マンネリとは何が原因?彼女との関係をもう一度立て直す方法

目次1 マンネリとは?2 マンネリ化してしまう原因3 マンネリ化したカップルの特徴4 マンネリ化しやすいカップルの特徴5...


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マンネリとは、関係性に飽きを感じている状態を指します。連絡頻度が減ったり、外見に気を使わなくなったりして恋人への興味が失われているようであれば要注意です。マンネリ化の原因と、マンネリ化しやすいカップルの特徴、対策法を解説します。

マンネリとは?



付き合い始めた当初はあれほどドキドキしていたはずが、最近2人でいても気持ちが高揚しない…そんなときには「もしかしてマンネリ化かも?」という不安が頭をよぎるのではないでしょうか。

そもそもマンネリとは具体的にどんな意味を持っているのでしょうか。正しく把握しておきましょう。

マンネリの意味

もともとマンネリとは『マンネリズム』を略した言葉であり、芸術分野の用語です。

マンネリズムとは、同じ行動や形式に固執し、惰性のように繰り返されることで、新鮮さや独創性が感じられないことを意味する言葉です。

マンネリズムの持つ『退屈』『飽き飽きしている』というニュアンスが、カップルの関係性を表すときにも使われるようになりました。

主に、デートや相手の存在そのものに、刺激を感じられなくなり、つまらないと感じるようになる現象を指しています。

倦怠期との違い

マンネリと同じような意味を持つ言葉として認識されているのが『倦怠期』です。

しかし、単なる行動の慣れによって飽きを感じるマンネリと比べて、より深刻な状況を指します。

倦怠期という言葉は、物事に飽きて嫌になる、飽き飽きしているという意味です。

つまり、倦怠期とはデートや付き合い方ではなく、相手に対して飽きや煩わしさを感じるようになった状態といえます。

例えば、「夫を見ているだけでなぜかイライラする」「妻とやりとりしているだけでうんざり」など、倦怠期にはネガティブな感情まで加わっているのです。

倦怠期は主に夫婦間で使われることが多い言葉ですが、付き合いが長いカップルに対しても使われることがあります。

マンネリ化してしまう原因



これからも長く付き合い続けたいと思うカップルにとって、マンネリは望ましくない状況です。

そもそもマンネリ化してしまうのは何が原因なのでしょうか。代表的なものを三つ解説します。

お互いに受け身になっている

マンネリ化は主に、カップル同士がお互いに受け身になっていることで生じます。

自分の意見を言うのが苦手で相手の言うことにばかり従っていたり、イベントやサプライズは相手にしてもらうばかりだったりという、受け身の自覚がある人は要注意です。

相手が行動を起こすことが当たり前で、自分からは行動を起こせないという恋人関係は、片方に負担が大きくなります。

徐々に相手も「面倒だな…」「自分ばかり行動していてもつまらない」と考えるようになり、いつしか2人とも何もしなくなってしまうでしょう。

慣れたことで恥がなくなった

カップル同士が長く一緒にいることで、まるで家族のような距離感になってしまい、恥じらいを失ってしまうことで倦怠期を感じるケースもあります。

同棲中にパンツ1枚で部屋をうろうろしたり、トイレの扉を開けたままにしていたりと、相手の存在に慣れ過ぎてだらしがない行動をしてしまってはいないでしょうか?

