好きな人を忘れる方法は?男性におすすめしたい気持ちを整理する方法

目次1 好きな人を忘れたくなるときとは?2 好きな人を忘れられない理由3 好きな人を忘れる方法【片思い編】4 好きな人を...


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「好きな人を忘れて、次の恋に進みたい」というとき、どんな方法で気持ちを整理すればよいのでしょうか?人は忘れようとすればするほど執着が強くなる生き物です。自暴自棄にならずに自然に忘れるコツや失恋後の過ごし方を紹介します。

好きな人を忘れたくなるときとは?

  

 「相手に好きな人がいる」「異性として見られていない」など、自分の思い通りになるとは限らないのが恋愛です。本来、好きな人のことは四六時中考えていたいはずなのに、相手を忘れたくなるのはどんなときなのでしょうか?

後悔があるから忘れたくなる

失恋には、二つのパターンがあります。一つは、最善を尽くしてもダメだったパターン、もう一つが何もしないうちに終わってしまったパターンです。後悔が根強いのは、後者の『何もせずに終わった恋』かもしれません。

前者の場合、たとえ相手にきっぱり振られても、「ベストを尽くしたなら仕方がない」と割り切れます。時間が経てば、相手のことは自然に忘れていくでしょう。

一方で、アプローチする前に相手に恋人ができてしまったり、恋人の存在を知って自ら身を引いたりした場合は、「あのときもっと頑張ればよかった」という感情が尾を引きます。

後悔の念にかられて心が苦しくなると「彼女のことを早く忘れてしまいたい!」と思うようになるのです。

次の恋に進むための準備

多くの人は、次の恋に進むためには昔の恋を手放さなければならないことを知っています。好きな人を忘れたくなるのは、「新たな恋に一歩踏み出したい」と感じたときでしょう。

昔好きだった人を引きずったままほかの異性と付き合うこともできますが、「相手を心から好きになれない」という罪悪感にさいなまれるかもしれません。寂しさは埋まるものの、それは本当の恋ではないでしょう。

新しい恋に進むには、好きだった人をある程度は忘れる必要があります。失恋直後は感傷に浸り、新しい恋どころではないかもしれませんが、少し時間が経つと「前に進まなくては」という気持ちになるものです。

好きな人を忘れられない理由

忘れようとする前に、「なぜあの人を忘れられないのか」という問いの答えを考えたことはあるでしょうか?過去の恋愛でも『すぐに忘れてしまう恋』と『なかなか忘れられない恋』があるはずです。

好きでいた期間が長かった

好きでいた期間が長ければ長いほど忘れるのが難しくなります。例えば、好きになった相手が幼なじみや会社の同僚、サークルの仲間だった場合、相手と一緒に過ごした思い出はたくさんあるでしょう。

自分に自信がなくて告白ができず『片思い期間』が長かったケースでは、「告白できずに終わってしまった」という後悔の気持ちが上乗せされます。彼女との思い出の場所を訪れるたびに思い出がよみがえり、ますます忘れられなくなってしまうのです。

彼女のことを美化している

気になる異性が現れれば、昔好きだった人のことは自然と忘れていきます。時間が経っても心や頭の中に相手の存在が居続けるのは、脳が勝手に記憶を美化しているからかもしれません。

人の脳は、過去の記憶を自分の都合のよいように書き換えるといわれています。起こっていないことを起こったと認識する人もいれば、「あの人はとてもすてきな人だった」と相手を美化してしまう人もいるようです。

昔の恋人や片思いの相手が美化されると「一生忘れられない」「あんなに好きになれる人は現れない」という心理状態に陥る可能性があります。

傷ついたプライドのせい

「自分より劣っていると思っていた相手に好きな人を取られた」「人前であり得ない振られ方をした」など、プライドが傷つけられたのが原因で相手が忘れられないケースもあります。相手への未練や恋しさよりも、恨みや悔しさがいつまでも残ってしまうパターンです。

男性は女性よりも『プライドが高い人』が多い傾向にあるようです。とりわけ、好きな女性の一言は心にぐさりと突き刺さり、傷が癒えるまでに時間がかかります。

これは自分の心の問題ともいえますが、相手に対する恨みに近い感情が湧きあがり、なかなか収拾がつかなくなるケースがあるようです。

好きな人を忘れる方法【片思い編】

『片思い』で終わった恋は、アプローチできなかった後悔が残ります。よい記憶が美化され、恋人関係が破局するよりも気持ちの切り替えが困難なケースがあるようです。自分の心に向き合いつつも、新たな恋に出会う準備を進めていきましょう。

