オンライン飲み会に使うアプリの選び方
オンライン飲み会を開催するには、まずアプリを準備しなければなりません。まずはアプリを選ぶ際のポイントをまとめます。
簡単にはじめることができるか
オンライン飲み会を開催するためには、参加者全員が同じアプリを使う必要があります。会員登録を要するアプリを使ってしまうと、登録に時間を取られ、なかなかオンライン飲み会を開催することができません。
参加者の中には、複数のアカウントを持つことに抵抗感を抱く方がいる可能性も。
すでに全員が登録済のアプリがあれば、それを使うことでスムーズにオンライン飲み会を開始することができます。
全員に共通のアプリがない場合は、登録が必要ないアプリを使うのも手段のひとつ。のちほど紹介するアプリの中にも登録不要のものがありますので、参考にしてみてくださいね。
制限があるかないか
ビデオ通話機能があるアプリの中には、参加人数や通話時間に制限が設けられているものもあります。
人数制限があると、大人数でオンライン飲み会を行う際に誰かが参加できなくなってしまうかもしれません。時間制限があるアプリでは、盛り上がっている最中に通話が途切れてしまう可能性も。
無料会員では制限があるけれど、有料会員になれば無制限になるというアプリもあります。自分たちが開催するオンライン飲み会の参加人数や、開催時間に合わせて、最適なアプリを選ぶようにしましょう。
画質や音質
せっかく顔を合わせるなら、画質や音質も良いに越したことはありませんよね。画質が荒く相手の表情がよく見えなかったり、声が何度も途切れてしまったりしては、「やっぱり直接会って飲んだほうが楽しいな…」と気持ちが冷めてしまう可能性も。
ビジネスシーンでも使われるツールやアプリは、画質や音質が良い傾向があります。特に高い画質や音質を求める場合には、Web会議にも使われるようなビジネス向けアプリを選択してみてはいかがでしょうか。
オンライン飲み会に使えるおすすめのアプリ10選
それでは、編集部おすすめのアプリを10個こちらでご紹介していきます。聞き慣れたあのアプリから、最近登場したばかりのニューフェイスまで、それぞれの特徴とともに解説していきましょう。
LINE
近頃は人との連絡手段のツールとして、電話やメールを使わずLINEのみを使っているという方も多いのではないでしょうか。
LINEのメリットは、なんといっても利用者が多いこと。普段から使い慣れているアプリでもあることから、初めてオンライン飲み会を開催するならまずはLINEで試してみる、という選択もありかもしれません。
顔を表示できる人数はスマホでは6 人まで、PCでは16人までとなっています。
参照:
https://guide.line.me/ja/experts/onlinedrinkingparty.html
Zoom
ビジネスシーンで多くの利用者がいるZoomも、オンライン飲み会ではよく活用されるアプリです。
オンライン飲み会の主催者のみアカウントを持っていれば、あとは参加者にビデオチャットルームのURLを共有することで通話をスタートすることができます。
ビジネス利用も多いことから、画質や音質は安定しているとの声も多いです。
ただし、無料版で3人以上のグループ通話を行う場合は40分までという時間制限があるため、接続が切れるたびに新しいチャットルームを作成しなければならないという手間があります。
Skype
長らく愛され続けているビデオ通話アプリといえば、このSkypeを思い浮かべるも多いのではないでしょうか。
アカウントを持っている人同士であれば、まず友達登録をしてからグループを作り、通話をスタートさせる方法が最もスムーズでしょう。アカウントを持っていない場合は、Zoomと同様にURLを共有することでも利用可能です。
Zoomとは違って、無料で時間無制限の利用ができます。また3~4人程度であれば安定した画質と音質を保ちやすいため、少人数での長時間のオンライン飲み会にはおすすめだといえるでしょう。
Google Meet
Google Meetは、今までG Suiteのユーザーのみが利用できる機能でしたが、全てのユーザーが利用できるようになりました。グループ通話の参加人数は最大100人、時間は最長60分間です。また、2020年9月30日までは、最長24時間の通話が可能となっています。Googleのアカウントを持っていれば利用できます。普段Gmailを利用している方や、Androidスマホを使っている方であれば既にあるアカウントなので、比較的気軽に利用しやすいアプリです。
