好きすぎてつらい気持ちの原因とは?気持ちを穏やかにする対処法

目次1 好きすぎてつらいと感じやすい人の特徴2 好きすぎてつらくなる心理「片思い編」3 好きすぎてつらくなる心理「両思い...


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恋愛中のドキドキは心地よいものですが、好きすぎてつらい気持ちになるときもあるでしょう。相手が好きで好きで仕方ないのに、だからこそ苦しいという厄介な状態です。つらくなってしまう原因をしっかりと分析して、恋を楽しむ余裕を取り戻しましょう。

好きすぎてつらいと感じやすい人の特徴

人を好きになるのは素晴らしいことです。しかし、相手への恋心が強すぎるあまり、「好きすぎてつらい」という思いに苦しめられることもあります。苦しみを和らげるには、そのような心境に陥ってしまう原因の見極めが必要です。

まずは、好きすぎてつらいと感じやすい人の特徴を見ていきましょう。

基本的に恋愛体質

「常に恋をしている状態でないと物足りない」という恋愛体質の人は、恋愛を生活の中心に据えがちです。

恋愛に対する依存傾向が強いと、好きな相手の一挙手一投足に心をかき乱され、冷静さを失いやすくなります。全意識を恋愛に向けてしまうので、好きすぎてつらいという状態にもなりやすいのです。

「つらければつらいほど恋をしている実感が湧く」という難儀なパターンも存在するため、無意識のうちに自ら苦しい恋愛を招き寄せている場合もあります。

嫉妬深い面がある

嫉妬深いタイプの人も、好きすぎてつらい心境になりやすいでしょう。

嫉妬深い人は「自分以外の男性と話さないでほしい」「自分にだけ笑いかけてほしい」「浮気されていないか心配で仕方がない」など、相手の言動に対する欲求や不安が多くなりやすいものです。そうなると必然的に、思い通りにならないことに対する不満や苛立ちも高まります。

嫉妬は相手のことを思うがゆえの感情ですが、嫉妬する場面が増えすぎると、自分自身も疲弊することになります。

自分に自信がない場合も

自分に自信がないと、好きな相手にも思うようにアプローチできず、フラストレーションがたまりがちです。

「自分なんかでは彼女に釣り合わない」「告白してもフラれるに決まっている」といったネガティブ思考に陥ると、いつまでも「自分1人が好きでいる」という気持ちを抱え続けることになり、やがて恋をしていること自体がつらくなってしまいます。

また、このタイプの人はすでに相手と両思いになっている場合でも、「自分ばかりが好きな気がする」という不安に駆られて苦しむ傾向です。

好きすぎてつらくなる心理「片思い編」

片思い中はまだ気持ちが一方通行で、相手が自分をどう思っているかが分からない状態です。自分の気持ちを持て余し、つらい気持ちになりやすいでしょう。

片思い中に好きすぎてつらくなる心理の代表例をご紹介します。

うまくいかないときに自分を責めてしまう

恋愛は人と人とのコミュニケーションである以上、自分の思い通りにいく場面ばかりではありません。まだ恋人同士ではない片思いの状態となれば、なおさらです。

好きな相手と会話が弾まないときや、デートの予定が合わないときなど、うまく事が運ばないときに「自分に魅力がないからだ」「もっとうまく誘えたはずなのに」などと必要以上に自分を責めてしまうと、その度に心に大きなストレスがかかります。

そういった精神的負荷が重なると、ゆくゆくは相手を好きでいること自体に疲れてしまうでしょう。

進展がないことがつらい

意中の相手との関係を進展させられないときも、悶々としてつらい気持ちになるでしょう。自分に自信がなかったり、シャイで引っ込み思案だったりと、思うように相手にアプローチできない人が陥りやすい状態です。