全てをさらけ出すような行動をしていると、相手は「恋人として意識されていない」と感じてガッカリしてしまいます。

「異性として、この人のことは全て知ってしまった」と思ったとたん、急に恋人関係がつまらないものに感じてしまうでしょう。

きちんと本音で話せていない

一方で、相手に気を使い過ぎるあまり、きちんと本音で話せないという関係性も、カップルにマンネリをもたらします。

相手のライフスタイルや生活習慣・性格・クセに不満を感じているにもかかわらず、相手の気を悪くしないようにと我慢してはいないでしょうか。

お互いに本音で語り合えない関係は、どこか壁を感じてしまい本当の意味で進展することはありません。

恋人同士の関係が深まることなく、お互いの本当に好きなものややりたいことが分からないまま表面上の付き合いが続き、いつしかマンネリ化していくのです。

マンネリ化したカップルの特徴



マンネリの意味と原因については理解できても、実際に自分や周囲のカップルに当てはまるかどうかは判断しづらいのではないでしょうか。

ここでは、マンネリ化したカップルに具体的にどんな特徴が現れるのかを解説します。下記のような行動が見られている場合は注意しましょう。

お互いに連絡頻度が減少

カップル間での連絡頻度が減少している場合は、マンネリ化している可能性が高いです。

順調な関係のカップルは、会話できればうれしく、一緒にいるだけで小さなことにも幸せを感じるものです。

しかし、恋人と会えない・会話できない状態でも寂しくないという心理になっている場合、コミュニケーションをとることの必要性を感じなくなってしまいます。

直接会うことを面倒だと思うのはもちろん、電話やメールでの会話もどうでもよくなってしまうのです。

恋人と連絡することへの優先順位がどんどん低下している状況といえます。

相手に対する興味が薄くなる

マンネリ化したカップルは、相手に対する興味関心が薄れています。

長い間一緒にいることで、相手のことを知り尽くしたような気になってしまい、新しいことを知ろうとしなくなっていくのです。

例えば、一緒に食事をしているときに各々スマホをいじっているようなら、マンネリ化している可能性大といえるでしょう。

相手の食の好みや感想、最近の身の回りの話題にも触れないということは、相手のすることに興味がないし、興味も持てないと感じている状態なのです。

一緒にいるときも外見が適当になる

一緒にいるときの外見が適当になっている場合は、カップルにマンネリ化が訪れているといえます。

本来、「大好きな相手にはかわいく見られたい」「かっこよく思われたい」と考えるのが一般的です。

しかし、交際が長くなってくると、恋人に会うというイベントは、ごくありふれた出来事になっていきます。

一緒にいることが特別なことではなくなると、メイクやファッション、髪や爪の手入れに手抜きが見られるようになるでしょう。

マンネリ化しやすいカップルの特徴



長く一緒にいるからといって、全てのカップルがマンネリ化するわけではありません。マンネリになりやすいカップルにはいくつかの特徴があるのです。

マンネリ化しやすいカップルによく見られる大きな特徴を三つ解説します。

積極性が足りない

カップルの片方、もしくは両方に積極性が足りなければ、マンネリ化しやすいカップルかもしれません。

新しいデートコースやランチ・ディナースポットに興味が湧かず、2人で何かアクティビティーをするにも乗り気でない、そんなカップルの場合は新しい刺激を得られず、交際そのものに飽きてくるのです。

