告白の仕方に正解はある?成功率を上げるポイントと注意点について

目次1 告白の種類について2 成功率を上げる告白の仕方とは3 告白のタイミングを見極める方法4 告白の成功率を下げるNG...


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告白は自分の思いさえ伝えればOKというわけではありません。『恋人になる』という目標を達成するには、どんなステップを踏めばよいのでしょうか?告白のタイミングや言葉選び、アプローチの仕方など、『告白の成功率』を上げるポイントを解説します。

告白の種類について

『告白』は好きな人に自分の思いを伝えることです。恋愛では、告白から交際がスタートするため、恋人が欲しい人はこの難関をクリアする必要があります。自分の気持ちがもっとも伝わりやすい告白方法はどれでしょうか?

直接会って告白

『直接会って告白』は、王道の告白方法です。メールやLINEがなかった時代はラブレターを渡すか、人気のないところに相手を呼び出して告白するのが大半でした。

直接告白する最大のメリットは、自分の心がストレートに伝わることです。相手は言葉だけでなく、表情や声色からも自分への思いを感じ取ります。

『夜景の見える場所』や『夕暮れ時の公園』など、どこを告白場所に選ぶかによって『告白の成功率』が変わるのも特徴でしょう。

ただ、直接の告白は緊張するのがデメリットです。振られたときのショックも大きいため、覚悟を決めて臨みましょう。

LINE・メール

LINEやメールを介しての告白は、相手を特定の場所に呼び出す必要がありません。自分の心の準備が整ったタイミングで送信ができるため、「直接会って言うのは恥ずかしい」「緊張して言葉が見つからない」という人に適した方法でしょう。

直接の告白との大きな違いは『表情が見えないこと』です。人によっては相手に真剣度が伝わりにくく、「冗談でしょ?」と返されてしまうこともあります。

告白をしたときの相手の表情が見えず、手ごたえが分かりにくいのもデメリットです。

電話

『電話』は、自分の思いを『声』で伝える手段です。メールやLINE同様、相手を呼び出す必要がなく、遠距離でも自分の思いがしっかりと伝えられます。

直接の告白よりも緊張せずに済む上、話す内容を事前に準備して、確認しながら話すことも可能です。「相手の顔が見えると、緊張して言葉が出ない…」という人にはぴったりの方法でしょう。

一方で、相手の表情が見えないぶん、リアクションが分かりにくいのが難点です。沈黙の気まずさは、直接の告白以上ともいえるでしょう。

手紙

現代では、手紙で告白する人はごく少数派です。ほかの告白方法は相手ありきなのに対し、手紙やメールは自分の思いだけを一気に綴ります。「相手の反応を気にせずに、とにかく自分の思いを伝えたい」という人には最適な方法でしょう。

文字や文章にはその人の人柄や心が映し出されます。声も表情も分かりませんが、不思議と気持ちが伝わるのが手紙の魅力です。もしも2人が両思いで告白が成功すれば、ラブレターは相手にとってプレゼントになるでしょう。

ただ、「手紙で告白されるのは重い」と感じる人がいるのも事実です。相手に適した告白方法であるかを見極めた方がよいでしょう。

成功率を上げる告白の仕方とは

自分の気持ちを一方的に伝えるだけの『突然の告白』は相手を混乱させます。2人の信頼性がしっかり構築されたことを確認した上で、ストレートに思いを伝えるのが理想です。相手の心を動かす『タイミング』『場所』『言葉』について解説します。

相手が脈ありの状態になってから

告白の成功率は『タイミング』の良し悪しで決まります。告白が成功している男性の大半は、相手の脈あり度が分かってから行動を起こしています。勝算がまったく分からない状態で告白するのは、危険な賭けなのです。

女性の答えは、男性に呼び出された時点で決まっているといっても過言ではありません。押しに負けて付き合うパターンもありますが、興味のない相手や知り合って間もない相手に告白をされても困惑するばかりです。

成功率を上げるには、連絡先を交換した後の『アプローチ』が大切です。段階的に距離を縮め、2人の信頼が築かれた頃合いがベストタイミングでしょう。

2人きりになれる場所で

女性にとって「告白はうれしいけど、ここではやめてほしい」という場所やシチュエーションがいくつかあります。その一つが『人前での告白』です。

中には、『公開告白』や『サプライズ』に憧れる人もいますが、「告白されているところを人に見られたくない」というのが多くの女性の本音です。周囲の目や冷やかしが気になって、その場から逃げ出したくなってしまう人もいるでしょう。