「早く両思いになりたい」という理想に現実が追いつかずギャップに苦しんでしまう、片思い中ならではの心理状態といえるでしょう。

相手のことが好きで好きでたまらないのに、その気持ちを伝える勇気が出せない自分自身に対する苛立ちで、消耗してしまう人も少なくありません。

好きすぎてつらくなる心理「両思い編」

晴れて思いが通じ合って恋人同士になってからも、自分の気持ちに振り回されてしまう場合があります。両思いになったあとでも好きすぎてつらくなる心理について解説します。

彼女のことばかり考えてしまう

寝ても覚めても彼女のことばかり考えてしまい、気が休まるときがないというパターンです。彼女と会っていない時間にも「今どうしているかな」「次はいつ会えるかな」と気もそぞろになってしまい、そのほかのことに集中できなくなります。

仕事や学業にも満足に手がつかないような状態になってしまうと厄介です。恋心のせいで日々のパフォーマンスが悪化するような事態になれば、楽しかったはずの恋も連鎖的につらくなってしまうかもしれません。

嫉妬心や不安で苦しい

「そのうち自分に飽きてしまうかも」「自分以外の男性に笑顔を向けるのが許せない」といった不安や嫉妬心も、好きすぎてつらい気持ちの原因になります。

嫉妬心が強いと、恋人に対する監視や束縛も激しくなりがちです。しかし、いくら恋人とはいえ、何から何まで自分の理想通りに行動してくれることはありません。

彼女の言動の一つひとつに心を惑わされるような状態だと、やがて純粋に恋愛を楽しむ余裕がなくなってしまうでしょう。

気持ちが落ち着かないときの対処法

「好きで好きでたまらない」という自分の気持ちに振り回されるまま、大好きな彼女を傷つけてしまっては元も子もありません。ここでは、気持ちが落ち着かないときの対処法をご紹介します。

1人の時間を持たないように意識する

あなたが悶々と思い悩んでしまうタイプの場合、積極的に誰かとともに過ごし、1人の時間を持たないように意識することをおすすめします。1人きりでじっと過ごしていると、答えの出ない物思いにふけってしまうからです。

気の置けない友人と遊びに行ったり、家族との時間を楽しんだりして、好きな人や恋愛以外のことに意識を向けるように努めましょう。うまく気分転換できれば、恋愛関係でも自分のペースを取り戻すきっかけになります。

必要以上に相手に期待しない

「自分はこんなに彼女のことが好きなんだから、相手にも同じくらい自分を好きでいてほしい」「LINEは1時間以内に返事するのが普通だ」など、自分が望む反応を相手に期待しすぎないことも大切です。期待通りにいかなかったときに、やきもきする羽目になるでしょう。

そもそも、人の気持ちというのは目に見えず、また簡単には量れないものです。好きという気持ちの表現方法も人によって千差万別で、必ずしもあなたの考えるやり方と一致するとは限りません。

「こうじゃないとダメだ」という思い込みを少しずつでも捨てることができれば、心がずっと楽になるでしょう。

スマホを触らない時間を作る

スマホに触れていると、ついつい好きな人のSNSをチェックしてしまったり、そこから相手の気持ちを読み取ろうとして、延々と彼女のことを考えてしまったりしませんか?

LINEの返信が来ていないかどうか何度も確認したり、Twitterでほかの異性と絡んでいるところを見て落ち込んだり…そうしたことを続けていると、精神衛生上よくありません。

どうしてもやめられない場合は、思い切ってスマホの電源を切ってみてはいかがでしょうか。代わりに読書にふけったり、外へ散歩に出て体を動かしたりすれば、気持ちがスッキリとするでしょう。

まとめ

好きな気持ちが膨らみすぎて苦しくなるのは、決して珍しいことでもおかしいことでもありません。好きすぎてつらい気持ちになるのは、あなたが愛情深い人である証拠ともいえます。

しかし、あまり思い詰めすぎるとあなたの心に余裕がなくなり、相手との関係に悪影響を及ぼしてしまうリスクも出てきます。

片思い中の相手を思ってドキドキしたり、彼女との初めてのデートにワクワクしたりと、恋愛には本来心躍る瞬間がたくさんあるものです。適度にガス抜きをして、健全に恋を楽しみましょう。