はじめてでもわかる!Zoomでのオンライン飲み会の方法とは?

「Zoom飲み会」という言葉ができるほど、オンライン飲み会の定番ツールとなったZoom。いままでZoomを使ったことがないという人でも、「今度のオンライン飲み会で使ってみようかな」と考えることもあるのではないでしょうか。そこで今回は、Zoomを使うのは初めてという方のために、オンライン飲み会をZoomで開く方法について解説していきます。


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オンライン飲み会をZoomでするメリット

オンライン飲み会に利用できるツールはZoom以外にも複数あります。では、Zoomでオンライン飲み会を開くことのメリットにはどんなものがあるのでしょうか。

無料でできる場合がある

Zoomには、無料プラン有料プランがあります。オンライン飲み会であれば、無料プランでも十分に楽しむことができるでしょう。まずは、無料プランと有料プランの違いを簡単に紹介していきます。

・無料プランでできること

1対1のミーティングであれば時間に制限はありませんが、3人以上のグループミーティングでは時間が40分までと制限されます。

参加人数は、無料プランでも100人までミーティングに参加することが可能です。グループごとにルームをわけられるブレイクアウトルームという機能が無料プランでも使えるので、大きな規模のオンライン飲み会になっても対応することができます。

バーチャル背景や画面共有といった機能は、無料プランでも使うことが可能です。こうした機能は、オンライン飲み会のときにも役立つこと間違いないでしょう。

・有料プランでできること

有料プランには、プロ・ビジネス・エンタープライズと3つのプランがあります。有料プランと無料プランとの大きな違いは、グループミーティングの時間制限がなくなることです。

参加者数の制限もプロでは100人、ビジネスでは300人、企業では500人までと増えていきます。

また、ミーティングの録画をクラウドに保存できるといったメリットもあります(無料プランでもローカル保存は可能)。

背景を変えることができる

Zoomではバーチャル背景機能があり、ミーティング中の背景を好みの画像やビデオに変更することができます。

自宅でオンライン飲み会をするとなったときに、「部屋の中を見られてしまうのは嫌だな」「部屋を片付けるのがめんどう」と感じることもあるでしょう。

そんなときは、バーチャル背景機能を利用することができます。ただし、バーチャル背景は部屋の背景がグリーンスクリーンで、照明が均一のときに安定して表示されるという点を思いに留めておいてください。

背景にいろんなものが置いてあったりすると、バーチャル背景がきれいに表示されなかったりすることもあるので、オンライン飲み会をはじめる前に確認しておきましょう。

バーチャル背景は、デフォルトの状態で3つの画像があり、そこから選択できるようになっていますが、自分が撮影した写真を設定することもできます。自分が撮影した写真を背景に設定すると、話題作りに役立てることもできるので、ぜひ試してみてください。

画面共有をすることができる

Zoomでは、自分が見ているパソコンの画面を共有することができます。ビジネスシーンで、資料や画像を見せながらオンライン会議をするのに役立つ機能ですが、オンライン飲み会でもこの機能を使って場を盛り上げることが可能です。

例えば、共通の思い出の写真や動画などを表示すると、思い出話に花が咲くことでしょう。また、写真や動画を使ったゲームを楽しむときにも画面共有機能は役立ちます。

オンライン飲み会で「話のネタがなくなってしまったな」と感じたときでも、一緒の画面を見て楽しむことができると、場の雰囲気が和むものです。オンライン飲み会をするときには、ネタに困ったときのために共有できる写真や動画を準備しておくようにおすすめします。

スマホでも参加可能

Zoomはパソコンだけでなく、スマホやタブレットにも対応しています。Zoomのアプリは無料でダウンロードできるので、オンライン飲み会をZoomでやることになったらダウンロードしておくと良いでしょう。

ただし、スマホの場合は4人までしか画面に表示されません。オンライン飲み会の参加者が4人以上いる場合は、スマホの画面を左にスワイプしないと、ほかの参加者を見ることができなくなっています。

