失恋したけれど、相手のことを忘れられない…と失恋を引きずって抜け出せなくなっていませんか。

そこで、辛い失恋を忘れる方法や失恋をポジティブにとらえるための方法を紹介します。

失恋を引きずっている状態は辛いものです。失恋を忘れるためのおすすめの方法を試せば、だんだんと失恋の辛さから抜け出せるかもしれません。

この記事では、失恋を引きずる理由や失恋を忘れるためにおすすめの方法を解説します。失恋の辛さでネガティブになってしまっている人や、暗い気持ちになっている人はぜひ参考にしてください。

失恋を引きずってしまう、忘れられない理由とは？

失恋を引きずっていると、時が止まったような状態で、次の恋に進めません。自分が悪かったのでは…と考えてしまうことで、自信を失ってしまうこともあります
では、どうして失恋を引きずってしまうのでしょうか。

何をしていても相手のことを考えてしまう、辛い出来事は忘れたいのにどうしても忘れられないといった気持ちを抱くのには理由があります。

失恋を引きずって、忘れられない理由を一つずつ詳しく見ていきましょう。

過去の恋愛や失恋を後悔している

過去の恋愛や失恋で、後悔していることがあると忘れられず、ずっと心に引っかかっているような状態になりやすいです。

「あのとき私がこう言わなかったら…」と言動を後悔するケースは多く、その言動を気にし続けてしまいます。

自分を責めてしまい、過去のことなのに、鮮明に記憶に刻まれている人も多いでしょう。過去の出来事は変えられません。変えられないことだからこそ、今も心に残り続けてしまうものです。

失恋が失敗体験として記憶されている

失恋を失敗体験として記憶していることで、忘れられない記憶になっている可能性があります。

どんなことでも、失敗した体験は記憶に残りやすいです。恋愛においても同じで、失敗体験として失恋が記憶に刻まれると、忘れたくても忘れられない記憶になってしまいます。

失恋した後に自己肯定感が下がってしまっている

失恋をすると、相手に拒絶されたような気持ちになり「自分はダメだった」と自己肯定感が下がってしまう人もいます。

恋愛中は、相手に求められ、相手を求める関係であるため、自分に自信を持つことができる環境です。失恋すると、その関係が崩れ、「自分を求めてくれる人がいない…」と思うことで、恋愛中と同じように自信を持ちにくくなります。

自己肯定感は、人に認められることで高まりますが、人に認められなかったと思うと、自己肯定感が下がり、殻に閉じこもってしまう人も多いです。

失恋したことをポジティブにとらえるための考え方とは？

失恋すると、気持ちがネガティブに働きやすいです。失恋をポジティブにとらえることで、気持ちを前向きに変えられます。

では、どうすれば失恋したことをポジティブに捉えられるようになるのでしょうか。2つの方法を解説します。

異性の心理について知ることができる

男性と女性では、物事の考え方が異なり、恋愛に対する考え方も異なります。失恋したことで、異性の心理について知る機会ができ、次の恋愛に活かせるようになったとポジティブにとらえましょう。

女性は恋愛と仕事を両立できる人が多いですが、男性は1つのことに集中しやすく、両立は難しいという人が多いです。

仕事が忙しくなり、彼女に構えなくなって、別れを切り出す男性は少なくありません。女性からすると「仕事が忙しくても、LINEをしたり電話をするぐらいはできるでしょ！」と思ってしまうところではないでしょうか。

これが異性の恋愛観の違いです。女性が当たり前に思っていることが男性にとっては当たり前ではなく、男性が当たり前に思っていることは女性にとっては当たり前ではないかもしれません。

失恋したことで、異性の恋愛観の違いを知れるよい機会になったとも言えます。

自分の悪い点を知ることができる

失恋すると「自分のどこが悪かったんだろう」と深く考える機会になります。今まで自分と向き合うことがなかった人も、失恋をきっかけに自分を見直し、見つめ直すきっかけになるでしょう。

