オンライン飲み会のやり方①環境を整える
オンライン飲み会を開催する場合、次の3つのステップで準備を進めていくとスムーズに進みます。
最初に、オンライン飲み会に必要な環境や環境を整える際のポイントからご紹介していきましょう。
そもそも「オンライン飲み会」とは、ネット回線でつながることで、別々の場所に居ながらにして、仲間と一緒にお酒を飲んで楽しい時間を共有することをいいます。つまり環境作りは、仲間を集めてコミュニケーションをとるためには欠かせません。
いまある環境を確認するだけでなく、よりスムーズな通話が楽しめるよう、新しい設備の導入などにも目を向けることをおすすめします。
インターネット環境
オンライン飲み会を開催する際にまず整えておきたいのが、インターネット環境です。スマホなどを使えば誰でも気軽にインターネットを利用できるものの、オンライン飲み会の場合は画像をリアルタイムで送るため、通信負担が大きめです。
まわりの通信状態によって不安定になることも多いため、モバイルルーターの導入を検討しましょう。家族がネットサーフィンやゲームをしていても、気兼ねなくオンライン飲み会に参加できますよ。
固定の光回線サービスを利用すれば安心して大容量通信が実現するでしょう。インターネット回線は使うほどに費用がかかるため、料金がお得な大容量パックへ切り替えるのもおすすめです。
デバイスの準備
オンライン飲み会に使う機材、デバイスの準備もしておくといいでしょう。スマホやタブレット、パソコンを使うのが一般的です。
ビデオ通話はスマホでも充分なものの、オンライン飲み会は全員の顔が見えるほうが盛り上がります。分割すると画面が小さくなり、仲間の顔が見えにくいため、タブレットやパソコンを使うことをおすすめします。
ビデオ通話には、カメラやマイクが必須です。画面を見ながら画像を送れるのか、フロントカメラに切り替えができるかも確認しましょう。外付けでカメラを取り付けることもできます。
家族と同居している人は、イヤホンを用意しておくことをおすすめします。仲間と秘密の話を気兼ねなくでき、家族がたてる生活雑音も気になりません。聞き取りやすさもアップするため、会話が盛り上がります。
オンライン飲み会のやり方②ツールを準備する
次に必要なのが、オンライン飲み会で使うツールの選定と準備です。
画像と通話を可能にするツールやコミュニケーションアプリには、いくつかの種類があります。ここでは、オンライン飲み会に役立つ、代表的なツールをご紹介していきましょう。
それぞれ特徴や使い方、かかる費用なども違います。メリットとデメリットを比較して、自分にとって使いやすいツールを選ぶといいでしょう。
LINE
普及率が高く、初めてオンライン飲み会を開催するのにおすすめのツールです。スマホの普及とともに利用者が爆発的に広がった無料通話アプリですが、ビデオ通話がオンライン飲み会に活用できます。
利用時間の制限がなく、飲み会が長引いても、一切費用がかかりません。最大200人のグループでビデオ通話ができるため、飲み会の輪が広がるでしょう。
エビデンス
Zoom
参加人数が多いオンライン飲み会に向いている、Web会議などにも使われているツールです。無料版と有料版があり、無料版でも最大100人が同時にビデオ通話できますが、3人以上の場合は制限時間が40分に限られるので注意をしてください。
Zoomの場合は、主催者のみがアカウントを取得すれば良いため、手間がかかりません。参加者は指定のURLにアクセスするだけと、誰でも気軽に参加できるのが魅力です。
エビデンス
https://zoom.us/jp-jp/meetings.html
Skype
老舗のチャットツールで、通話料がかかりません。最大50人までが無料でビデオ通話に参加できるため、飲み会の参加者が増えても安心ですね。
Skypeもビジネスや、同じ趣味を持つ人同士のコミュニケーションツールとして人気ですが、事前のアカウント取得が必要です。今後同じ仲間とオンライン飲み会を開催するなら、活用して損はありません。
エビデンス
Messenger
Facebookが提供しているビデオチャットツールです。Facebookで友達登録をしていなくても、誰とでも通話が楽しめるため、オンライン飲み会で気軽に仲間を広げられるのが嬉しいところです。
利用は無料で、最大50人が時間制限なしに参加できるのも魅力でしょう。スマホのほか、パソコンでも使うことができます。
エビデンス
Googleハングアウト
Googleのアカウントさえ持っていれば、誰でも無料で使えるビデオチャットツールです。アカウント取得が簡単で、主催者が共有URLを作成した後に招かれれば気軽に参加できるため、負担感が少なく、オンライン飲み会のお試し開催にもぴったりです。
ハングアウトの場合は利用時間が8時間に限定され、最大人数は10人です。気が置けない仲間との、小規模のオンライン飲み会に向いています。
エビデンス
https://chrome.google.com/webstore/detail/google-hangouts/nckgahadagoaajjgafhacjanaoiihapd?hl=ja
オンライン飲み会のやり方③飲み物・食べ物を準備する
オンラインであっても、飲み会に欠かせないのがおいしいお酒とおつまみ、食べ物ですね。
居酒屋やレストランを利用するリアル飲み会の場合は、一声かければ、希望のお酒や食べ物がすぐに出てきます。しかしオンライン飲み会の場合は、そうはいきません。
ここでは、オンライン飲み会でお酒や食べ物を用意するポイントや、おすすめをご紹介していきましょう。
●お酒や食べ物を用意する際の注意点
オンライン飲み会では、基本的にお酒も食べ物も好きなものを自由に選んで大丈夫です。まわりの目を気にせず、自分の好きなものだけを飲んで食べましょう。こういった自由度の高さも、オンライン飲み会の醍醐味の一つです。
オンライン飲み会なら、自分の酒量を無理なく守れるのも魅力でしょう。お酒が弱い人は、ノンアルコールを選んでもOK。お酌が苦手でリアル飲み会を敬遠しがちな人も、自分のペースで飲み会気分を楽しんでくださいね。
長時間楽しみたいと考えている時には、離席が頻繁にならないように会が始まる前に十分な量のお酒や食べ物を用意しておくのがおすすめです。
自分の手作りの料理を見せ合うのも、オンライン飲み会を盛り上げる目玉です。とはいえお料理が苦手な人や必要な調理道具を持っていない人もいます。食べ物の用意が負担になる場合は、お惣菜やデリバリーを上手に活用してください。
身近な場所に住んでいる仲間との飲み会なら、宅配で同じ食べ物を取り寄せるといった楽しみ方もできます。
●話題性のあるお酒・食べ物で楽しむ
オンライン飲み会で用意するお酒や食べ物は、話題性のある人気の料理や、見た目がおしゃれなものを選ぶといいでしょう。お店では高くで頼めない地酒やちょっといいワインでも、自宅でならお得に楽しめますよ。
オンライン飲み会はお互いの距離感が大きく、慣れないと会話が続かないかもしれません。そんなときに話題のネタとして役立つのが、お酒や料理です。食べ物を手作りする場合は食材の彩りや食器にもこだわって、見栄えを重視して作ってみてください。
お皿にブロッコリーの緑やトマトの赤、鮮やかな黄色のパプリカを加えるだけでも、断然見た目が良くなります。暖かみのある木製の器や、スタイリッシュに見える黒いプレートを使うのもおすすめです。
まとめ
自宅に居ながらにして仲間とお酒が飲めるオンライン飲み会は、非常に便利ですが、すべてをお膳立てしてくれるお店を利用しないからこそ、やり方には工夫が必要です。
環境も設備、飲み物なども厳選して、オンライン飲み会を盛り上げる工夫をして楽しみましょう。