たとえカップルの片方が積極的だったとしても、相手が乗り気でなければデートが楽しいとはいえません。

デートの内容を惰性で決めるようになれば、本格的にマンネリ化していくでしょう。

恋愛経験が豊富で飽きっぽい

恋愛経験が豊富な人は、一見恋愛上手に思えますが、裏を返せば「同じ人と長くは続かず、常に新しい恋をしていなければ刺激を感じられない」ともいえます。

つまり、恋愛経験が豊富なカップルは、長く交際を続けているとマンネリを感じやすいといえるのです。

カップルのうちどちらか、もしくは両方とも恋愛経験が豊富で飽きっぽい性格をしている場合は、過去の交際と別れの原因を一度振り返った方がよいかもしれません。

共通で楽しむ趣味がない

共通で楽しむ趣味がないカップルも、マンネリ化しやすい傾向があります。

共通の趣味がないカップルは、一緒に同じことをして楽しんだり、共通の話題で盛り上がったりという機会がどうしても少なくなります。

一緒にいてもつまらない、話が盛り上がらないカップルは、ついついお互いが別行動をして時間を過ごすことになりがちです。

片方が野外スポーツをしている間、もう片方が室内でゲームをするという過ごし方をするカップルもいるでしょう。

一緒にいても話が合わなければ、デートの面白みやトキメキも薄れます。恋人ではなく、ただ一緒にいるだけの『友だち感覚』になってしまうのかもしれません。

ずっと仲良しカップル!マンネリの予防法



恋人とできるだけ長く良好な関係をキープしたいという人は、マンネリに陥らないための方法を事前にチェックしておきたいものです。

ずっと仲良しカップルでいるための、マンネリ予防策を解説します。

1人の時間も楽しむ

カップルのマンネリ化を防ぐためには、お互いに適度な距離感を保ち、1人だけの時間を確保するように心掛けることが大切です。

付き合いたてのころに、毎日のようにデートをしたり、同棲同然に恋人の家に入り浸ったりしているカップルは注意しましょう。あっという間に一通り相手のことを知ってしまい、飽きてしまいます。

また、相手に合わせ過ぎて自分を見失いやすい人は要注意です。自分の時間を削って相手に合わせていると、相手は「何でも自分に合わせてきてつまらない」と感じます。

自分だけの時間を積極的に大切にし、会ったときには刺激的な新しい自分をお披露目する、くらいの余裕を持ちましょう。

ちょっとしたサプライズで新鮮さを

マンネリを予防するには、ちょっとしたサプライズで常に新鮮な交際を心掛けることも大切です。

誕生日・クリスマス・バレンタインなどの定番イベントはもちろんのこと、相手が予想もしていなかったタイミングでイベントをすることはよい刺激になります。

サプライズを仕掛ける日に決まりはなく、毎回凝った仕掛けをする必要もありません。ちょっとした花束やケーキのプレゼント、普段はなかなか振る舞えない手料理のサプライズなど、ほんのささいなものでもよいのです。

言葉のサプライズもおすすめです。「日々感謝していること」「今までやってくれたことの中で特にうれしかったこと」「将来一緒にやりたい目標」など、語り合う機会を設けて、小さな思い出を積み重ねましょう。

だらしない姿は極力見せない

だらしない姿をさらけ出すことはマンネリ化を招きます。

自分の見た目や振る舞いに気を配ることは、相手に対して「自分に魅力を感じてほしい」というメッセージです。これを怠ることは相手に「恋愛感情が薄れている」とアピールするのと同意だと理解しましょう。

恋人に会うときは普段着ではなく、デート用の服を着用します。髪型やメイク、靴やバッグ等の小物も手入れしたものを使いましょう。

食事中に肘をついたり、口をあけてあくびをしたりという、ふとした仕草も要注意です。

常に気を張り続ける必要はありませんが、恋人の前でちょっぴり背筋を正すくらいの気持ちは持っておきましょう。

マンネリ化を解消する対処法



マンネリ化は起こる前に予防するのが理想ですが、すでにマンネリ化してしまったあとでも改善する方法はあります。

付き合い始めたばかりに感じていたトキメキを取り戻すため、マンネリ化を解消する対処法を試してみましょう。

会う頻度を落として自分磨きをする

一度マンネリ化してしまったカップルは、惰性でデートを繰り返しても状況は変わりません。

思い切って会う頻度を落とし、連絡の回数も控えて距離を作り、その間に自分磨きを始めましょう。

髪型・服装・メイクのジャンルを変えるなど、イメージチェンジを図ります。久しぶりに会った恋人が急に変身していれば、誰でもびっくりするものです。見慣れない新鮮な恋人の姿に、惚れ直す人もいるでしょう。

また、会う頻度を減らして自分の時間を持つことが、相手の大切さを再確認するきっかけとなることもあります。

いつもと違うデートスポットへ出かける

デートは近所の行きつけのお店か、お互いの家でダラダラ過ごすのがお決まりコースになっているカップルは、いつもと違うデートスポットへ出かけてみましょう。

新しく見つけたお店に出向いたり、普段は使わないデートコースを使ったりと、小さな変化でも構いません。

より大きな刺激を求めるなら、あえて今までの自分達のデートとは真逆のジャンルを楽しむのもよいでしょう。

いつも家デートばかりだったならスポーツアクティビティー、逆になんとなく外出ばかりしていたカップルなら、家で一緒に料理をしたりゲームをしたりして過ごしてみてはいかがでしょうか?

