予期せぬタイミングで自分の好意を悟られてしまう好きバレは、デメリットばかりが注目されがちです。しかし、好きバレにはさまざまなメリットも存在します。好意が女性にバレたときの対処法を知って、片思いを両思いに変えるチャンスを掴みましょう。
好きバレするメリットとは?
隠しておきたかった好意が本人にバレると、「明日からどんな顔をして会えばいいんだろう」「もう話しかけることもできない」と落胆してしまう男性も少なくないのではないでしょうか。
実は好きバレにはメリットも数多く存在するのです。好きバレがもたらすプラスの効果を見ていきましょう。
異性として意識される
好きバレ最大のメリットは、相手の女性から『異性として意識されるようになる』ことです。ちまたの恋愛上級者の中には、この効果を狙ってわざと好きバレさせる人もいるほど、高いプラスの効果を期待できるメリットと言えるでしょう。
片思いを両思いにするには、まずは彼女から男性として見られるようになる必要があります。意中の女性とどれほど仲がよくても、それが友人や同僚の立場としてなら、いつまで経っても恋愛関係には発展しにくいでしょう。
好きバレすることによって、単なる友人・知人から恋人候補へと一気に昇格できる道が拓けるのです。
一途アピールになる
好きバレの気まずさから相手の女性を避けてしまうと、彼女との距離はどんどん開いてしまいます。
むしろ、今までと変わらない態度で接することで、「好きバレしても自分の気持ちは変わらない」と彼女に示すべきでしょう。恥ずかしさや照れくささをものともしないほど、強く一途に思っているのだというアピールになります。
好きバレをきっかけに片思いを諦めてしまう人も多い中、好意に気づかれてなお揺らぐことなくアプローチを続ける姿に、彼女も魅力を感じるのではないでしょうか。
片思いの次の段階に進みやすくなる
好きバレすると、意中の女性との関係性は否応なく揺れ動きます。結果はどうあれ、片思いの次の段階へと進むことになるでしょう。
友達期間が長くなると、お互いなかなか恋愛モードに移行できず、時間ばかりが過ぎていくといった状況になりがちです。実は両思いだったという場合、好きバレをきっかけとして彼女のほうからアプローチ、さらに言えば告白してくれる可能性もあります。
逆に、あからさまに避けられたり冷たくされたりと脈なしな態度を取られるようであれば、諦め時が見えやすくなったと言えます。すっぱりと気持ちを切り替えて、次の恋に進む決断もしやすくなるでしょう。
知っておきたいデメリット
残念ながら、好きバレにはデメリットも存在します。どのようなデメリットがあるのか事前に知っておくことで、たとえ難しい状況に置かれても、落ち着いて最善の対応を取れるようにしましょう。
周りからの冷やかしがつらい
意中の女性本人だけではなく、彼女と共通の友人・知人などにまで好きバレしてしまうと、周囲からの冷やかしやからかいに悩まされるかもしれません。
シャイな男性であれば、「別に好きじゃない」「そういうのじゃないから」と、思わず自分の本心とは真逆の言動をしてしまうこともあるのではないでしょうか。
周囲からの追及をかわすためとはいえ、何度も「好きではない」と繰り返していると、「本気で好きなわけではないのかな」と彼女から気持ちを疑われてしまう可能性すらあります。
周りにも好きバレしてしまった場合、冷やかしやからかいを受けても動じない・気にしないよう、ある種の開き直りが必要になるでしょう。
一方的に避けられる場合も
本人の意思に反して好意を悟られてしまう好きバレは、『思わぬタイミングでしてしまった告白』のようなものと言えるでしょう。
自分に向けられた好意に気づいた女性は、相手の男性と恋人になれるかどうか、異性として見られるかどうかを自問自答し、自分の中で答えを出すことになります。
彼女にその気がなかった場合、好きバレした時点で一方的に避けられることになるかもしれません。思わせぶりな態度を取るまいと、あえてそっけなくふるまわれる可能性もあります。
好きバレした女性が脈ありの場合
好きバレした女性のほうもあなたに好意を持っている場合、彼女の態度や行動がそれを見抜くヒントになります。好きバレ後、相手の女性がさりげなく出してくる脈ありサインを見逃さないようにしましょう。
積極的に話しかけてくれる
好きバレした後に女性から積極的に話しかけてくれるようになったなら、脈ありの可能性が高いでしょう。
彼女に恋愛感情がない場合、好きバレ後はむしろよそよそしい態度を取られたり、距離を置かれたりするようになるでしょう。相手の男性に無用の期待を持たせないためです。
逆に話しかけられる頻度が増えるようであれば、「わたしもあなたともっと仲よくなりたい」という女性側からのアピールであると考えられます。彼女との距離を一気に縮めるチャンスなので、ランチやデートに誘うなど、どんどんアプローチしていきましょう。
2人きりの状況で気まずくならない
2人きりの状況で気まずくならないかどうかというのも、好きバレ後の重要なチェックポイントの一つです。
異性として興味のない男性から好意を向けられたとき、女性はその男性を非常に警戒するようになります。アプローチされないように距離を置こうとするため、偶然2人きりになることがあれば、かなり気まずい雰囲気になることでしょう。
あなたの好意を知ってなお女性があなたと2人きりになることに抵抗を見せないなら、脈ありを期待してよいでしょう。彼女のほうから2人きりの状況を作ってくるようであれば、あなたから告白されるのを待っている可能性もあります。
