「恋愛中もずっと不安で苦しい…」「もしかして恋愛依存症?」「もしそうなら改善したい!」
そんな風に悩んでいる方は少なくありません。
恋愛依存症は、自分のために使う時間を増やし自信をつけることで改善します。
そのためには、自分が恋愛依存症かを知って原因を理解することが大切です。
この記事では恋愛依存症のセルフチェックと原因、治し方をお伝えします。
- 恋愛依存とは
- 恋愛依存症の特徴でセルフ診断してみよう
・いつも相手に合わせてばかりいる
・仕事や友人よりも恋人を優先してしまう
・恋人や異性のお願いならなんでも聞いてしまう
・少しでも連絡がないと不安・寂しい
・相手に見捨てられるのが不安 - 恋愛依存症になってしまう原因
・母親の影響を受けている
・過去の恋愛で苦い思い出がある
・自分に自信がなさすぎる - 恋愛依存症のデメリット
・生活スタイルが安定しない
・情緒が安定しなくなってしまう
・自分の時間が充実しない - 恋愛依存症をやめたい…治し方をアドバイス
・自分のために使う時間を増やす
・自分に自信をつける
・恋人に理想を求めすぎない - こんなことをしてしまったら悪循環に…
・彼・彼女の理想になりたいと常に考える
・趣味や嗜好を恋人に合わせる
・1人で解決しようとする - 恋愛依存症を改善して充実した人生を送ろう
恋愛依存とは
恋愛依存症とは、常に自分の日常を犠牲にしてまで相手を最優先にすることです。
相手を優先することは愛情表現として素敵なことですが、自分を犠牲にしてまですることではありません。
また、恋愛依存症の人は安心感を得るために、自分が相手のためにした行為に対して見返りを求めることが多いです。そのため見返りがないと、途端に不安を感じてしまいます。
恋愛依存症の特徴でセルフ診断してみよう
恋愛依存症の人は、主に以下のような特徴があります。
- いつも相手に合わせてばかりいる
- 仕事や友人よりも恋人を優先してしまう
- 恋人や異性のお願いならなんでも聞いてしまう
- 少しでも連絡がないと不安・寂しい
- 相手に見捨てられるのが不安
上記5つのうち当てはまる数が多ければ多いほど、恋愛依存症の可能性が高くなります。
恋愛依存症は自覚することが改善の近道になるため、まずはセルフチェックで診断してみましょう。
詳しくは以下で説明します。
いつも相手に合わせてばかりいる
とにかく相手が最優先。恋愛依存症の人は、いつも相手に合わせてしまいます。る傾向があります。
恋愛中は相手への想いがあふれ、誰しも多少なりともそうなることはあり得ます。
しかし、恋愛依存症の人はこれらが極端に現れることがあります。る傾向があります。
すべてが相手中心のライフスタイルで、相手のことで頭がいっぱいです。
相手に嫌われないこと・好かれることに必死になり、相手と意見が違ったときでさえ自分の意見を押し殺してまで相手に合わせてしまいます。
仕事や友人よりも恋人を優先してしまう
仕事や友人より、恋人を優先してしまいます。
大好きな相手がいると「仕事や友人よりも恋人を優先」してしまうことはよくあることです。
しかし、恋愛依存症の人は友人との先約があったとしても、相手からのお誘いがあればドタキャンは当たり前となっているのではないでしょうか。
仕事を欠勤してまでデートに出かける人も少なくありません。
あなたが友人や職場に迷惑をかけてまで恋人を優先しているなら、度を越しています。
全てにおいて恋愛を優先している、恋愛依存症だといえるでしょう。
恋人や異性のお願いならなんでも聞いてしまう
恋人や好きな異性のお願いならなんでも聞いてしまうことも、恋愛依存症の人のよくある行動です。
好きな人の気持ちをつなぎとめるための手段として、尽くしすぎてしまうのです。
愛する恋人に尽くすことは不自然なことではなく、尽くしてもらうことで愛情を感じる人もいるでしょう。
しかし恋愛依存症の人は、自分のことを見て欲しいために自分を犠牲にしてでも尽くします。
愛する人のために自分が心からしたくて尽くすこととは、全く違う心理です。
少しでも連絡がないと不安・寂しい
少しでも相手から連絡がないと「嫌われた」と不安になり、寂しさを感じます。
恋愛依存症の人は、相手からの連絡頻度に敏感です。
頻繁にLINEを開き既読がついたか確認し、いつもの時間に返信がなかったり少し遅かったりすると途端に不安になりモヤモヤを募らせます。
相手から連絡がないと「嫌われたのではないか」「自分が何かしてしまったのではないか」「浮気しているのではないか」と疑ってしまうことも多いでしょう。
相手に見捨てられるのが不安
恋愛依存症の人は、相手に見捨てられるのが不安で仕方ありません。
相手がいつもと少し違う言動をしただけで「見捨てられてしまう」と不安になり、機嫌をとったり相手の無理な要求に答えてしまいます。