新しいデートはお互いに刺激となり、マンネリを解消してくれるでしょう。

2人で普段とは違う旅行プランを立ててみる

旅行は非日常を感じられるイベントであり、マンネリ化したカップルにはうってつけのデートです。

旅行ならではのハプニングに見舞われることもありますが、それをカップルで乗り越えるのも旅の醍醐味になります。

いきなり大型連休を確保するのが難しいという場合は、日帰り旅行はいかがでしょうか。

例えば東京からであれば、片道約2時間半で行ける初島で、リゾート気分を味わうコースがおすすめです。

アクティビティーと旅気分を一緒に味わえる、ウォータースポーツのカヌーやSUP(サップ)は、美しい海や川の風景を楽しみながら体を動かせます。朝日や夕日、夜景が見られるツアーであれば、ロマンチックな気分を盛り上げてくれます。

プチ贅沢を楽しみたいなら、高級ホテルでのアフタヌーンティーデートも恋人らしくてよいでしょう。

別れを選んだ方がよいマンネリもある?



マンネリを解消することで、またトキメキを取り戻せる恋愛もありますが、いっそ別れてカップル解消した方がお互いのためになる恋愛もあります。

別れを選んだ方がよいマンネリとはどんなケースなのか、自分に当てはめながらチェックしてみましょう。

浮気をしている・疑ってしまう

現在のマンネリ化のそもそもの原因が、自分の浮気にある場合は、カップルを解消した方がよいケースです。

そもそも相手に気持ちが向いていないのであれば、マンネリ以前の問題であり、惰性でダラダラと関係を続けていても進展はありません。

また、相手が浮気している・もしくは浮気していることを疑ってしまう関係性も好ましくありません。相手の浮気を疑ってしまうということは、相手の愛情が感じられず、信頼できなくなっているということです。

どんなにマンネリを解消したくても、相手の気持ちを信用できないのであれば、別れてお互いに新しい恋を探した方がよいでしょう。

お互いに相手に当たってしまう


マンネリはカップルのどちらにとっても望ましくない関係ですが、だからといって相手に当たるようなら、別れることを考えましょう。

相手に対して「なんでこうしてくれないんだろう」「どうしてそんな考えなんだろう」と責めるような気持ちになるのであれば、一緒にいても楽しくありません。マンネリを解消してまで恋人関係を続けるのは得策ではないかもしれません。

もともとの気質的に、機嫌が悪いときに人を責めるタイプの人が恋人であるなら、マンネリとは関係なく距離をとった方がよいでしょう。

一緒にいるときに無理をしている

一緒にいるときに自分の気持ちや行動を抑え込んで、無理をしているようであれば、その恋愛は終わらせることをおすすめします。

自分を犠牲にしなければならない恋愛は、マンネリを解消したとしてもまた苦しい日々が続くだけです。

恋人と一緒にいるとき「自分は幸せだ」と感じられていますか?本音でぶつかり合って理解を深められる関係が、理想のカップルです。

今の相手とは実現できなさそうだと感じるなら、思い切って別れて新しい出会いを探しましょう。

まとめ

カップルのマンネリとは、お付き合いに刺激がなく、飽きを感じている状態です。

多くの場合、お互いに受け身になっていたり、付き合いに慣れ過ぎて恥じらいを失っていたりすることが原因です。

お互いに連絡頻度が下がり、相手への興味を失っていると感じたときには、マンネリへの対処を行なうことをおすすめします。

自分磨きをしたり、普段のデートにちょっとした刺激を与えたりすることで、恋のトキメキが復活することがあります。マンネリを解消して、恋人と長く良好な関係を続けましょう。