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告白を成功させる鍵は『言葉』『タイミング』『場所選び』です。告白前からさりげなく好意を匂わせ、2人の距離を徐々に縮めていきましょう。告白の成功率を下げる原因や焦って気持ちを伝えるリスクについても解説します。
好きな人に告白はしたほうがよい?
好きな人ができたとき「告白すべきかしないべきか」で悩む人がいます。告白をすると、お互いに異性として意識するようになるため、これまでの関係性が崩れる可能性があるでしょう。自分が後悔しない選択はどちらなのでしょうか?
告白したほうが後悔が少ない
自分から告白をすれば、振られる可能性があります。「告白しなければよかった」と後悔する人がいる一方で、『何もしなかったことを悔やむ人』もいます。これまでを振り返ると自分はどちらのタイプだったでしょうか?
「好きな人に気持ちを伝えられず、友達に取られてしまった」「卒業した後に、好きだった子に好意を告げられた」など、自分の受け身が原因でチャンスを逃してきた人は、思い切って自分を変えてみましょう。
告白して振られるのはつらいものがありますが、何もしないで振られるのとでは後悔の度合いが違います。
告白しなければ可能性も0
『告白』とは、自分の恋心を相手に打ち明けることです。お互いに好意を確認することで、交際がスタートするともいえます。
告白をするかどうか悩む人の多くは「振られるのが怖い」「友人関係を壊したくない」という気持ちを抱いているのかもしれません。
しかし、気持ちを伝えなければ恋人になる可能性はほぼ0に等しく、いつまで経っても前には進めません。世の中には、勇気を振り絞った告白によって『将来の伴侶』が決まった人もいるほどです。可能性が低い『ダメ元の告白』でもやってみる価値はあるでしょう。
そもそも告白は男性からするもの?
「告白は男性からする」「デートは男性が率先して誘う」というイメージがありますが、実際のところ、女性はどう思っているのでしょうか?女性の本音や気持ちを知ると、どうアプローチをすればいいのかが分かります。
男性から告白してほしいのが女性の本音
近年は、ガツガツと異性を求めない『草食系男子』が増えていますが、「男性には積極的になってほしい」という女性は少なくありません。
自分から好きという気持ちはアピールしても、『告白』という最後の一押しは男性にしてもらいたいのです。女性は男性が思っている以上に告白を大切にしているといってよいでしょう。
「言わなくても分かるだろう」「言葉はそれほど重要ではない」と考える男性がいる一方で、『明確な言葉』がなければ交際はスタートできないと思っている女性も一定数存在します。
すれ違いを生じさせないためにも、はっきりと思いを伝えることは重要です。
自分から動く気持ちが大切
今まではあまり興味がなかったのに、アプローチされたことがきっかけで相手に興味や好意を抱きはじめる女性もいます。
「自分は草食系だから…」と受け身の姿勢になっていては、恋愛のチャンスは訪れません。ガツガツしすぎるのもNGですが、好きな女性に対しては『はっきり伝える』『自分から誘う』『リードする』の三つを意識しましょう。
告白する勇気が出ないのは、振られる恐怖があるからです。結果にとらわれすぎず「成功したらラッキー」「とにかく気持ちだけは伝えよう」というスタンスで動きましょう。
告白の成功率を上げる三つの方法
告白が成功するかどうかは、タイミングやその場の雰囲気にも左右されます。告白する前にどれだけアプローチをしたかによっても勝敗は分かれるものです。成功率を上げるための事前準備は念入りに行いましょう。
告白前からさりげなく好意を匂わせる
思いもよらなかった相手に不意打ちで告白されるのもドキッとしますが、告白前からさりげなく好意を匂わせ、少しずつ距離を縮めていくほうが成功率は上がる可能性があります。
好意を示す有効な方法の一つが、『特別扱いをすること』です。他人との差をつけることで、「自分のことが好きなのかな」「どういう意味なんだろう」と相手は気にせざるを得なくなります。
ファッションやメイクなどの女性の細かい変化を口に出して褒めてみたり、ちょっとした差し入れを用意したりするのもよいでしょう。