告白を成功させたいのであれば、『2人きりになれる場所』を選ことが大切です。夜景の見える公園や静かな海辺、緑が溢れる公園など、喧騒から離れた『ロマンチックな場所』であれば、告白の成功率はぐんと上がります。

シンプルでストレートな告白がベスト

ポエムのような愛の言葉よりも、シンプルでストレートな言葉ほど相手の心に響きます。「好きです、付き合ってください」は定番中の定番ですが、素直で偽りのない『理想のセリフ』です。

好きという気持ちを伝えた後には、「付き合ってほしい」「彼女になってほしい」「ずっと一緒にいたい」など、自分の『希望』をはっきりと述べます。『気持ち』と『これからどうなりたいか』を必ずセットで伝えるのがポイントです。

さらに、「あなたを幸せにします」「大切にしたい」など自分の決意を添えるのもよいでしょう。

告白のタイミングを見極める方法

初めての告白では『タイミング』を間違えて失敗する人がいます。「告白したい」という自分の思いばかりを優先せずに、相手の気持ちが高まるのを待ちましょう。さりげなく好意を匂わせてアプローチし、徐々に距離を縮めていくのがポイントです。

女性と2回以上デートに行っていること

告白をする前提条件として『女性と2回以上デートをしていること』が挙げられます。女性は友達関係を除き、好きでもない男性と何度もデートをしたりはしないものです。

1回目と2回目のデートは『様子見』で、相手との相性やフィーリングなどをチェックしている段階です。3回、4回…とデートで会う機会が増え、相手の好意が分かったところで告白をするのが理想でしょう。

誘ってもグループデートを提案してくる場合や、2回目のデートで止まっている場合は告白をしても勝算はありません。恋人候補に入っていないのは明らかで、「そういう関係は望んでいない」と断られる可能性があります。

さりげなく好意を匂わせて反応を見る

彼女は自分のことを『恋愛対象』として意識しているのでしょうか?さりげなく好意をアピールして、反応をチェックしましょう。

特に、友人関係が長い場合、何の前触れもなく告白されると相手は心の準備ができません。「友達にしか思えない」と振られてしまうことも十分にあり得ます。

告白前のアプローチでは、好意ははっきりと伝えず『匂わせる』のがポイントです。「もしかしたら、わたしに気があるのかも…」とドキッとさせる程度で、言葉でストレートに伝えるのは控えましょう。

好意を匂わせた後、緊張している様子や照れている表情が見られたら、異性として意識している証拠です。脈なしの場合、いくら好意をアピールしても目立った反応がありません。

相手に余裕がある状況か

相手の心に告白を受け入れる余裕がないと、いくら脈ありでも断られてしまう可能性があります。

例えば、大きなプロジェクトを任されていたり、残業続きで疲労がたまっていたりすると、恋人をつくりたいという気持ちが起こりません。仕事が一段落して気持ちがホッとしているタイミングがベストです。

また、身内の病気やペットロスで気持ちが暗く沈んでいるときに告白するのも避けたいところです。「恋人をつくって浮かれている場合じゃない」と拒否される上、隙を狙ったと誤解されてしまいます。

相手に余裕がない状況下では、告白はせず、黙って寄り添う態度を見せましょう。

告白の成功率を下げるNGなセリフ

告白のタイミングやシチュエーションも大事ですが、「どんな言葉で思いを伝えるか」で告白の勝敗は決まります。女性をがっかりさせ、告白の成功率をガタ落ちさせる『NGなセリフ』に注意しましょう。

上から目線な告白

男性の中には、素直な気持ちを伝えるのが苦手な人がいます。「一緒にいると楽しいでしょ?じゃあ付き合おう」や「〇〇ちゃんとなら、付き合ってあげてもいいよ」などの上から目線のセリフは、女性を不快にさせるでしょう。

男性の強気な告白にキュンとするのはドラマやマンガの主人公だけで、現実では引かれる可能性が高いです。

告白とは、自分の思いを伝え、相手に『交際する承諾』をもらうことです。相手の脈ありが分かったとしても自信過剰にならずに、『謙虚な姿勢』で気持ちを伝えるようにしましょう。

冗談めかした告白

もっとも避けたいのが、「とりあえず付き合っちゃう?」という冗談めかした告白です。提案型の告白は断られた際に「そんなわけないじゃん、冗談だよ」と誤魔化せるので、相手との関係性は壊さずに済むかもしれません。

