうか?

ずっと手をつないでいたいと思えるか

手がつなぐことは肌が触れ合うスキンシップに含まれるため、『ずっとつないでいたい』と思える人とは相性が良いといわれています。

具体的には、『心地良い』『落ち着く』『安心感がある』『うれしい』など、ポジティブな感情です。

握ったときのフィット感がよく『しっくりくる』という感覚は、お互いの好相性を現しているといえるでしょう。

違和感がある場合は相性が悪いかも

逆に、『心地悪い』『落ち着かない』『不快感がある』『違和感がある』と感じる場合は、相性が悪い可能性があるでしょう。

たとえ相手のことが好きでも、手をつないだときにしっくりこないということもあります。

相手の体温や湿り気など理由がはっきりしているケースもありますが、本能的な感覚が強いため、特にこれといった理由がないことがあるのです。

また、デートを重ねるうちに手をつなぐことに不快感を抱くようになることがあります。そのようなときは、関係が良好ではなかったり、気持ちが冷めつつあったりする可能性が考えられます。

好きな女性と手をつなぐときの注意点



好きな女性とは、できるだけスムーズに手をつなぎたいと思うのではないでしょうか?失敗しないために注意点を三つ紹介します。

「つないでもよい?」と相手に判断をゆだねない

無言でいきなり手をつなぐのはNGですが、だからといって相手に「つないでもよい?」と聞くのもやめましょう。

女性の判断にゆだねる形になり『リードしてほしい』ような情けない印象を与えてしまいがちです。

「拒否されるかもしれない」と不安になる気持ちも分かりますが、小さい声やモジモジしている姿は自信がなく見え、逆に不安感をつのらせることにもつながります。

たとえ、女性の心の準備ができておらず断られたとしても、堂々と「手をつなごう」と言われた方が『男らしい』『頼れる』と好印象が残るでしょう。

手汗びっしょりな状態でつながない

男女関係なく、緊張していると手汗をかいてしまう人は珍しくありません。

特に付き合う前のデートは、相手のことを深く知っているわけではないため、緊張しやすい心理状態です。

緊張して手汗をかいてしまうのは自然現象ですから仕方のないことです。

しかし、手がびっしょりな状態でつながないようにしましょう。相手に不快感を与えてしまいます。手をつなぐ前には、ハンカチで手汗を拭くようにしましょう。

逆に、手が乾燥し過ぎてカサカサしているのも心地良くないため、乾燥がひどい人は日頃からハンドクリームで保湿をしておくなど、ケアしておくことも大切です。

いきなり恋人つなぎをしない

『恋人つなぎ』は密着度が高く、親しくなったときにするという感覚の女性は多いものです。そのため、いきなり恋人つなぎをするのは避けた方がベターです。

手をつなぐこと自体大きなステップであるのに、いきなり親密度の高いつなぎ方をされると、「下心があるのかも」と警戒されてしまうこともあるでしょう。

2人の距離を縮めるどころか、心が離れてしまう原因になることもあります。

また、普通のつなぎ方から恋人つなぎに変えるときも、相手との距離感を見極めることが大切です。

手をつなぐことを拒否されたときは?



必ずしも相手が手をつなぐことを受け入れてくれるわけではありません。拒否されたときは、どのように対処すればよいのでしょうか?

ひとまず時間をおいて冷静に

「嫌われたかも」と不安な気持ちに駆られるかもしれませんが、手をつなぐことを拒否されたからといって、相手に嫌われたとは限りません。

特に出会ってから間もないのであれば、タイミングがずれていただけの可能性が高いでしょう。

人それぞれ感覚が違うものですし、相手はまだ心の準備ができておらず、戸惑ってしまっただけかもしれません。ひとまず時間をおいて冷静になることが大切です。

相手を好きな気持ちが強いほど、先を急ごうとしてしまいがちですが、焦れば焦るほど、相手との温度差やペースの違いが生まれやすくなってしまいます。

相手への気遣いを忘れずに、2人のペースを意識してゆっくりと関係を育んでいくことを心掛けましょう。

人目がある場所でつながないようにする

拒否された理由が『手をつなぐのが恥ずかしいから』という場合もあります。

手をつなぐことを「うれしい」と感じる反面、人に見られるのが「恥ずかしい」と感じる女性は少なくありません。

また、付き合う前の段階で手をつなぐことに抵抗感がある人もいます。友人や会社の人に見られて「昨日の人、彼氏?」などと詮索されると、返答に困るという心理が働いていることもあります。

恥ずかしさが理由の場合は、人目がある場所ではつながないようにすることで解決できるでしょう。

まとめ

女性から手をつないできたときは、『好き』という気持ちや『相手の気持ちを確かめたい』という心理が考えられます。

人ごみを移動するときや電車の乗り降りなどエスコートが必要なときなどは、スムーズに手をつなぎやすいタイミングです。相手に不快感を与えないように、手汗やつなぎ方に注意して、手を差し出しましょう。

また、拒否されたからといって必ずしも脈がないわけではありません。『時間をおく』『人前ではつながない』など、状況に合う対処法を試してみましょう。

一般的に『付き合う前に手をつなぐ』という行為は次へのステップの足掛かりです。関係が一歩前進しているという実感が持てれば、恋人関係になれる日も近いかもしれません。