外見や考え方、恋愛観など見直すポイントはさまざまです。自分の悪い点を知り、直すことで、次の恋愛に進みやすくなります。

自分を改善するということは、成長するということです。失恋によって、自分を成長させるきっかけを得られたとポジティブにとらえてみましょう。

忘れたい失恋を思い出してしまう瞬間とは？

ふとした瞬間に失恋を思い出し、胸がきゅっと苦しくなることはよくあることです。忘れたいと思っているのに、不意に思い出してしまうのは、どのような瞬間でしょうか。

忘れたい失恋を思い出してしまう瞬間と、思い出さないようにする対処法について解説します。

思い出の場所やものが目に入ったとき

相手との思い出の場所やものが目に入ったときに、相手のことを不意に思い出してしまうものです。

一緒に見たイルミネーション、一緒に行ったレストラン、一緒に通った道など一緒に過ごしたことがある場所を見かけるだけで、その当時がよみがえってきてしまいます。

また、プレゼントしてもらったアクセサリーやお揃いアイテムを見ても、付き合っていたときのことを思い出してしまうでしょう。

思い出さないためには、できる限りその場所に行かないことがおすすめです。その場所に行かないことが難しいときには、友達と思い出の場所に行き、より楽しい思い出を作って記憶を上書きしましょう。

失恋の悲しい記憶がよみがえる場所ではなく、楽しい思い出のある場所にすれば、失恋を思い出しにくくなります。

思い出のものは処分すると失恋を思い出しにくくなりますが、処分するまでの勇気を持てないという人は、目の届きにくい場所に保管しましょう。目につきにくくなることで、失恋を思い出す機会は減ります。

新たな出会いがあった時

新しい出会いがあった時に、失恋した相手と比較してしまい、失恋を思い出してしまうケースもあります。

新たな出会いがあったのに「あの人はこうだったな」と失恋した相手を重ねてしまいます。

今の出会いを大切にしたいと思っているのに、「あの人だったらこうしない」と新しい出会いの相手を否定するような思考に陥ることもあるでしょう。

新しい出会いに目を向けると、自然と失恋を思い出す機会は減っていきます。出会いを大切にして前に進みましょう。

失恋相手をSNSなどで見かけたとき

失恋相手とSNSでつながったままだったり、SNSで共通の友達がいると、失恋相手をSNSで見かけることがあるでしょう。失恋相手の近況を知ると、失恋相手のことを思い出してしまいます。

例えば、失恋相手がライブに行ったと投稿したのを見かけると「この歌手好きだったな」「2人でライブ行きたいねって話したな」と付き合っていたときを思い出してしまうでしょう。

失恋相手をSNSで見かけないように、フォローしているなら解除するのがおすすめです。共通の友達がいて、どうしても見かけてしまうなら、失恋の傷が癒えるまではSNSから離れるのもよいでしょう。

失恋を忘れるためのおすすめの方法5選

失恋を忘れるのは簡単なことではありません。しかし失恋を忘れるために行動すれば、いつか忘れられるときがきます。失恋を乗り越えるために、前向きに行動してみましょう。

ここからは、失恋を忘れるためのおすすめの方法を5つ紹介します。ぜひ5つの方法を試してみてください。

1.趣味や自分の好きなことに没頭する

他のことを考えられないぐらい趣味や自分の好きなことに没頭すれば、失恋を考える時間はだんだんと無くなっていくでしょう。

趣味や好きなことが特に無いという人は、失恋を期に新しいことを始めるのがおすすめです。スポーツや今まで気になっていたけれど始めていなかったことなど、どんなことでも試してみましょう。

