オンライン飲み会で使うツールの選び方
オンライン飲み会で使うツールを選ぶときには、2つのポイントを押さえておくようにしましょう。それは、参加者が気軽に参加できるツールかどうか、参加人数がマッチしているかどうかの2つです。
アプリのインストールが必要か
オンライン飲み会に参加する人全員が、気軽に参加できるアプリを使うのがベストです。たとえば、オンライン飲み会に招待したい人全員のLINEを知っているのであれば、LINEで始めることができますし、Facebookで繋がっているのであればMessengerを使うのが便利でしょう。
参加者が別々の通話アプリを使っているという場合は、オンライン飲み会によく使われているツールの中から選ぶことができます。その際には、アカウント登録が必要か、代表者がURLを送ってそこから参加可能なのかなどを考えて、気軽に参加できるツールを選ぶと良いでしょう。
参加人数とマッチしているか
ツールによっては何人以上だと画面表示されないなどといった制限があるものもあります。オンライン飲み会をするのであれば、参加者全員の顔を見て飲み会をしたいので、何人まで画面表示されるかも確認しておきたいポイントです。
また、参加人数が限られていないかを確認しておきましょう。何人までは無料で、何人からは有料プランじゃないと利用できないというツールもあります。
参加人数とマッチしたツールを選ぼうとすると、ツールは絞られてきますので、まずは何人くらいの規模になるか目安を把握しておくとツールを選びやすくなるでしょう。
オンライン飲み会におすすめなツール
オンライン飲み会で使われているおすすめなツールを8つ紹介していきます。この中から自分たちに合ったツールを見つけてみてください。
LINE
日本で使われている無料通話アプリの中で、利用者が特に多いアプリがLINEです。普段から使っている人が多いため、LINEでのオンライン飲み会に参加するためにわざわざインストールしないといけないという人はほとんどいないでしょう。
LINEでオンライン飲み会をするときに覚えておきたいのが、ビデオ通話に表示される人数です。iOSのスマホでは4人、Androidのスマホだと6人、パソコンでは16人までとなっています。
それぞれの端末での表示可能人数が超えてしまうとアイコン表示になってしまいますので、オンライン飲み会の人数は4~6人ほどを目安にしておくと良いかもしれません。
顔エフェクトやフィルターなど、オンライン飲み会を盛り上げる機能が充実しているのもLINEの魅力です。
Skype
時間制限なしでグループ通話をすることができ、音質も良いため根強い人気があるのが、Microsoftが提供している通話アプリSkypeです。
Skypeでオンライン飲み会をする場合は、まずは参加者全員がアカウント登録しなければなりません。その後、グループを作ってビデオ電話をする形になります。50人まで参加が可能なので、大規模なオンライン飲み会をすることも可能です。
Skypeには、背景効果機能があるので、背景にうっすらとぼかしをいれたり、独自の画像に背景を変えたりすることができます。また、共有機能もあるので、自分のWebサイトのコンテンツをみんなで共有するということも可能です。
Zoom
企業向けのビデオ会議アプリとして知られていたものの、最近ではオンライン飲み会でもよく利用されているのがZoomです。無料プランは40分までの利用時間制限がありますが、同じURLですぐに入りなおすこともできるので、オンライン飲み会を十分に楽しめます。
代表者がZoomに登録してアカウントを作成し、招待したい人にURLを送ることでオンライン飲み会を開くことが可能です。招待された側はURLから入れるため、アカウントなどは不要という気軽さがあります。
Zoomで大規模なオンライン飲み会をしたときに役立つのが、少人数のグループにわけることができるブレイクアウトルームという機能です。
少人数のグループにわけることで、参加者が会話に入りやすくなります。時間を決めてブレイクアウトルームにわけることで、オンライン飲み会の参加者とまんべんなく話すことができるでしょう。
部屋の背景を隠すことができるバーチャル背景機能があるというのも、オンライン飲み会で使われている理由になっています。
Google Meet
Googleが提供しているコミュニケーションツールがGoogle Meetです。Googleアカウントを取得し、ログインしていれば誰でも使うことができるため、気軽に始められます。
代表者がリンク、もしくは会議コードを取得し、参加者全員に送信します。参加者は送られてきたリンクをクリック、もしくは会議コードを入力するだけで簡単に始めることが可能です。
Google Meetの最大参加人数は100人で、制限時間は最長60分(2020年9月30日までは最長24時間)のためオンライン飲み会で使うツールとしては十分な機能です。
Whereby
Webミーティングのツールとして使われているのがWherebyです。Googleアカウントを持っていれば、すぐに始めることができます。
代表者はアカウントの作成が必要になりますが、参加者はアカウントがなくてもオンライン飲み会に参加することが可能です。
固定ルームを作ると、ルームのURLも変わらないので、オンライン飲み会を開くたびにURLを共有する必要がなくなります。定期的に同じメンバーとオンライン飲み会をすることが多いという場合は、固定ルームを作っておくと便利です。
Wherebyは 4人までは無料で、4人以上になると有料プランにしないといけないので、少人数のオンライン飲み会に向いているツールといえるでしょう。
たくのむ
たくのむは、2020年にスタートしたばかりのオンライン飲み会サービスです。アカウント登録不要で、簡単に「飲み会ルーム」を作成することができます。
たくのむのホームページから「飲み会ルームを作成する」をクリックすると、飲み会ルームURLが表示されるので、そのURLをLINEやメールでオンライン飲み会を開催する友だちに送ります。URLを受け取った側は、そのURLにアクセスするだけで始めることが可能です。
また、飲み会ルームを作成するときに、時間の設定機能もついているので、時間を設定することでメリハリがある飲み会にすることもできます。もちろん、時間を設定せずにエンドレスで飲み会をすることも可能です。
Messenger
Facebookユーザー向けの通話アプリがMessengerです。Facebookアカウントと連携しているので、Facebook上ですでに友だちになっている相手であれば、そのままMessengerでオンライン飲み会を始めることができます。
もちろん、Facebookに登録していない友だちでも、電話番号からMessengerのユーザー登録をすることができます。
フィルターなどのエフェクト機能が充実しているのもMessengerの魅力です。オンライン飲み会をしているときにも、インスタグラムのような加工フィルターやARマスクを利用するとよりいっそう楽しめそうですね。
ゆんたく
オンライン飲み会の変わり種のツールが、オンライン居酒屋「ゆんたく」です。ゆんたくでは、友だちと使える「貸し切りプラン」と知らない人とも飲める「相席プラン」の2つのプランが用意されています。
貸し切りプランは、定員が4~7名、90分の時間制で、料金は1人500円です。飲み会中にチケット(500円)を購入することで90分間の延長をすることができます。
相席プランは、定員が3~6名、90分の時間制で、料金は男性が1人1,500円、女性が1人500円です。相席プランだと初対面の人と知り合えることができ、気が合えば連絡先の交換もすることができます。
ゆんたくのホームページからチケットを購入すると、入店用のリンクがメールに届きますので、そのリンクからゆんたくに入店するという仕組みです。
まとめ
オンライン飲み会のツールは、それぞれに参加可能人数や時間の制限などが異なります。オンライン飲み会の規模やオンライン飲み会でやりたいことに合わせてぴったりのツールを選びましょう。
こちらで紹介したツールは、どれも簡単に始めることができるものばかりなので、ツール選びで迷ったら、参考にしてみてくださいね。