自分の気持ちと向き合う

告白してはっきりと断られたのであれば「仕方がない」と諦められますが、片思いは『相手への執着』や『美化された記憶』が残り、次の恋を妨げてしまう場合があります。

まずは、自分の気持ちに向き合いましょう。片思いは直接振られたわけではないため、「またチャンスがあるのでは」と期待している節があるかもしれません。淡い期待は新たな恋を遠ざけます。「これ以上の進展はないのだ」と自分に言い聞かせましょう。

片思いは記憶を必要以上に美化しがちなので、もう一度相手に会って話をしてみるのもアリです。美化された記憶と現実とのギャップで気持ちが薄れる可能性があります。

友人と遊んで発散する

自分に向き合うことは重要ですが、あまり考えすぎると心が鬱々としてくることがあります。女性は友だちとのおしゃべりで気持ちを発散させますが、男性は自分の恋愛話を人と共有するのが苦手な傾向があるようです。

仲のよい友だちに打ち明けられるのであればよいですが、そうでない場合はとにかく遊んで発散しましょう。気のおけない仲間とワイワイ飲んで騒ぐのもよし、スポーツで汗を流すのもよし、です。

無理に忘れる必要はありませんが、誰かと楽しい時間を共有することで、心の傷が癒されていきます。

新しい出会いを探すのもおすすめ

新しい恋に出会える場所に積極的に足を運んでみましょう。寂しさを埋めるために付き合うのは根本的な解決になりませんが、いろいろな相手と会って話をした方が気持ちが前向きになりやすいでしょう。

合コンや街コン、飲み会などに参加するほか、近年は『マッチングアプリ』を使って本気の出会いを探す方法がごく当たり前になっています。共通の趣味を持つ相手が検索できるため、より自然な形で恋に発展できるでしょう。

「仕事が忙しくでイベントに参加できない」という人にとってもぴったりの方法です。

好きな人を忘れる方法【両思いからの失恋編】

両思いからの失恋では、いかに相手を『思い出』として昇華させられるかがポイントです。相手への恋しさが募ると、ついLINEや電話に手が伸びてしまいますが、グッと我慢する必要があります。

彼女のSNSは見ない

過ぎ去った恋を忘れるためには、『別れた相手のSNSは見ない』のが鉄則です。「今何しているかな」と相手のことが気になってしまうのはごく自然なことですが、SNSを覗いてしまうと収拾がつかなくなる場合があります。

相手の投稿した内容が楽しそうだと、「自分はこんなにつらいのに…」と恨みや嫉妬に似た感情が湧いてきます。「今、どこで、誰と、何をしている?」と私生活を探ることにとらわれてしまい、心が休まらない状態になってしまうかもしれません。

元恋人のSNSを見ることは、相手に直接会うよりも心に影響を与える場合があります。思い切ってフォローをやめるのが賢明でしょう。

簡単に連絡できないようにする

元カノや両思いだった相手の『連絡先』や『過去のやりとり』はできる限り削除してしまいましょう。簡単に連絡できないようにしておくと、相手への未練が早く断ち切れます。

連絡先や履歴が残っていると「今どこにいるのかな…」とふと相手のことを考えてしまったり、「元気?」とついメッセージを送ったりしてしまう恐れがあります。

連絡先が完全削除できないのであれば、せめて『すぐに検索できない状態』にしておきましょう。スマホからは削除して、紙のアドレス帳に書き写しておくだけでも気持ちは随分違います。

趣味や仕事に打ち込んで忙しくする

暇な時間が多いとつい余計なことを考えてしまいがちです。しっかりと自分の気持ちに向き合った後は趣味や仕事に打ち込んで、これ以上考える時間を作らないようにしましょう。人は何かに熱中するとほかのことが頭に入らなくなるものです。

仕事にとことん打ち込めば『給料アップ』や『キャリアアップ』が見込めて一石二鳥です。新しい資格取得にチャレンジすれば、自分の世界がグッと広がるでしょう。

休日は家にこもらず、ドライブや旅行に出かけるのがおすすめです。孤独な時間や暇な時間を意識的に減らしていくと、好きだった彼女への思いは次第に薄れていくでしょう。

好きな人を忘れる方法【職場編】

好きだった相手が職場の同僚だった場合、『嫌でも毎日顔を合わせてしまう』という問題があります。同じ部署であれば、仕事上の関わりがあり、相手を見るたびにつらい気持ちがよみがえってしまうかもしれません。

