失恋を引きずって辛い…そんな悩みを抱えていませんか。
失恋を引きずってしまうときには、何か原因があるはずです。そこで、失恋を引きずる原因と、原因に合った対処法を解説します。
失恋を引きずってしまうのは、恋人がいなくなった寂しさや恋人への依存が原因であることが多いです。
この記事では、失恋を引きずる原因、失恋を引きずりやすい人、対処法など、失恋を引きずって辛い人の参考になる情報を紹介します。
失恋から気持ちを切り替えたい人は、ぜひ参考にしてください。
- 失恋を引きずる理由とは?
- どんな人が失恋を引きずりやすい?
- 失恋を引きずるのをやめたい方におすすめの対処法
- 失恋を引きずる期間に男女の違いはある?
- 失恋を引きずる期間が女性の方が短いといわれる理由とは?
- まとめ
失恋を引きずる理由とは?
失恋を引きずるのには、どのような理由があるのでしょうか。失恋を引きずる理由を5つ解説します。
失恋してから元恋人の大切さに気付いた
失恋してから元恋人の大切さに気づき、失恋を引きずる原因になっている人は多いです。
付き合いが長ければ長いほど、恋人と過ごす時間が当たり前になっていきます。
週末に一緒にいることは当たり前、週に1度はデートをするのは当たり前…と気づかないうちに恋人との時間が当たり前になり、大切にできなくなっていたのかもしれません。
恋人を失った後、一人で過ごす週末には「どうやって過ごせばいいんだろう」と喪失感でいっぱいになってしまう人もいるでしょう。
失恋してから元恋人の大切さに気づくことは、ケンカ別れをしてしまったり、相手の気持ちを理解しないまま別れてしまったりと、スッキリしない別れをしたときに起こりやすいです。
失恋してから元恋人の大切さに気づくのでは遅い…と後悔する気持ちが大きくなるでしょう。
元恋人に依存していた
元恋人に依存していればしているほど、失恋を引きずりやすくなります。
恋人と一日中LINEをしたいタイプの人や恋人のことをずっと考えてしまうタイプの人など、恋人への依存度が高いほど失恋をしたときのショックは大きいものです。
失恋後は、付き合っていたときに相手に浮気されたなどの辛い経験を忘れやすく、よい思い出だけを思い出しやすくなります。
元恋人のことを美化しすぎて、依存する感情が増えることもあるでしょう。
「元恋人がいないと無理」という依存感情は、失恋を引きずる原因になります。
没頭できる趣味などを持っていない
没頭できる趣味がないと、失恋を考える時間が増えてしまいます。失恋を忘れられる時間を作ることができず、失恋を引きずってしまうのでしょう。
趣味など時間を忘れて没頭できることがあれば、失恋を考える暇はありません。趣味などを持っていないことで、悶々と考える時間ができてしまい、失恋を引きずる気持ちから抜け出せなくなってしまいます。
没頭できる趣味などが無いということは、失恋から気持ちを切り替えるための時間が取れないことです。
失恋の寂しさなどを相談できる相手がいない
失恋の寂しさを相談できる相手がいないことで、失恋を引きずってしまう人もいるでしょう。失恋を一人で抱えるのは辛く、気持ちを切り替えにくくなります。
特に男性は、失恋したことを人に話すことはプライドが許さず、人前では明るく振舞ってしまい、一人になったときに喪失感が襲ってくる場合もあるでしょう。
一人で考えれば考えるほど「どうして失恋してしまったのだろう」「自分の何が悪かったのか分からない」と失恋を考えすぎてしまいます。
一人で失恋を考えすぎて、失恋の悲しさから脱却できない場合、失恋を引きずりやすくなるでしょう。
失恋したことが失敗体験としてトラウマになってしまっている
失恋したことが失敗体験として記憶され、トラウマになってしまっていると、失恋を引きずる原因になります。
相手から「別れよう」と告げられたときの光景が忘れられず、失恋の辛さから抜け出せなくなっているのかもしれません。
恋人に拒絶されたという事実が心に残り、トラウマ化してしまうと、失恋から立ち直るには時間が必要になるでしょう。
どんな人が失恋を引きずりやすい?
