オンライン飲み会で獺祭を飲もう!おいしい飲み方やおすすめのおつまみを紹介

日本酒の獺祭で有名な旭酒造が、オンライン飲み会を主催したことをご存知でしょうか。 獺祭は日本国内だけでなく海外でも人気が高く、国内外に愛飲者が多くいる特徴があります。 獺祭が好きな人同士がオンラインで集まる形で飲み会が開かれ、参加者が同じ銘柄のお酒を楽しめるイベントとして開催されました。 この記事では、旭酒造が実際に行った獺祭のオンライン飲み会についての情報や、獺祭の美味しい飲み方について紹介しています。 また、一緒に食べたいおつまみについてもいくつかピックアップして紹介していますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。


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旭酒造がオンラインで獺祭の飲み会を主催

2020年5月に、旭酒造主催でオンライン飲み会が開催されました。

中国の獺祭ファンを中心に国内外合わせて、120名以上が参加した大規模なオンライン飲み会として、メディアでも紹介されています。

オンライン飲み会の開催にあたり、ネット上で獺祭のボトルとオンライン飲み会のチケットを1,600円で販売しました。

購入したチケットに記載されているQRコードを読み取ることで、オンライン飲み会に参加できる仕組みです。

このイベンと以外にも、TwitterやInstagramで「#(ハッシュタグ)ひとり獺祭の会」を付けて、獺祭を含む写真や動画を投稿するイベントも開催されました。

その投稿の中から旭酒造が毎週1名に、そのとき一番美味しい獺祭をプレゼントするという企画です。

家飲み・宅飲みが注目されつつある昨今、獺祭を楽しみながらイベントにも参加できるとして、ファンからも支持されています。

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獺祭のおいしい飲み方

日本酒といえば獺祭という人もいるほど、多くのファンがいる獺祭。やはり、一番美味しい飲み方で楽しみたいところです。

ここからは、獺祭をより美味しく味わうための飲み方のポイントについて紹介します。

飲むときはワイングラスで

獺祭は日本酒なので、猪口で飲む方が多いのではないでしょうか。

美味しく飲むためにおすすめなのは、小さめのワイングラスを使用する方法です。ワイングラスの形状は香りを感じやすくなっており、獺祭の豊かな香りをより引き出してくれます。

また、薄めのグラスを使用したほうが口当たりも良くなるため、厚さ1mm以下のものがおすすめです。

獺祭を作っている旭酒造から「獺祭グラス」も販売されており、そちらを合わせて購入する方法もあります。

獺祭グラスはワイングラスの形状で「獺祭」とロゴが入っているのも特徴です。

宅飲み・家飲みをワンランクアップさせるアイテムとして取り入れてみてはいかがでしょうか。

参考サイト:

https://www.asahishuzo.ne.jp/dassai/qa.html

冷やして飲む

獺祭は日本酒の中でも冷やして飲むことに適したお酒です。そのため、熱燗には向いていないので飲む際は注意しましょう。

獺祭にはいくつかの種類があり、種類によっても冷やし方が異なるので、適した方法で冷やすことをおすすめします。

  • ・スパークリング:氷水に20~30分程度漬けておく。シャンパンのような楽しみ方ができる
  • ・二割三分や遠心二割三分:冷蔵庫から出して10分後が飲み頃【花冷え】
  • ・獺祭50や三割九分:冷蔵庫でよく冷やしたものをすぐに飲むのがベスト。5℃前後が飲み頃【雪冷え】
  • ・その先へ:12℃もしくは常温がおすすめ。香りが高いため温度が上がる際の香りの変化も楽しめる【涼冷え~常温】