『告白』と『アピール』は似ているようで異なります。アピールがあからさまになりすぎて相手に警戒されないように注意しましょう。
仲良くなったタイミングを見計らう
告白は自分の心の準備が整えばいつでもできますが、『関係性の深度』や『タイミング』を考慮する必要があります。成功率が上がるのは、信頼関係が築かれ、仲良くなった頃合いです。
逆に、連絡先を交換した直後やLINEのやりとりがほとんどない状態では、告白しても失敗する可能性は高いでしょう。
ただ、告白までの期間が半年、1年…と長すぎるのも問題です。関係性がマンネリ化し、恋人になる前に興味が失せてしまうかもしれません。
人にもよりますが、3カ月前後の告白を目標にアプローチをしていきましょう。好意の積み重ねによってはもっと早く告白のタイミングが訪れる場合もあります。
告白の方法は直接がおすすめ
告白の方法は『直接の告白』と『ツールや人を介した間接的な告白』に分かれます。単に気持ちを使えるのが目的ならばどちらも大差はありませんが、成功率を上げるとなると話は別です。
電話やLINEを使うよりも、面と向かって告白したほうが相手に気持ちがしっかりと伝わり、告白が成功する可能性が高まります。言葉・表情・声色・しぐさのすべてから相手は『本気度』を感じ取るでしょう。
「遊びじゃない、きちんと返事をしなければ」としっかりと向き合うようになるのです。
思い出に残る告白のセリフ集
「どんな言葉で告白されたか」は、後々になっても忘れられないものです。相手の心に届く告白のセリフとはどのようなものでしょうか?遠回しではなく、ストレートに気持ちを伝えてみましょう。
シンプル+ストレートが一番強い
告白のセリフはさまざまですが、王道といえるのが「好きです、付き合ってください」です。告白するほうは「もっと心に残るセリフを考えなければ」と思うかもしれません。しかし、シンプルでストレートな言葉のほうが心に響きやすいでしょう。
逆に、「好きかも…」「付き合ってみようか?」という照れ隠しのセリフは逆効果に働くことがあるようです。「わたしも好きだよ」という言葉を期待しているのかもしれませんが、「はっきりと言えない度胸のない人」という印象を与えてしまうでしょう。
人によっては「言葉を濁してリスクを避ける」という意図を感じ取り、気持ちが冷めてしまうかもしれません。
好きになった理由をプラスしても
好きになった理由を添えることで、告白がうまくいくケースもあります。「一緒にいると自分らしくいられる」「笑顔が大好き」など、相手の長所やチャームポイントを挙げましょう。
成功するコツは「君じゃなければ駄目なんだ」という気持ちをアピールすることです。自分が選ばれた理由を聞いて、嫌な気持ちになる女性は滅多にいないでしょう。
ただ、付き合いたい理由をくどくど述べると、相手がうんざりしてしまう可能性もあります。告白の基本はシンプル&ストレートであることを忘れないようにしましょう。
「付き合ってください」までがセット
告白は「好きです」と「付き合ってください」がワンセットです。好きですという気持ちだけだと、「好きだからどうしてほしいの?」と相手はもやもやした気持ちになってしまいます。
「好きです」に「そうなの?ありがとう」とだけ返され、告白が終了してしまう可能性も否定できません。この場合、相手は正式に告白されたと認めていないのです。
「付き合ってほしい」「彼女になってほしい」など、相手とどうなりたいのかを明確に示しましょう。
こだわっておきたい告白する場所
告白場所を選ぶときは「どんなシチュエーションなら相手が喜ぶか」を考えましょう。場所の良し悪しが告白の勝敗を分けると言っても過言ではありません。成り行きで告白することになったとしても、女性が喜ぶ場所は頭に入れておきたいものです。
2人きりになれる場所
告白をする場所は2人できりになれる場所がベストです。
告白は極めてプライベートなことなので、赤の他人が周りにいたり、周囲がざわざわしていたりすると、相手は落ち着いて言葉を受け止めることができません。人目が気になってしまい、返事ができないケースもあるでしょう。
2人きりになれる場所といっても、カラオケボックスや車の中はあまり好ましくありません。相手の気持ちを考え、『暗い場所』『密閉された場所』『衛生的によくない場所』は避けるのがベターです。