性格によって、失恋を引きずりやすいタイプの人がいます。
どのような人が失恋を引きずりやすいのでしょうか。5つのケースを解説します。
依存体質の人
恋愛に限らず、依存体質の人は失恋を引きずりやすい傾向があります。恋愛や友人関係など、人に依存することでメンタルを保っているような人は、依存する相手を失い、心の支えが無くなってしまいます。
恋人がいる間は、恋人に依存しているため、毎日連絡を取ったり、頻繁に会ったりと心を満たすことができていたはずです。
恋人がいなくなり、依存する相手がいなくなると、急に寂しさを感じてしまいます。
依存しやすいタイプの人は、失恋による寂しさや喪失感を感じやすいため、失恋を引きずりやすいでしょう。
趣味など、没頭できるものを持っていない人
趣味など没頭できるものが無いと、失恋を考える時間が多く、失恋を引きずりやすくなります。
没頭できるものなら、趣味以外でも何でもOKです。仕事や友達と遊ぶことなど、没頭できることがあれば、失恋について考える暇が無くなります。
没頭できるものが無い人は、生活において恋愛が大部分を占めている人が多いです。恋愛中心の生活をしていたことで、失恋後に寂しさを感じることがあるでしょう。
失恋したときに、失恋ばかりを考えないように趣味など没頭できるものが一つでもあると、失恋を引きずりにくくなります。
出会いが少なく、異性の友人が少ない人
出会いが少なく、異性の友達が少ない人は、次の恋愛に進みにくく、失恋を引きずりやすいタイプが多いでしょう。
失恋を引きずる辛さをカバーする方法の一つは、新しい異性との出会いです。新しい出会いがあることで、次の恋愛に進める可能性があります。
異性と出会うことがほとんどない職場で働いている人、学生時代の友達で異性が少ない人など、異性との関わりが少ない人は、次の恋愛に進みにくいかもしれません。
次の恋愛をするには、新たな出会いを自分から見つけなければならず「失恋の辛さを抱えた中で行動するパワーがない…」と諦めてしまう人もいます。
失恋を引きずる辛さから抜けるには、出会いの多い環境にいたり、異性の友人が多かったりする方がよいでしょう。
他人に自分の素を出すことが苦手な人
他人に自分の素を出すことが苦手な人は、自分の中で失恋を昇華しなければならず、引きずることが多いです。
他人に自分の弱さや悩みといったプライベートな部分を出すことが苦手で、特に恋愛の話を他人にすることが苦手な人は失恋を人に相談しにくい環境になります。
失恋をして辛く、誰かに話したいときにも話すことができず、一人で抱え込むことになってしまうでしょう。
悩みは一人で抱え込むとネガティブな方向に考えすぎてしまい、余計に気持ちが落ち込んでしまいます。
自分のどんなことでも話せる相手がいると、失恋などの悩みを抱えたときに、相談相手がいるため安心です。
自分に自信がない人
自分に自信がない人は、自分のせいで別れたと思い込み、失恋を引きずりやすいです。
「自分があのとき〇〇しなかったから嫌われた」「あのときこうすればよかった」と自分を責めたり、行動を後悔したりしてしまいます。
後悔は、自分への自信のなさが原因です。本当は相手にも非があることであっても、自己肯定感の低さから、自分が全て悪いと抱え込みやすくなります。
自分に自信がある人なら、失恋しても「次に進もう!」と進めることが多いです。
自分に自信がない人は、次に進みにくく、自分を責めることをやめられない人が多いため、失恋を引きずりやすいです。
失恋を引きずるのをやめたい方におすすめの対処法
失恋を引きずることをやめたいのに、やめられないという人は、3つの対処法を試してみてください。ここからは、失恋を引きずるのをやめたい人のおすすめの3つの対処法を解説します。
失恋を引きずる状態から抜け出せないという人は、ぜひ参考にしてください。
自分のしたい恋愛や将来について考える時間を作る
失恋を引きずるのをやめるためには、自分のしたい恋愛など未来について考える時間を作りましょう。
失恋を引きずっている間は、過去の恋愛で立ち止まっている状態です。過去に縛られ、未来を考えるような気持ちにはなれないかもしれません。
しかし失恋を引きずっているときこそ、次の恋愛や将来について考えることが大切です。
次の恋愛では、どんな人と付き合いたいのか、どんな付き合いをしたいのかと考えているうちに、次の恋愛に気持ちが向きます。
恋愛に限らず、仕事の展望やライフステージなど人生について考えるのもよいでしょう。
過去の恋愛に縛られるのではなく、将来を考えることで、次に向かう気持ちになれます。
仲のいい友人などと楽しめる趣味を見つける
趣味があると、失恋を考える時間がなくなります。一人で趣味を楽しむよりも、友人と趣味を満喫するほうが失恋を考えにくいためおすすめです。
仲のいい友人と過ごしていると、時間があっという間に過ぎてしまうほど、友人との時間を楽しめます。辛い失恋を考える隙がないほど、友人との時間は充実しているはずです。
友人と楽しめる趣味があると、より友人との時間を楽しめます。恋愛以外で夢中になれることを見つけられるとよいでしょう。
思い出の物を処分する
元恋人からもらったものなど、思い出の物は処分しましょう。思い出の物を見るたびに、元恋人のことを思い出し、失恋から立ち直るのが遅くなってしまいます。
いきなり処分するのは難しい、心の準備ができていないというときには、目の届かない場所に保管するのもよいです。
不意に目に入ってしまう場所ではなく、目の届かない場所に置くことで、元恋人のことを自然と忘れられるようになるでしょう。
スマホの中にある写真や動画についても処分がおすすめです。スマホを広げるたびに、元恋人の姿を見たくなって写真を開いてしまうのでは、失恋から立ち直れません。
元恋人との思い出の物は処分して、次に踏み出せるようにしましょう。
失恋を引きずる期間に男女の違いはある?
