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「恋愛がしたいのに好きな人が見つからない」という人は、自分のどこに原因があるのかを探ってみましょう。環境が影響していることもあれば、自分でハードルを高くしているケースもあります。恋愛できない男性の特徴や出会いの機会を広げる方法を解説します。
好きな人ができない理由とは?
恋人ができない理由には『環境的な要因』と『心理的な要因』があります。まずは、自分を取り巻く環境や生活パターンに『恋愛を遠ざける要素』がないかをチェックしてみましょう。
そもそも異性と出会う機会が少ない
出会いの機会が多ければ多いほど、恋人ができるチャンスも多くなります。好きな人ができない人は、異性に出会う機会が極端に少ない傾向があるようです。
例えば、1日の大半を過ごす『職場』もある意味『出会いの場』といえますが、「同性しかいない」「既婚者ばかり」といったケースでは、なかなか恋愛のチャンスに恵まれません。
『合コン』や『街コン』に参加する手もありますが、仕事が多忙な人やスケジュールが合わない人は、そのチャンスさえも逃してしまいます。
生活パターンが単調、忙しすぎる
「毎日職場と家との往復ばかり…」という単調な生活を送っていると、出会いがどんどん遠ざかります。
特に、フットワークが重く「友達や知り合いに飲みに誘われても参加しない」という人は、職場での運命的な出会いがない限り、恋人をつくるのは困難です。
男性の場合、仕事に打ち込みすぎて疲労困憊している人も少なくありません。休日をベッドの中で過ごすような生活では、恋人をつくるどころか友人とも疎遠になってしまいます。
出会いのチャンスは自分でつくるものです。本気で恋人が欲しい人は、ワンパターンないつもの生活にちょっと変化を加えてみましょう。
好きな人ができない男性の心理
好きな人ができないのは、環境や生活パターンのせいだけではありません。口では「恋人が欲しい」と言っていても、無意識に異性との関わりを避けていたり、付き合うハードルを上げていたりすることもあります。
恋愛以外に夢中になっているものがある
恋愛以外に夢中になっているものがあると、恋人の必要性を感じなくなる場合があります。平日は仕事に打ち込み、休日は趣味を満喫する…といった生活が長ければ、むしろ恋人をつくることが面倒くさく感じるかもしれません。
かつては『若者の1番の関心事は恋愛』と見なされる時代がありましたが、現代はライフスタイルや趣味が多様化し、交際相手がいなくても充足感を覚える人が増えています。
SNSの普及によって、不特定多数の人といつでもつながれる環境も、恋愛至上主義が少なくなった背景でしょう。
恋愛に対して受け身
恋人ができない男性は恋愛に消極的です。自分から積極的にアプローチをする『肉食系男子』に対し、恋愛の優先度が低く、かつ自分から異性を求めないタイプは『草食系男子』と呼ばれます。
本来、好きな人と恋人になるまでには、連絡先の交換・アプローチ・告白といったプロセスが必要ですが、恋愛に受け身な男性は「ハードルが高い」と感じてしまうようです。
連絡先の交換ができたとしても、「嫌われるのが怖い」「傷つきたくない」という恐怖心が先立ち、なかなか自分の気持ちが伝えられません。
恋活・婚活市場では、自分からアプローチをする女性が増加しています。草食系男子に恋愛のチャンスがないとはいえませんが、自分から心を開かなければ、そのチャンスさえも逃してしまうでしょう。
女性の理想が高い
「こんな女性と付き合いたい」という理想を掲げることは大切です。しかし、あまりにも理想が高すぎると、現実と理想のギャップで「好きな人がなかなか見つからない」という状態に陥ってしまいます。
好みのタイプ以外の女性は恋愛対象として最初から外してしまう傾向があり、せっかく2人で会う機会があっても、相手のよいところを見つけようとしないでしょう。
「恋人は欲しいけど、妥協してまでは欲しくない」という頑固さが、出会いのチャンスをますます遠ざけているのです。自分の気持ちに素直なのはよいのですが、どこかで折り合いをつけることも学びましょう。
過去の恋愛にトラウマがある場合も
「突然別れを告げられた」「彼女に浮気された」など、過去につらい経験があると、恋愛に対して臆病になります。「また同じような経験をするのではないか」という恐れが心のどこかにあるためです。
昔の恋人が今も忘れられず、ほかの異性を好きになれない人もいます。出会いのチャンスがあっても、かつての恋人と比べたり、思い出に浸ってしまったりして、本気の恋ができないのです。
恋愛でできた心の傷は、時間の経過とともに薄くなっていきます。過去と決別する意思を持ち、一歩前に進みましょう。
そもそも好きな人はできないとダメなの?