結果的に、会って間もないのに肉体関係を持ってしまったり、金銭面の援助をしてしまったりすることもあるでしょう。
自分が相手に「求められているんだ」「愛されているんだ」という実感がないと満たされないため、そのような行動をとってしまいます。
恋愛依存症になってしまう原因
実際に診断してみると「やっぱり恋愛依存症かも」と思った方もいるでしょう。
たくさん当てはまってしまい「全然気づいてなかったけどもしかして…」と感じた方もいるかもしれません。
恋愛依存症になってしまう原因は必ずあります。
その原因を知ることで、解決の糸口が見つかるでしょう。
自分が恋愛依存症であることに気づかないまま恋愛をしつづけ、恋愛依存を助長させていくケースも多いです。
原因を知って、苦しい恋愛から卒業していきましょう。
親の影響を受けている
恋愛依存症になる原因は、親の影響が考えられます。
親から付き合う異性について、厳しく言われていた経験などが理由の1つになります。
また、幼少期は親の愛を無限に求めますが、このとき与えてもらった経験が少なかったのかもしれません。
親が1人で支えている家庭環境であったり、甘えられない状況だったりすると、特に恋愛依存症になりやすい傾向があります。
親に認めてもらいたかった・してもらいたかったことを、恋人に投影して求めてしまうことが恋愛依存につながっている可能性が高いです。
過去の恋愛で苦い思い出がある
過去の恋愛で失敗してしまったことや辛い思いをしたことが、恋愛依存症の原因になることも多いです。
過去の恋人に浮気をされてしまった・音信不通になってしまったなどの経験があると、トラウマとして記憶に残りやすいです。
そのトラウマが「また浮気されてしまうかもしれない」「また嫌われて離れて行ってしまうかもしれない」などの不安を呼び起こしてしまいます。
過去の経験全てが自分のせいではありませんが、自分を責めてしまうことで相手に嫌われないように必死になり、その結果必要以上に尽くそうとしてしまうのでしょう。
自分に自信がなさすぎる
自分に自信がないことも、恋愛依存症の原因になります。
自分に自信がない人は、自分の思いついたことや考えていることよりも相手の言っていることを信じてしまいます。自分の意思を貫くよりも相手の言うことを聞いてしまうのです。
また、相手に自信を与えてもらおうと行動することもあります。。
「好き」「かわいい・かっこいい」などの言葉を好きな人からもらうことでしか自信をつけられないため、それらの言葉をもらうために行動してしまうことが恋愛依存の原因になってしまいます。
恋愛依存症のデメリット
恋愛依存症でいることには、デメリットが多くあります。
主なデメリットには、以下の3つが挙げられます。
- 生活スタイルが安定しない
- 情緒が安定しなくなってしまう
- 自分の時間が充実しない
これらのデメリットが続いてしまうと、楽しいはずの恋愛が楽しくなくなってしまうでしょう。
また、恋人との関係にも影響を及ぼしてしまい、さらに恋愛依存を加速させてしまうことも考えられます。
詳しくは以下で説明します。
生活スタイルが安定しない
恋人最優先になってしまうために、生活スタイルが安定しません。
「恋人からの誘いがあるかもしれない」とスケジュールを空けてあけておかないといけないため、他の予定が組みづらくなります。
恋人からの連絡を待ち続けるあまり、夜遅くまでスマホを握りしめてしまう方もいるでしょう。
そのような生活が続くと、寝られなくなり寝不足の症状に陥ってしまうかもしれません。
寝不足になると更に気持ちが不安定になりやすいため、ますます恋愛依存に拍車がかかるでしょう。
情緒が安定しなくなってしまう
恋人の行動に一喜一憂するようになるため、感情の起伏が激しくなります。
「LINEがこない」「既読がつかない」などが起きるとたちまち妄想を膨らませ、不安になってしまいます。
反対に「LINEがたくさん来る」「デートに誘われた」など嬉しいことがあると、気持ちが安定する傾向があります。
このように自分の情緒が恋人次第になってしまうため、1日の間でも気分が上がったり下がったりを繰り返してしまいます。
感情がジェットコースターのようで、しんどい思いをするでしょう。
自分の時間が充実しない
自分の時間が楽しめず、充実しなくなってしまいます。
たとえ予定のない休日でも、恋人からの連絡やお誘いを待ってしまうでしょう。
そのため自分の予定さえいれられず、ただただ待つだけの時間を過ごしてしまいがちです。
友人と遊んだりどこかに出かけたりしていても、恋人次第で気持ちも変わるため全力で楽しめないでしょう。