失恋を引きずる期間はどのくらいでしょうか。もちろん個人差はありますが、男女によっても違いがあります。一般的には、女性よりも男性のほうが失恋を引きずる期間が長いです。
男女で失恋を引きずる期間にはどのくらいの違いがあるのでしょうか。ここからは、男女別で失恋を引きずる期間について詳しく解説します。
女性は1週間〜5ヶ月で失恋から立ち直る
女性は失恋から1週間から5カ月ほどで立ち直る人が多いです。男性よりも女性のほうが早く失恋から立ち直る人が多いとされています。
女性が失恋から立ち直るのが早いのは、一人で失恋を抱え込む人が少ないからです。女性は、おしゃべりが好きな人が多く、辛いことがあれば人に相談する流れがすでに確立しているため、人と話す中で立ち直れます。
友達と一緒に過ごすことは、失恋から立ち直るためにおすすめの方法です。失恋を話したり、失恋を考える暇もないほど楽しんだりすることで、立ち直りが早くなります。
女性は友人と話したり、遊んだりすることで失恋から比較的早く立ち直れるのでしょう。
男性は3ヶ月〜1年以上で失恋から立ち直る
男性は失恋から3カ月から1年以上かからなければ、失恋から立ち直れない人が多いです。女性と比べると、2倍ほどの期間が必要となります。
男性は自分のことを人に話すのが苦手な人が多く、失恋をして辛くても人に話せないことが多いです。
人に話さない分、自分の中で考えて決着を付けるしかありません。一度自分の中で気持ちが落ち着いた、もう失恋を引きずっていないと思っても、ふとした瞬間に元恋人のことを思い出してしまい、また振り出しに戻ってしまうこともあるでしょう。
一人で失恋から立ち直るには、心の中で一進一退を繰り返して少しずつ立ち直る必要があります。そのためには時間がかかるため、男性は女性よりも失恋から立ち直るまでに時間がかかるのでしょう。
失恋を引きずる期間が女性の方が短いといわれる理由とは?
失恋を引きずる期間は女性のほうが男性よりも短く、女性は男性の半分ほどの期間で失恋から立ち直る人が多いです。どうして女性の方が失恋を引きずる期間が短いのでしょうか。
ここからは女性の方が失恋を引きずる期間が短い3つの理由を解説します。
失恋などの悲しい気持ちを素直に受け止めることができる
女性は、失恋などの悲しい気持ちを素直に受け止めることができる人が多いです。
男性は悲しい気持ちになるとき、後悔の気持ちに襲われるケースがあります。「あのとき〇〇していれば…」と後悔しても遅いのに、後悔することでより悲しみから抜け出せなくなるのです。
女性は、悲しい出来事をそのまま受け止めて、一度は深く落ち込みます。自分だけの世界に入り、深く落ち込むことで、あとは上がるしかない状況を自分で作ることができるため、気持ちを浮上させやすいです。
女性の方が、失恋などの辛い思い出を相談するのが得意?
女性は何でも話せる友達がいるなど、自分のことを人に話すことが苦手ではない人が多いです。そのため失恋などの辛いことがあっても、一人で抱え込まずに済みます。
人に相談する中で、自分の気持ちを整理できたり、アドバイスをもらったりして気持ちを落ち着かせることができるでしょう。
女性は別れを肯定的に受け止めることが多い?
女性は別れを肯定的に受け止めることが多いです。男女関係において、女性のほうが主導権を握っていることが多く、失恋をしても、関係を整理できたことにスッキリとした感情を持つ人もいます。
別れを切り出すのは男性よりも女性の方が多く、自分の中で気持ちを整理してから、別れを告げる女性は多いです。
別れたことに後悔する人よりも、別れてスッキリする人のほうが多いということでしょう。
まとめ
失恋を引きずる原因は、別れた後で元恋人の大切さに気づいた、失恋をした悲しさを相談する相手がいないなどさまざまです。
恋愛に依存しやすい人や自分に自信がない人などは、失恋を引きずりやすい傾向があります。
失恋を引きずって辛いというときには、失恋を考えないようにする環境作りが大切です。失恋をしてしまっても、次の恋愛や未来に進む勇気を持って、前向きに考えると、失恋から立ち直りやすくなるでしょう。