「好きな人ができない」と悩む人は「なぜ好きな人が欲しいのか」「好きな人がいないとダメなのか」を考えてみたことはあるでしょうか?単に周囲に影響されているだけのケースもあります。
焦ってつくる必要はない
周りの友人に恋人ができると、これまで恋愛にあまり興味がなかった人にも「自分も早く何とかしなければ」という焦りが芽生えます。
ただ、出会いはタイミングや運に左右される部分が大きく、焦って何とかできるものではありません。
友人の恋愛事情に振り回されず、「自分はどうしたいのか」「なぜ恋人が欲しいのか」を考えてみましょう。
「友達に恋人ができて、自分だけが疎外感を覚える」「1人の時間が増えて寂しい」といった理由であれば、好きな人は『寂しさを紛らわせるための存在』になってしまいます。
焦りや不安を抱えたままで恋人を探すよりも、ほかの手段で日々を充実させる方法を考えましょう。
ネガティブに考えすぎない
恋人が何年もできない状態が続くと、「自分の容姿や性格に問題があるのではないか」と自信がなくなってしまうものです。ネガティブ思考がエスカレートし、「恋人ができない自分は人より劣っている」と考えてしまう人すらいます。
しかし、好きな人ができないことをマイナスに考える必要はありません。1人の時間は『自由が謳歌できる期間』であり、『自分磨き』にたっぷり時間をかけられるチャンスなのです。
マイナス思考はその人の言葉・表情・行いに表れます。恋人ができないことで鬱々としていると、幸運の女神も素通りしてしまうでしょう。
やっぱり彼女が欲しい!好きな人をつくる方法
これまで彼女がなかなかできなかった人は、今までの生活スタイルや考え方をいったんリセットして、『恋愛スイッチ』を入れるところから始めましょう。ポジティブな思考と行動力が出会いを引き寄せます。
まずは恋愛スイッチを入れる
心が『恋愛モード』になっていないと、どんな女性が目の前に現れても、恋愛したい気持ちが起こりません。「好きな人が欲しい」と漠然と思うだけでなく、恋愛への意欲が高まるような習慣や行動を身に付けましょう。
いつもはあまり見ない『恋愛映画』や『恋愛小説』を手に取り、その世界にどっぷりと浸るのもよい方法です。
恋人がいる友人に恋愛アドバイスをもらったり、友達カップルの『のろけ話』を聞いたりしているうちに、恋愛スイッチが入る人もいます。
カップルが多い『デートスポット』に足を運び、自分に恋人ができたときを想像してみるのもよいでしょう。
相手を見るときは加点方式で
理想が高い人は、相手を見る目がついつい厳しくなり、「ここがダメ、あれもダメ」と減点方式で相手を採点してしまいます。一つ欠点を見つけると、芋づる式に悪いところが目につき、相手に対する興味が失せてしまうでしょう。
異性に会うときは『加点方式』を意識するのがポイントです。加点方式は言い換えれば『長所探し』です。最初から「恋人としてアリか、ナシか?」で判断せずに、まずはその人の『人間性』に目を向けるようにします。
「美人とまではいかないけど、笑顔がかわいい」「性格はおとなしめだけど、気遣いができて好印象」といったように、見方を変えるだけでマイナスポイントがプラスポイントに変わるでしょう。
中身、外見の自分磨きを行う
自信がない人は、自分磨きでワンランク上の自分を目指しましょう。
外見や内面が磨かれると、自信が付くだけでなく、その人が本来持っている魅力が周囲に伝わるようになります。焦って恋人を探すよりも、自分磨きに勤しんだ方が出会いのチャンスは多くなるでしょう。
自分磨きをする際は、『内面』と『外見』の両方にアプローチするのがポイントです。外見磨きでは、生活習慣を改めるとともに、体を鍛えて健康的なボディラインをつくるように心がけましょう。
内面磨きではさまざまな経験を積み、自分の視野を広げることに重点を置きます。新しい趣味を始めるのもよし、1人旅に出かけてみるのもよし、さまざまなことに積極的にチャレンジしましょう。
好きな人に出会うためにできること
出会いのチャンスは自らつくるものです。「仕事が忙しい」「職場に出会いがない」と、好きな人ができない言い訳を並べていませんか?いつもと違った行動がすてきな出会いにつながるかもしれません。
生活パターンに変化を加える
社会人になると生活がパターン化し、『いつものメンバー』『いつもの場所』が心地よく感じるようになります。それはそれで悪くはありませんが、生活パターンに変化を加えることで、自分の世界を広げてみてはいかがでしょうか。
「仕事の帰りに1人でカフェに立ち寄る」「いつもは行かないような店に入る」などのちょっとしたことで構いません。30分早く起きて朝の散歩を始めたり、今までやってみたかった習い事にチャレンジしたりするのもよいでしょう。
環境や行動が変わると、出会う人も変わります。もしかしたら、出会う人の中に将来のパートナーが紛れ込んでいるかもしれません。
真剣な出会いを求めるなら「マッチングアプリ」
仕事が忙しくて出会いの場に顔が出せない人は『マッチングアプリ』を使ってみるのもおすすめです。
アプリのメリットは、ちょっとした隙間時間を利用して自分のペースで恋人探しができる点でしょう。
合コンや街コンは出会った後に相手の価値観や性格を知ることになりますが、アプリは『自分の理想の相手』をあらかじめ絞り込めるのが特徴です。
普段の生活では出会えないような人とのすてきな出会いもあり、選択肢の幅がグッと広がるのもよい点です。
マッチング成立後は、メッセージのやりとりで少しずつ距離を縮めていきます。大勢の人がいる出会いの場が苦手な男性でも、自分のペースで恋活・婚活ができるでしょう。
まとめ
『好きな人ができない理由』がクリアになると、今何をすべきかが明確になります。恋愛する意欲はあるものの、異性に出会う機会が圧倒的に少ない人の場合、生活パターンを変えることで問題が解決するケースがあります。
合コンや飲み会に参加する時間がない人は、マッチングアプリを使った恋活も検討しましょう。
過去の恋愛の傷や引っ込み思案な性格が出会いを妨げている場合、くれぐれも焦りは禁物です。自分磨きをしながら自信をつけ、恋愛スイッチが入るのを待ちましょう。