しかし、最初からリスクを回避しようとする『勇気のなさ』に、多くの女性はがっかりしてしまいます。

また、照れ隠しでへらへら笑いながら告白するのも避けたいところです。普段は冗談を言い合う仲でも、告白のときは真面目にビシッと決めましょう。

真剣なまなざしとストレートな言葉に、相手も「しっかり向き合わなければ」と本気になります。

言葉を濁した曖昧な告白もNG

「〇〇(相手の名前)のこと好きかもしれない」「もしかしたら惚れたかも」と、言葉を濁すのはNGです。「本気で好きになってから、きちんと告白してほしい」というのが女性の本音でしょう。

「付き合うか、付き合わないか」という、肝心のところがぼやけているのも問題です。言われた方は告白されたと思えず、「何が目的なのだろう…」と困惑してしまいます。

曖昧な告白は、自分が傷つかないための予防線です。好きな相手から振られるのは怖いですが、堂々と自分の気持ちを伝えましょう。

どうしても直接伝えるのが恥ずかしい場合

「直接告白するのは無理…」という場合は、LINEやメール、手紙を使って気持ちを伝えましょう。表情や声が相手に伝わらないぶん、『文字』だけで気持ちを表すテクニックが必要です。

LINEやメールで告白する

LINEやメールを使うと告白時の緊張感からは開放されますが、『文字だけ』で気持ちを伝えなければならない難しさがあります。直接告白するとき以上に『曖昧な表現』や『冗談めかした表現』は避け、ストレートに胸に響く言葉を選びましょう。

文章は長すぎず、短すぎずが理想です。「好き」「付き合ってほしい」という二つのワードが入っていれば、メッセージはそれほど長くなくて構いません。むしろ、画面いっぱいの文字は相手の負担になります。

LINEでは、スタンプや絵文字の多用は控えた方がよいでしょう。装飾が多いと『真剣さ』が伝わりにくくなり、「冗談でしょ?」と相手にされなくなってしまいます。

手紙で告白する

LINEやSNSで瞬時につながれる現代、ラブレターで告白する人はごく少数ですが、人によっては手紙をもらうことに新鮮味を感じます。相手も自分に好意を持っていた場合、心のこもった手紙は最高のプレゼントになるでしょう。

ラブレターはパソコンではなく、『手書き』で書くのが基本です。文字にはその人の『人柄』が出るため、心を込めて丁寧に書きましょう。

短いメッセージが好まれるLINEと違い、手紙は自分の気持ちを存分に綴ることができます。

ただし、長くてまとまりのない文章は告白の成功率を下げる原因になります。「これだけは絶対に伝えたい」という気持ちを短くストレートにまとめましょう。

一方的に自分の思いを伝えるだけにならないように、最後に必ず「お返事待っています」の一言を添えます。

告白の返事を保留にされた場合

告白の返事がその場で返ってくることもあれば、「ちょっと考えさせて…」と保留にされることもあります。保留にされた場合、いつまで返事を待てばよいのでしょうか?保留期間中にどう相手に接するかでも告白の結果が変わるため、慎重に行動しましょう。

返事の催促はしないこと

「考えさせてほしい」「返事はこちらからする」と相手に言われた場合、主導権は相手にあります。自分から返事の催促はせず、相手の答えが出るのを待ちましょう。

待つ身としては1日でも長いのに、1週間、10日…と返事が来ないことも少なくありません。最低でも1週間、長くて1カ月を目安に待ち、1カ月経過しても返事がないときは自分から連絡をしましょう。

返事が遅いのは、すぐに決断できない何らかの理由があるためです。突然の告白に、気持ちの整理がついていないのかもしれませんし、忙しくて心に余裕がない可能性もあります。

保留期間中にデートに誘うのもアリ

返事の保留期間中は、告白前と変わらぬ態度で相手に接しましょう。気まずくて相手を無視したり、会うたびに「返事はどうなった?」と催促したりするのはNGです。

返事の催促をしなければ、保留期間中にデートに誘うのも悪くはありません。告白後にもう一度2人で会うことで、相手の気持ちの整理がつくこともあります。

ただ、「1人でゆっくり考えたい」という人もいるため、無理に誘うのは控えましょう。人によっては「告白の返事を迫られる」と勘違いし、プレッシャーを感じてしまいます。

まとめ

自分の思いを伝える『告白』に間違いも正解もありませんが、『告白の成功率』を上げるとなると話は別です。

告白に成功する人の多くは、女性の心を打つ言葉を意識的に選び、タイミングにも細心の注意を払っているはずです。逆に、失敗する人は自分の一方的な気持ちだけを伝え、相手の立場や反応にはあまり目を向けていません。

まだ2回目のデートすらできていない人はデートを積み重ね、信頼関係を築くところから始めましょう。『告白前の準備』をしっかり行えば、告白の成功率はグッと上がります。