恋人と過ごす時間以外、不安や虚無になってしまうため自分の時間を充実させることが難しくなります。
恋愛依存症をやめたい…治し方をアドバイス
恋愛依存は、楽しい恋愛を苦しく辛いものにしてしまいます。
しかし、恋愛依存は治らない症状ではありません。
自覚をして、原因さえわかれば治すことは可能です。
恋愛依存症が治れば、恋愛だけでなく人生そのものが良いものに変わっていくでしょう。
こちらでは、恋愛依存症の治し方をアドバイスします。
できることから1つずで大丈夫です。ぜひ参考にしてみてください。
自分のために使う時間を増やす
自分のために使う時間を増やしましょう。
そうすることで、自分優先のスタイルに変えていけます。
たとえばこれまで恋人に合わせていた生活スタイルを規則正しいものにするだけでも、時間そのものが増えます。
恋人からの連絡を待ち続けず、眠たくなったら寝る生活に戻していくことが大切です。
生活スタイルを健康的なものに変えると情緒が安定するため、友人と連絡をとったり出かけたりといった、恋人以外のことに時間を使おうと思えるようになるでしょう。
自分に自信をつける
恋愛依存症から卒業するためには、自分を好きになれるように努力をすることもとても大切です。
恋愛依存症の人は自分に自信がなく、相手に判断を委ねてしまったり愛情を常に感じていないと不安になったりしてしまいます。
しかし、自分に自信がつくとそのようなことがなくなり、依存心が薄れていくでしょう。
見た目を変えられるよう自分磨きをしたり、習い事や仕事に打ち込んだりすると、自分に自信がつきやすいです。
恋人に理想を求めすぎない
恋人に自分の理想を求めすぎないことも重要です。
自分の理想がはっきりしていることは素敵なことですが、その理想をお相手に求めすぎてしまうと「思い通りにならない」と感じることが増えてしまいます。
その結果、恋愛依存を助長させてしまうため、自分の理想通りに相手が動いてくれることを期待し過ぎないようにしましょう。
連絡の頻度や発言など、恋人が自分の理想通りに行動してくれることのほうが稀です。
してくれたらラッキー、してくれなくても愛されていることには変わりないことを忘れないようにしましょう。
こんなことをしてしまったら悪循環に…
恋愛依存の人が、このようなことをしてしまうと悪循環になりがちです。
- 彼・彼女の理想になりたいと常に考える
- 趣味や嗜好を恋人に合わせる
- 1人で解決しようとする
恋人に好かれようと上記3つのようなことをしてしまうと、恋愛依存を加速させかねません。
そうなるとせっかくの努力が水の泡になってしまうでしょう。
以下ではなぜ悪循環になってしまうのかを、詳しく説明します。
彼・彼女の理想になりたいと常に考える
彼・彼女の理想になりたいと考え過ぎることは避けましょう。
恋人に好かれようと、理想に近づきたいと考えることは悪いことではありません。
しかし、常に考え過ぎてしまうとますます恋人に合わせてしまうようになります。
彼・彼女の理想になりたいと思わなくても、恋人は今のあなたを好きになったはずです。
理想になりたいと相手に合わせすぎてしまうことが「自分の意思はないの?」と思われ、反対に恋人の心を遠ざけてしまう可能性もあるため避けましょう。
趣味や嗜好を恋人に合わせる
趣味や嗜好を恋人に合わせてばかりいることも、悪循環になります。
恋人に合わせてばかりいると、自分が本当に好きなことができなくなってしまいます。
恋人と同じ趣味を一緒に楽しもうと思う気持ちは良いことですが、全てを合わせる必要はありません。
本当に好きな趣味や嗜好は、自分のものとして大切にしたほうが良いです。
共通の趣味を持ちたいのであれば、自分だけでなくお互いに趣味や嗜好を共有することがおすすめです。
1人で解決しようとする
恋愛依存症を1人で解決しようとすることはおすすめできません。
自分のことは、自分が1番分かりづらいと言われています。
恋愛依存症の最中にいると、何が普通で何が依存行動なのか気づきづらいです。
信頼できる友人や家族に相談してみることで、客観的なアドバイスや新しい発見を得られる可能性が高いです。
自分では気づかなかった解決法がわかることもあるため、良い恋愛をしている友人や家族などに相談すると良いでしょう。
恋愛依存症を改善して充実した人生を送ろう
恋愛依存症になると、恋愛だけでなく人生そのものさえ楽しめなくなってしまいます。
時には健康を害してしまったり、恋人以外の人から信頼を失ってしまうこともあります。
「自分はこんな性格だから」と放っておかずに、まずは自覚をすることが大切です。
恋愛依存症は治るものです。
この記事を参考に1つずつ実践して、恋愛依存症を改善させていきましょう。
恋愛依存症から卒業して、より良い人生を手に入れてください。