参照:
https://support.google.com/meet/?hl=ja#topic=7306097
https://apps.google.com/intl/ja/meet/
https://apps.google.com/intl/ja/meet/how-it-works/
Slack
Slackは本来ビジネス向けアプリとして利用されてきましたが、オンライン飲み会アプリとしても利用することができます。月850円の有料登録を行うことで、最大15人までのグループ通話を行うことが可能です。
企業としてSlackを導入しているのであれば、会社のメンバーでのオンライン飲み会用ツールとして活用してみてはいかがでしょうか。ただし、利用はPCのみ可能で、スマホでは参加できない点には注意が必要です。
参照:
https://slack.com/intl/ja-jp/pricing
たくのむ
2020年3月28日にリリースされたばかりのたくのむには、オンライン飲み会に特化した便利機能があるのです。たとえばPCで参加する場合に顔や背景を加工できるなど、オンライン飲み会ならではのお楽しみ要素が詰まっています。
アカウント登録は不要で、操作は公式サイトの「飲み会ルームを作成する」というボタンからルームを作成するのみ。あとは参加者にURLを共有するだけですぐにオンライン飲み会を開始することができます。
参加人数の上限は7人までで、8人以上になると有料になることは覚えておきましょう。
参照:
https://www.notion.so/c487bab1b07d454696fd6690c7e84771
Remo
Remo は、まるでパーティーに参加しているような気分を味わえるちょっと変わったアプリです。参加画面には複数のテーブルが並んでおり、テーブルごとに参加者同士で会話を楽しむ形式になっています。
参加人数はパーティー全体でなんと800人まで。テーブルごとに6人までの会話を楽しめます。席替えを行えば、別のテーブルの参加者と会話することも可能です。
アカウント作成から14日間は無料で利用できるため、一風変わったオンライン飲み会を体験したいときにぜひお試しを。
参照:
https://remo.co/conference-pricing/
ゆんたく
オンライン飲み会を通じて知らない人との交流も楽しみたいなら、こちらのゆんたくがおすすめです。友だち同士の飲み会を楽しめる「貸切プラン」以外に、相席居酒屋のようなサービスを楽しめる「相席プラン」も用意されています。
プランはすべて有料のみですが、居酒屋に行くのと比べれば格安でしょう。飲み会を通じて相手と気が合えば連絡先の交換も自由なので、新しい出会いの形として活用できるかもしれませんね。
ネットフリックスパーティー
好きな映画やドラマを見ながら、仲間と感想を言い合ったり、一緒に盛り上がったりしたい人は少なくないのではないでしょうか。
Google Chromeの拡張機能であるネットフリックスパーティーを使えば、ビデオストリーミングサービスのNetflixに公開されている作品を参加者全員で視聴しながら、同時にグループチャットを楽しむことができます。
音声通話はできませんが、作品に集中したいときにはむしろ会話はないほうが良いという人が大半でしょう。Netflixのアカウントを持っていれば利用することが可能です。
Messenger
2020年4月27日、Facebookにより発表されたグループビデオ通話機能「Messengerルーム」は、最大50人でのグループ通話を展開することができます。
主催者はFacebookアカウントを持っていれば無料でルームを作成でき、アカウントの有無を問わず誰でも招待することが可能です。
また、フェイスフィルターや背景エフェクトも利用できるため、他のツール同様オンライン飲み会を楽しむことができそうです。
参照:
https://www.messenger.com/rooms
まとめ
家にいながら仲間に会えるオンライン飲み会は、いまとても注目されている新しい飲み会の形です。仲間と楽しくコミュニケーションを取るためには、より良い環境が必要不可欠。
これからオンライン飲み会を始めてみようと考えているなら、アプリ選びからこだわってみてはいかがでしょうか。
音質や画質、会員登録の有無や操作のしやすさなど、自分が開催するオンライン飲み会の規模に合わせて、最適なものを選んでみてくださいね。