タブレットの場合は、画面に表示されるのは9人までです。もしも、オンライン飲み会の参加人数がそれ以上で、全員の顔を見ながら飲みたいなという場合は、パソコンを使うことを考えてみましょう。

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Zoomでのオンライン飲み会の方法

主催者として、参加者としてZoomでのオンライン飲み会をする際の方法について紹介します。

主催者

Zoomでオンライン飲み会を主催する場合は、Zoomのアカウント登録をして、招待URLを発行する必要があります。

・事前のアカウント登録

Zoomの公式サイトにアクセスして、メールアドレスを入力して「サインアップ」ボタンをクリックします。Zoomからメールが届くので、メールの中の「有効にする」というボタンをクリックしましょう。

アカウント登録する画面に移るので、必要事項を入力していきます。その後、ダウンロードボタンが表示され、そのボタンをクリックすることでZoomのインストールが完了です。

アカウント登録が完了して、Zoomを立ち上げると招待URLの発行ができるようになります。

・招待URLの発行

Zoomを開くと、上部に表示されている「ホーム」「チャット」「ミーティング」「連絡先」の中から、「ミーティング」をクリックします。

ミーティングの画面に、「開始」「招待をコピー」「編集」という3つのボタンがあるので、招待をコピーのボタンを押しましょう。そうすると、招待URLがコピーされるので、あとはオンライン飲み会の参加者にそのURLを送るだけです。

Zoomでは、日時を指定してミーティングの招待URLを発行することもできるようになっています。日時を指定する場合は、画面左側にあるスケジュールのボタンをクリックして、トピック・開催日時・所要時間・ミーティングIDなどを設定して、招待URLを発行しましょう。

事前の予定を立てて、招待URLを発行しておけば、当日になってオンライン飲み会の参加者にURLを送り忘れていたというようなミスを避けることができます。

参加者

Zoomアプリを事前にダウンロードしておきます。そうしておくことで、主催者から送られてくるURLをクリックしたら、自動的にZoomが起動するようになるので便利です。

参加者の場合は、招待URLをクリックするだけでオンライン飲み会に参加できるので、オンライン飲み会の誘いがあった場合は気楽に待っていることができます。

Zoomがオンライン飲み会のツールの中でも人気が高いのは、ひとつの理由として参加のしやすさにあると考えられます。

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Zoomでのオンライン飲み会の注意点

Zoomは、基本的にビジネスの場面で使われていたツールなので、顔のエフェクト機能や独自のゲーム機能はありません。なので、顔のエフェクトやゲームをして盛り上がりたいという場合には、ほかのツールを使うようにしましょう。

顔のエフェクト機能が充実しているツールとしては、LINEやMessenger、たくのむなど、独自のゲームが充実しているのは、LINEやHousepartyなどが挙げられます。

Zoomは、シンプルに友だちとの会話を楽しむためのツールです。エフェクト機能やゲーム機能がないほうが会話に集中できて楽しかったと感じる方も少なくありません。

Zoomには、独自のゲーム機能はないものの、画面共有などを使うとゲームをみんなで楽しむことができます。画面共有して楽しめるゲームのアイデアはネット上に複数あるので、調べてみて、楽しそうなゲームがあれば試してみてください。

大規模なオンライン飲み会を開こうと考えている場合は、無料プランだと100人までの制限があるため、有料プランを利用するか、ほかのツールにするか考えると良いでしょう。

100人以内であれば、無料プランで対応できますし、ブレイクアウトルームを使用することで、参加者を小さなグループにわけることが可能です。

Zoomの特徴についてあらかじめ知っておくと、オンライン飲み会をZoomで開いて「思っていたのと違った」となることはないでしょう。

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まとめ

誰でも手軽に利用できるZoomは、オンライン飲み会で利用しやすいツールです。100人までなら無料プランでも利用できるので、まずは無料プランを使ってみると良いでしょう。

Zoomのアプリをダウンロードしておけば、誰でも簡単に参加できるので、大人数のオンライン飲み会にもZoomはおすすめです。