できるだけ接点を少なくする

まずは、相手との接点をできるだけ少なくするようにします。

付き合っていて別れた、または告白して振られた場合は、気まずくて自然に避け合う可能性がありますが、自分が片思いをしているだけの状況下では、相手はいつも通りに接してくるでしょう。

相手に親しくされると、思いを断ち切りたいという気持ちが遠のくため、『最低必要限の会話』にとどめましょう。しばらくは同じ会合に参加しない、退社時間が重ならないようにするなど、意図的に接点を少なくすることが重要です。

仕事が終わった後は気晴らしを

仕事が終わった後はパッと気晴らしをして、ストレスを解消しましょう。好きな人と職場が同じ場合だと、しらずしらずのうちにストレスを抱えてしまうものです。

接点を少なくするように工夫したり、相手に自分の気持ちを悟られないように気を遣ったりして、退社する頃には疲れ果てているかもしれません。

さらに、「仕事は充実していても、家に帰ると独りぼっち…」という人は要注意です。暇な時間が多い人同様、『孤独な時間』が多いとついつい相手のことを考えてしまいます。

ジムに通って体を鍛える、気の合う仲間と飲みに行く、社会人サークルに参加してみるなど、プライベートを充実させましょう。

忘れようとしているときに注意すべきこと

失恋後の自分の何気ない行動が、「忘れよう」「前向きになろう」という気持ちを妨げる場合があります。自分の心を守るためにも、『自暴自棄』や『無理のしすぎ』にはくれぐれも注意しましょう。

自暴自棄にならない

相手への思いが大きければ大きいほど、失恋のショックや傷みは大きいものです。すぐに感情をあらわにする女性に比べ、男性はメンタルが強いと思われがちですが、心は深く傷ついています。

つらいことがあると、自暴自棄になってお酒を浴びるように飲んでしまう人がいます。「どうにでもなれ」という気持ちになり、普段なら絶対にしないような行動に出てしまう人も少なくありません。

自暴自棄な行動は『後悔』を生みます。我に返ったとき「あんなことをしなきゃよかった」と深く落ち込んでしまうため、自分の感情をコントロールするように努めましょう。

寂しさを埋めるために誰かを利用しない

好きな人を忘れるには、新しい恋をするのが一番ですが、『寂しさを埋めるために付き合う』のは好ましくありません。純粋な愛情がない状態での付き合いは、相手を利用しているのと同じです。

付き合いを続けていくと、罪悪感で心がいっぱいになり、寂しさが埋まるどころか、むなしさがこみ上げてくるでしょう。

「長く一緒にいれば好きになるかもしれない」と思う人もいますが、実際のところ、好きだった人と目の前の相手を無意識に比べてしまうだけです。自然に好きになる可能性は低く、付き合いを続けてもあまり意味はありません。

相手を傷つけないためにも、忘れるために好きでもない女性と付き合うのはやめましょう。

無理やり忘れようとしないこと

忘れようと意識すればするほど忘れられなくなるものです。つらいことに無理やり蓋をすれば、一瞬は気がラクになるかもしれません。

しかし、自分の中で気持ちの整理が付いていない状態には変わりがなく、またつらい気持ちがよみがえってくるでしょう。「早く忘れなければ」と自分を責めてしまうケースも考えられます。

好きな人を忘れられなければ、無理に忘れる必要はありません。少し時間はかかるかもしれませんが、普段通りの日々を繰り返しているうちに、相手への思いは薄れていくはずです。時の流れに身をまかせて、心のままに過ごしてみましょう。

まとめ

好きな人を忘れるのは容易ではなく、無理に忘れようとすればするほど、執着してしまいます。相手への思いやつらさがこみ上げてきたら、否定せずにそっと受け止めてみましょう。

自暴自棄にならずに自然に忘れるポイントは、好きなことに意識をシフトさせることです。気の合う仲間と一緒に過ごす時間を増やしたり、ドライブをしたりして、いつもよりもちょっとアクティブに過ごしてみるのもよいでしょう。