このように、獺祭の種類によって冷やし方を変えることで、より美味しく香り高い状態で楽しむことができます。

飲み比べる場合は二割三分から

獺祭は種類が豊富にあるため、複数の銘柄を飲み比べて楽しめる特徴があります。

飲み比べを行う際は、味が最も繊細な二割三分から飲むと違いが分かりやすいのでおすすめです。

二割三分の次は三割九分、次に50と、徐々に磨きを下げていく飲み方が適しています。磨きの高いものから飲むと、違いがわかりにくくなるため注意しましょう。

香りや味わい、甘さなどの違いをゆっくりと楽しんでみてはいかがでしょうか。

開封後は早めに飲む

獺祭のみならず、日本酒は開封した時点からすでに酸化が始まっています。

そのため、開封後はできるだけ早めに飲み切ったほうが、最も美味しい瞬間を逃すことなく楽しめるのでおすすめです。

飲みきれない場合はきちんと栓をした上で、2~3日以内には飲み切るようにしましょう。

ほかの日本酒の中には酸化によって美味しくなる銘柄もありますが、獺祭の場合は酒造元も早めに飲み切ることを勧めています。

また、獺祭は未開封のものであっても、生酒は購入後1週間以内、そのほかの種類も1~2ヶ月以内を目安に早めに飲み切るようにしましょう。

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獺祭に合うおつまみ

獺祭を美味しく楽しむ飲み方について確認したところで、ここからは獺祭と一緒に楽しみたいおつまみについて紹介します。

なおかつ料理が苦手な人でも手軽に作ることができる点がポイントです。

合わせる獺祭の種類によっても、マリアージュする食材は異なります。ここで紹介しているものを参考にしながら、好みの食材を探してみてはいかがでしょうか。

刺身・貝類を使ったおつまみ

獺祭は豊かな香りが特徴のひとつで、合わせるおつまみも香りや味に奥行きのあるメニューがマッチします。

旬にもよりますが、タラ・ブリ・タイなどの白身魚の刺身が特に合いますよ。

魚介の出汁は香り・風味ともに奥行きがあり、獺祭のもつ味わいにぴったりの相性です。火を入れるなら、バターを使ってこってりさせるのも良いですね。

チーズ

チーズも発酵食品であるため、その独特の香りや塩味は日本酒に意外とぴったり合います。同じく発酵させて日本酒にマッチします。少しの醤油をチーズにたらしてみたり、さまざまなチーズと食べ比べをしてみたりと、アレンジの幅が大きいおつまみです。

獺祭とチーズの相乗効果によって風味が変わるのを楽しんで、ぜひお気に入りの組み合わせを見つけてみてください。

生ハム

生ハムはついつい何枚でも食べてしまいがちですが、加工肉のため塩分量が多めなので注意しましょう。調味料を新たに足さなくても、チーズに生ハムを巻いたり、野菜や薬味を挟んだりといったアレンジを楽しむこともできます。

また、メロンやグレープフルーツなどのフルーツを挟むのもおすすめです。獺祭だけでなくワインのおつまみとしてもおすすめですよ。

豆腐

こちらも、短時間で作れる食材のひとつです。

獺祭と楽しむおつまみとしても、好みで味に変化を加えることができる幅の広さでも人気があります。シンプルにかつお節や薬味をかけて冷奴にするのも良いし、獺祭の飲み口がすっきりしているのに対して、ごま油や香辛料を使ってスパイスを効かせても美味しそうです。

ナスなどの夏野菜

夏こそたくさん食べたい野菜も、栄養価が高くてクセがなく、日本酒のお供にぴったり。焦げ目がつくまで火を入れて、柔らかくなったら好きな調味料で味付けしましょう。夏バテで食欲が少なくてもさっぱりといただけますよ。

柔らかい食感に飽きたら、クラッシュナッツやフライドオニオンなどをアクセントにするのもおすすめです。

どれもシンプルな食材ですが、ひと手間を加えれば居酒屋で食べるような本格的なメニューになるので、ぜひ参考に作ってみて下さい。

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まとめ

オンライン飲み会で獺祭を楽しむのであれば、一番美味しい方法でおつまみも用意しておきたいところです。

家飲みや宅飲みであれば飲み比べや最も合うおつまみを作って試すなど、外で飲食するときにはできない楽しみ方が可能になります。

獺祭の芳醇な香りや奥深い味を楽しみながら、国内外の獺祭ファンと交流してみてはいかがでしょうか。