オンライン飲み会の人数は何人がベスト?
オンライン飲み会を開催する際に気になる人数ですが、ベストは4人程度です。この人数であれば会話がスムーズにでき、なかなか発言できないという参加者が出てくる心配もありません。
もし人数を増やすとしても、最大で6人程度までにしておくとスムーズにオンライン飲み会を開催することができます。
オンライン飲み会は、リアルの飲み会のように「近くにいる人同士で会話を楽しむ」ということができません。
そのため、あまり人数が増えてしまうと会話に参加できない人が出てきてしまいます。
また、参加人数が増えるほど画面に表示される人数が多くなるため、ひとりあたりの画面が小さくなり、表情なども見えにくくなるでしょう。
パソコンから参加している人ばかりではないため、スマートフォンで参加している人にはさらに小さく映ってしまいます。
参加した人全員が楽しめる環境を整えるためには、ある程度の人数制限を設けるのも手段のひとつと考えておきましょう。
オンライン飲み会を多数でする場合のコツ
企業の社内飲み会や同窓会、結婚式の二次会など、どうしても大人数でオンライン飲み会を開かなければならない場面もあるでしょう。
そのような場合に、どのような点を意識していればスムーズに開催・進行ができるのでしょうか。
ここからは、オンライン飲み会を多数で行う場合に押さえておくべきコツについて紹介します。
グループ分けをする
オンライン飲み会が大人数になると、会話に参加しにくくなるだけでなく場の空気も読みづらくなります。
オンライン飲み会ではひとりずつしか発言することができないため、人数が増えるほど話すことへのプレッシャーを感じる方もいるでしょう。
解決するには、少人数ごとにグループ分けをして、それぞれで会話を楽しむスタイルにすることがポイントです。
最初の乾杯や解散時の締めの挨拶などは全員で集合して行う、時間を決めてグループをシャッフルするなど工夫することもできます。
景品が出るようなイベントは全員参加型にする、それぞれで会話を楽しむときはグループを細かく分けるという切り替えをうまく活用しましょう。
ミュートやチャットを使う
話している人以外はミュート機能を使用し、発言を聞き取りやすいようにすることも大切です。
とくに家族やペットがいるなど周囲の音声が入りやすい環境にいる人は、意識して使用するように伝えましょう。
また、乾杯や締めの挨拶のときに幹事が発言する場合も、幹事以外の人は全員ミュートにするなど、メリハリを付けるのも重要です。
ミュートを使用している最中はチャットやエフェクト機能で反応するなど、目で見て反応が伝わるようにするのもおすすめです。
もしミュートを使用していても声が聞き取りづらいと感じるのであれば、ヘッドセットを購入するなど機器の準備も必要になります。
終了時間を決める
オンライン飲み会では、お店の閉店時間や終電の時間も気にする必要がないため、どうしてもダラダラと続きがちになります。
大人数で行う場合、時間を忘れて長く楽しみたい人もいれば、早めに終了したいと考える人もいるため、終了時間はあらかじめ決定しておきましょう。
抜けたくても抜けられず、無理をさせてしまうのは次回の参加を断られる原因にもなります。
終了後も続けたい人同士でグループを再度組み直すなど、解散後は自由参加にしておけば、自分の都合の良いタイミングで終了することができます。
また、人数が多い場合は開始時間を明確にしておくのも重要です。
残業などでやむを得ず遅れる場合はまだしも、参加時間まで自由にしてしまうと全体の進行がスムーズに進まなくなる可能性があります。
途中退席や中断ができる自由度の高いオンライン飲み会であっても、開始時間と終了時間は集合できるように周知しておくようにしましょう。
オンライン飲み会を2人でする場合
オンライン飲み会を2人で行う場合は、大人数で開催するときに比べて事前に楽しめる要素を準備しておくことをおすすめします。
どうしても一対一になってしまうと話題が途切れる場面が出てくる可能性があるので、そのような場合に備えておくことが大切です。
では、実際に2人でオンライン飲み会をする際にはどのような準備をしておくべきなのでしょうか。
ここからは、具体的に準備しておくべき内容とその理由について見ていきましょう。
話題を考えておく
オンライン飲み会を2人で行うときは、話題が途切れたときに備えて事前にいくつか話題を考えておくことがポイントです。
盛り上げるための話題でなくとも、日常の話から相手の好きなものなどで構いません。
参加者が多ければほかの人の話に耳を傾ける時間も長くなりますが、2人の場合は話す時間が相対的に長くなるためです。
2人での飲み会で沈黙の時間が長くなると、気まずい空気になってしまう可能性があります。
会話が続くか不安がある人やオンラインデートとして行う場合などには、相手に聞きたいことや話したいことを事前にリストアップしておきましょう。
話題として用いられることが多いものには、以下のような例があります。
- ・相手の出身地や誕生日など、プロフィールに関する質問
- ・おつまみやお酒の話
- ・恋愛話
- ・近況報告
- ・最近気になっていること
- ・趣味やペットの話
自分ばかりが話してしまうのではなく、相手の情報や話についても耳を傾けられるような話題がおすすめです。
また、愚痴などのネガティブな話題ばかりになってしまうと、楽しい雰囲気から離れてしまう可能性があります。
できるだけポジティブな話題を意識し、まずは楽しい飲み会になるよう心がけることが大切です。
何度か繰り返すうちにより深い話題に触れられるような関係性が築けたら、お互いの愚痴を聞き合うような飲み会に発展することもあるでしょう。
2人でできるゲーム
ずっと話が続かない、用意していた話題も尽きてしまったという場合には、ゲームで盛り上がるのもおすすめです。
オンライン飲み会のツールとして使用できるアプリなどの中にも、2人や多人数で楽しめるゲームがある場合もあります。
また、自力でゲームを準備しておくのも方法のひとつで、話題がなくてもゲームで自然に会話が生まれます。
- ・なぞなぞ
- ・心理テスト
- ・絵しりとり
- ・ものまね
- ・NGワードゲーム
- ・ロシアンルーレット
など、ゲームそのものが盛り上がるツールになるので、会話が苦手な人でも楽しく過ごすことができます。
オンライン飲み会に参加している人が、どちらもゲーム好きなのであれば本格的なオンラインゲームや対戦型のゲームを楽しむのもいいですね。
どちらか一方の趣味に偏るのではなく、相手の好みにも合わせて柔軟に対応することがポイントです。
まとめ
オンライン飲み会では、人数のコントロールがとても重要です。増えれば増えるほど幹事の負担が大きくなり、参加者全員が楽しめる環境ではなくなる可能性があります。
参加時間やグループ分け、全員での乾杯などをうまく使い分けながら、人数が増えても楽しめるような飲み会を行いましょう。
また、2人で行う場合は相手との関係性に合わせた話題やゲームなどを盛り込みながら、お互いの生活環境を考慮した時間に設定するのも大切です。
人数に合わせて事前に準備を行いながら、また参加したいと思ってもらえるようなオンライン飲み会になれば、成功だと言えるのではないでしょうか。