よくわからない、女性の気持ちとはどんなもの?
同性だと問題はなくても、男性と女性とのコミュニケーションだとうまくいかないと感じることがあるという人もいるのではないでしょうか。その原因は、男性と女性とでは考え方や感じ方が違うという点にあります。
もちろん、すべてのケースがそうだとはいえませんが、コミュニケーションがうまくいかない場合、考え方や感じ方が異なるのが原因であることがほとんどです。
例えば、男性の中には女性が怒るタイミングや理由が理解できないと感じる人もいます。デート中に彼女が急に機嫌を損ねて困った、職場の同僚女性が何だか自分に怒っているようだけど原因がわからないといった経験をもつ男性はいるのではないでしょうか。
また、女性に相談をされたのでアドバイスをしたら、相手の機嫌が悪くなってしまったということもあるでしょう。男性側としては相談してきた女性が意見を求めていると思ってアドバイスしたつもりでも、女性が求めているのはそうではなかったということです。
このようにカップル間でお互いの気持ちを十分に理解できないことがしばしばあります。相手に尋ねても、答えが返ってこないこともあるでしょう。
そのため、男性は女性に対して「言葉にしてくれないとわからない」と感じ、女性は男性に対して、「言わなくても察してほしい」と感じているのです。
女性の気持ちを理解したいなら、男性と女性とでは感じ方や考え方が異なるという点をまずは受け入れることが重要となってくるでしょう。
女性の気持ちがわからないときは何が問題?
女性の気持ちがわからない場合、どこに問題があるのでしょうか。男性によくありがちな問題を紹介しますので、当てはまる点がないかチェックしてみてください。
感情や思いを言葉にしない
女性の多くは感情や思いを言葉にして、相手に共感してほしいと思う一方で、男性は感情や思いを言葉にしない傾向があります。論理的で必要だと思うことを発言しようと考える男性が少なくないからです。
そのため、好きで付き合っているのだから、彼女にわざわざ「好き」などといった言葉をかける必要はないと感じている男性もいます。
しかし、感情や思いを言葉で表さないと、女性は相手が何を考えているのかわからないため、不安を感じやすくなるものです。
他に好きな人ができたのでは?もう、わたしのことは飽きたのかも?と考えて、2人の関係がギクシャクする原因となることもあります。
とりあえず謝罪をしてしまう
女性がなぜ怒っているのかわからないけれど、とりあえず謝罪をしておこうと考える男性も多いのではないでしょうか。原因はわからないものの、まずは謝ってから解決しようと試みます。
しかし、女性からすると何が悪いのか原因を理解していない中で、表面的に謝るのは違うと感じます。女性は気持ちを理解してほしいと思うものなので、表面的に謝罪されても怒りが収まることはほとんどないでしょう。余計に機嫌が悪くなる可能性もあります。
謝罪するよりも、まずは女性の気持ちを聞いて、理解しようとすることが大切です。女性の気持ちを理解した上で謝罪すれば、許してもらえる可能性が高くなるでしょう。
効率の良さや手っ取り早さを求めがち
男性は効率の良さや手っ取り早さを求める傾向にあります。これは、仕事などではプラスに働きますが、恋愛においてはプラスになることも少ないかもしれません。
結論を急いで、イライラしながら女性の話を聞くと、大抵の女性は話すのを辞めてしまうでしょう。女性は自分の話をじっくりと聞いてくれる男性を求めているからです。また、話を聞いて共感できる男性に安心感を抱きます。
なので、恋愛においてもスピーディーさや効率を求める男性は女性にはあまり人気がないでしょう。
女性の心がわかるようになる?どんなことに気を付けるといいの?
女性の気持ちがわかる男性になるために、こんな言動を心がけてみることをおすすめします。
さりげない優しさ
行動や発言にさりげない優しさをもたせることを意識してみましょう。ポイントは、「さりげなく」です。やっている感が出ると、女性も嫌気がさしてしまう可能性もあるので、あくまでもさりげなくを心がけましょう。
レディーファーストを学ぶのもひとつです。重そうな荷物を抱えている女性の荷物をサッと抱えたり、女性が出入りするときはドアを開けたりなど、そのようなことができる男性になると、女性からの評価が上がります。
ただし、なんでもやってあげるのではなく、女性の様子を見ながら迷惑にならない範囲でするようにしましょう。
女性の考えを尊重できる
お互いのプライドの高さが裏目に出てすれ違うこともあります。なので、女性の考えを尊重するように意識してみましょう。
女性の話を聞いていると、何かアドバイスしたくなるかもしれませんが、そこを抑えて先に話をたくさん聞くようにするのがおすすめです。ときには聞き役に徹することを心がけてみましょう。
また、素直に女性の行動を褒めたり、尊重したりすることができると、女性からも好感をもってもらいやすくなります。
聞き上手になる
女性は基本的に話すのが好きです。話すことでストレスを発散したり、話に共感してもらうことで安心感を抱いたりします。
とはいっても、誰にでも話をするわけではありません。この人になら話しても大丈夫と思える相手にだけ話すことが多いです。
なので、女性にこの人にならなんでも話せると思ってもらえるように、相手の話を親身に聞くように心がけましょう。
細かいことに気づける
女性の細かな変化に気づける男性は、ポイントが上がります。女性が頑張っているところ、髪型、メイク、メンタルの変化などに気づいて、褒めたり、コメントできたりするように努力してみましょう。
男性から見ると小さなことに思える変化でも、女性にとっては大きなことだったりするものです。「前髪切ったよね」「なんか今日のメイク違う?」「うれしそうだけど何か良いことあったの?」などと反応すると、喜んでもらえるでしょう。
空気が読める
女性は察してほしいと思っています。機嫌が態度に出ることがあっても、本音をあまり話しません。なので、そんなときに機嫌が悪くなっている理由などを聞くのは逆効果です。
ひとまず何か機嫌が悪くなるようなことがあったんだなと受け入れましょう。怒っている理由を聞いてほしいと思う女性もいますが、怒っているときは話したくないと考える人もいます。
その女性のタイプに合わせて対処するのが女性の気持ちがわかる男性です。
共感する
女性が相談事をするときは、解決策を出してほしいわけではなく、共感してほしいことがほとんどです。なので、相談があるといわれたとしても、アドバイスをしないといけないというわけではありません。
話をよく聞いて、共感することを目指しましょう。それが聞き上手につながります。
まとめ
女性と男性では考え方や感じ方が異なるため、女性の気持ちがわからないとしても無理はありません。しかし、恋愛をスムーズに進めていくためには、女性の気持ちを理解することが重要です。
この記事で紹介した点を参考に、女性の気持ちがわかる男性になることを目指してみてください。そうすれば、女性とスムーズにコミュニケーションができるようになるでしょう。