周囲の人たちから探りが入る
周囲の人たち、特に相手の女性の友人たちから探りが入ってくるようであれば、脈ありと考えてよいでしょう。あなたからの好意に感づいた彼女が、自分の友人に恋愛相談をしているケースがあるからです。
女性のほうもあなたに好意を持っている場合、「彼は間違いなくわたしのことが好き!」という確証がほしいと思うでしょう。好きバレしたといっても、あなた本人の口から直接「好きだよ」と告白されたわけではないため、不安なのです。
彼女の友人から探りが入るということは、その友人が彼女の代わりにあなたの本心を聞き出そうとしている可能性があります。
好きバレした女性が脈なしの場合
好きバレした後の女性の態度によっては、残念ながら脈なしであると判断せざるを得ない場合もあります。女性が見せる脈なしサインの具体例を見ていきましょう。
そっけなくなる
好きバレした女性が脈なしの場合、あなたに対する態度が急にそっけなくなることがあるでしょう。今までと同じように接することで、自分も同じ気持ちだと勘違いされることを避けようとしているのです。アプローチや告白される隙を見せないようにしているとも考えられます。
直接顔を合わせる場面に限らず、LINEでの対応にも変化が出てきます。返信が来るまでに極端に時間がかかるようになったり、何度も既読スルーされたりと、連絡が取れる頻度が下がってくるはずです。
好きバレ後に彼女の対応があからさまによそよそしくなったなら、「あなたの気持ちには応えられない」という言外の意思表示である可能性が高いでしょう。
デートに誘っても断られる
好きバレ後に彼女をデートに誘って断られた場合、脈なしの可能性がかなり高いと言わざるを得ないでしょう。
好きな男性からデートに誘われて、うれしくない女性はいません。お誘いに対して興味を示されないということは、彼女はあなた自身にも興味がないと考えるのが妥当です。
もちろん、本当に都合が悪くて泣く泣く断っているというケースもあります。別の日程を提案して応じてくれるようなら、むしろ脈ありと思ってよいでしょう。
2、3回声をかけてみても断られ続ける、デートに乗り気な様子にも見えないという場合は、深追いしすぎずに潔く身を引くことをおすすめします。
好きバレした後の対処法について
思わぬタイミングで好意がバレてしまうと、どうしても落ち込みがちになります。しかし、好きバレは必ずしも恋の終わりにつながるものではありません。
むしろ、好意がバレた後の対応次第では、彼女との関係を一足飛びで進展させるきっかけにもなるものです。好きバレした後の正しい対処法を見ていきましょう。
くよくよしすぎない
時間を巻き戻すことはできない以上、まずは「バレてしまったものは仕方がない」と割り切ることが大切です。いつまでもくよくよと思い悩む姿は、彼女の目にも魅力的には映らないでしょう。
そもそも、好きな女性にアプローチをかけていく上で、遅かれ早かれあなたの気持ちは彼女に気づかれるものです。むしろ、徐々にでも気づいていってもらわなければ、関係を進展させようがないと言えるでしょう。
好きバレによって片思いの結果が出るのが少し早まっただけだと考えれば、そう悪い話ではないはずです。
いつも通りに接するのが一番
彼女と今まで通りの関係を続けたいなら、好きバレした後もいつもと変わらない接し方を貫きましょう。
気まずさや恥ずかしさからよそよそしい態度を取ったり、彼女のことを避けたりすると、それまでに築き上げてきた2人の関係が壊れてしまう可能性があります。
実は彼女もあなたのことが気になっていたという場合、せっかく両思いになれたかもしれないチャンスを、あなた自らふいにしてしまう羽目になるのです。
あなたの気持ちに感づいた彼女がどのような行動に出るか、この恋が脈ありか脈なしか…きちんと見極めるためにも、一度大きく深呼吸して、落ち着いて対応するようにしましょう。
バレた機会をアピールチャンスにする
好きバレは、意中の女性との関係を大きく進展させる最大級の機会です。いっそのこと、さらに大胆にアピールを重ねていくという選択も大いにアリでしょう。
彼女があなたからのアプローチを嫌がったり、あなたのことを避けたりする様子がないのであれば、好きバレの状態にとどまらずに本気で告白することも視野に入れてみましょう。
はっきりと言葉にして気持ちを伝えることで、彼女もより強くあなたを意識するようになるかもしれません。
たとえOKをもらえなかったとしても、あなたの片思いにはきっちりと決着がつくことになります。どっちつかずの状況にやきもきし続けるよりは、ずっと気持ちがすっきりするのではないでしょうか。
まとめ
好きバレすると、自分の意思とは関係なく好意を相手に知られてしまうことになるため、「もうこの恋はおしまいだ」と絶望的な気持ちになってしまう人が少なくありません。
ですが、長い間友達同士だった2人が、好きバレをきっかけとして付き合い始めるようになったというようなケースも存在します。好きバレには、停滞状態にある片思いを一気に進展させる起爆剤としての効果があるのです。
大切なのは、好きバレした後のあなたの対応です。好きバレ直後は、あなたの恋が脈ありか脈なしかを見極める、絶好のチャンスでもあります。
あなたに対する彼女の態度をよく観察して、しっかりと今後の戦略を練るようにしましょう。