実際に始めてみると、他のことを考える時間が無いほど没頭できるかもしれません。

仕事が充実していても、失恋を考える時間は少なくなっていきます。どんなことでも忙しく過ごしていれば、失恋を忘れられるでしょう。

2.信頼できる友人に失恋の話を聞いてもらう

失恋した辛い気持ちを自分一人で抱え込んでいると、どんどん暗い気持ちが加速していってしまいます。信頼できる友人に失恋の話を聞いてもらい、気分を軽くしましょう。

失恋したことを話すだけで、気分転換になります。自分の中でぐるぐると考え込んでいたことも、話すことで気持ちを整理できるかもしれません。

信頼できる友人に話を聞いてもらい、気持ちを一度スッキリさせましょう。

3.別れた相手の好きだったところ、嫌いだったところを分析する

別れた相手の好きだったところだけではなく、嫌いだったところを思い出してみましょう。

失恋すると、相手の好きだったところばかりが思い出されて、「どうして別れてしまったんだろう…」という気持ちになってしまいがちです。しかし失恋相手は好きだったところしかなかったのでしょうか。

本当は好きだったところも嫌いだったところもあったはずです。好きだったところと嫌いだったところを分析すると、気持ちの整理がしやすくなります。

4.思い出の物を処分する

プレゼントやお揃いのものなど思い出の物を処分しましょう。

思い出の物を見ると、どうしても失恋相手のことを思い出してしまいます。処分することで、相手のことを思い出しにくくなり、次第に気持ちを整理できるようになるでしょう。

処分するということは「失恋相手を忘れるんだ！」と自分に意識づけることにもつながります。思い出の物を処分して、大きな一歩を踏み出しましょう。

5.新しい恋愛を探す

新しい恋愛を見つけるために、出会いを求めてみましょう。恋愛で前を向けば、失恋を次第に忘れることができます。

出会いの場に積極的に参加し、新しい出会いを見つけましょう。いきなり新しい出会いを探す気にはなれないというときには、新しい出会いのために自分磨きをするだけでもOKです。

恋愛に前向きになり、新しい恋愛を探すことが失恋から立ち直ることにつながります。

失恋を忘れたいときにしてはいけない行動3選

失恋を忘れたいときに、してはいけない行動もあります。失恋を忘れるどころか、より失恋のショックを深めてしまったり、どんどんネガティブになってしまったりと悪い方向に行ってしまうかもしれません。

失恋を忘れたいときは、3つの行動に気を付けて行動してみましょう。

1.無理に明るく振舞ったり予定を詰めたりする

友達に失恋を心配されても「大丈夫！」と明るく振舞うなど、無理をすると余計に心を苦しめる可能性があります。

辛く悲しい気持ちに蓋をして、予定を詰め込んで忘れようとしても、一人になった瞬間に悲しい気持ちがどっと押し寄せてくるでしょう。

失恋を忘れられていないのに、忘れたように振舞うのは辛いものです。無理はしないようにしましょう。

2.別れた相手に連絡をする

別れた相手に連絡をすると、冷静さを欠いた行動をしてしまい、相手に面倒だと思われてしまうかもしれません。

復縁を求めて連絡を取り、相手に迷惑をかけてしまうこともあります。復縁をしたくて連絡を取ったはずなのに、復縁できない関係にまで悪化してしまう可能性があるため、失恋を忘れたいときに相手に連絡を取るのは控えましょう。

3.失恋をした自分を責める

失恋した自分を責めないように、前向きに考えるようにしましょう。

「自分の〇〇が悪かったのかな」と自分を責めることばかり考えてしまう人もいます。自分のことを責めていても、失恋による心の傷は癒せません。

自分のことを責めてしまうときには、前向きにこれからのことを考えるようにしましょう。過去は変えられませんが、未来なら変えられます。これからの恋愛に向かって前向きに進みましょう。

まとめ

失恋を忘れる方法はさまざまありますが、ポジティブにとらえ、前向きになることが大切です。失恋を引きずっていても、次の恋愛には進めません。

失恋を忘れる方法は、何かに没頭する、信頼できる友人に話を聞いてもらうなど難しいものはなく、すぐに実践できるものばかりです。無理に明るくする必要はありません。無理をしても失恋を忘れることはできず、余計に傷を深めるだけです。

自分のペースで前向きに行動し、ゆっくりと失恋の傷を癒しましょう。