夜景がきれいな公園や海辺のベンチなど、必ずしも室内である必要はないため、相手の好みを考えながらすてきな場所を選びましょう。
ロマンチックな雰囲気も大切
夜景の見える展望台やおしゃれなレストランは告白の場所としては定番ですが、選ばれるにはそれなりの理由があります。ロマンチックな雰囲気とストレートな言葉が相まって、告白が成功しやすいのです。
「こんなすてきな場所を用意してくれるなんて…」と相手は自分が大切にされていることを実感するでしょう。
男性の中には、肩ひじを張らずにいつもの調子で告白がしたいという人もいます。だからといって、なじみの大衆居酒屋やファミレスに連れて行くのは好ましくありません。『騒がしい』『人目がある』『ムードがない』がそろうと、告白の成功率がグッと下がります。
2人の思い出の場所もすてき
『初めて出会った場所』や『学生時代に一緒に行った場所』など、2人にとっての思い出の場所を選ぶのもアリです。思い出の場所を再び訪れることは、2人に共通するハッピーな記憶を呼び起こすのと同じです。
「あのときは楽しかったね」「初めて会った印象は〇〇だったよ」と思い出話に花が咲き、温かい気持ちに包まれるでしょう。このタイミングで告白をすれば、気持ちを受け入れてもらえる可能性が高くなります。
2人の思い出の場所がない場合は『彼女が大切にしている場所』や『好きな場所』を選ぶのも手です。そこがどこなのかは普段の何気ない会話の中から探る必要があります。
告白の成功率を下げる?気を付けたい注意点
「相手といい関係になるものの、告白とすると失敗してしまう…」という人がいます。告白の成功率を下げるのは何が原因なのでしょうか?多くは『告白の準備』が整っていないことが原因です。
相手に告白を聞く余裕があるか
お互いに好意を抱いているのにもかかわらず、告白が成功しないケースがあります。その理由の一つが『相手に告白を聞く余裕がないとき』です。
例えば、仕事が忙しい時期や環境が変わった直後は、恋愛をしている余裕がありません。身内に不幸があったり、家族が病気にかかってしまったりと、告白にはふさわしくない状況のときもあります。
「早く告白をしたい」という気持ちもありますが、少なくとも相手が山場を乗り越えるまでは控えましょう。タイミングが悪いと「こんなときを選ぶなんてなんて…」とがっかりされてしまいます。
身だしなみや清潔感をチェック
男性に限ったことではありませんが、告白の前は『身だしなみ』に注意しましょう。大抵の女性は細かいところによく気が付きます。
服装や髪の毛、爪先などに清潔感がないと、恋人としてなかなか受け付けられない人もいるため、デートの前は鏡の前で念入りにチェックしましょう。
また、場所にふさわしい服装や髪型であるかも重要です。高級感のあるレストランにダメージのあるジーンズをはいて出掛けたり、公園に行くのにスーツを着用したりすると、TPOをわきまえない人と見なされてしまいます。香水の付けすぎにも気を付けましょう。
焦って告白しないこと
告白が成功している人は、相手が自分を受け入れてくれるタイミングを見計らっています。逆に、『不安』や『焦り』がある状態で告白をすると、時期尚早で失敗をする可能性が高いでしょう。
気になる相手が恋人と別れてフリーになったとき、「ほかの男性に取られたくない」と告白を急ぐ人がいます。失恋の傷が癒えていないうちに告白をすると、「それどころじゃない」と拒否されてしまうかもしれません。
どんな理由にしろ、自分の気持ちに焦りがあるうちは告白は控えるのが賢明です。アプローチを積み重ね、ここぞというタイミングを狙いましょう。
まとめ
告白は振られるリスクがありますが、何もせずにチャンスを逃すよりは告白をしたほうが後悔は少ないといえます。とはいえ告白をするからには準備を万端にして臨みましょう。
『言葉』『場所』『雰囲気』の好条件がそろうと、成功の確率がグッと上がります。コツコツとアプローチを積み重ねながら、女性が告白を受け入れてくれる『タイミング』を見計らうのがポイントです。
焦りで告白をしてしまうと、これまで築いた関係性が一気に崩れるリスクがあることも忘れないようにしましょう。