【失恋した男性へ】失恋を乗り越えるアドバイスとやってはいけないこと

失恋をすると感情が上手くコントロールできず、憂鬱な気持ちが続いたり、普段とは違う症状が出てきてしまったりすることがあります。いつまで悲しい気持ちが続くのか、失恋から立ち直る方法はあるのか、不安になってしまいます。

失恋を経験したときは、まずは自分の置かれている状況や体調の変化を冷静にとらえ、乗り越えられるよう出来ることから改善していくことが大切です。

やけになって行動すると失敗してしまうことがある一方で、失恋を前向きに捉えることができると、その後の人生にも良い影響を与えるでしょう。

今回は、失恋した男性に起こる症状や、失恋を乗り越えるポイントをご紹介していきます。

目次
  1. 男性は女性に比べ失恋を引きずりやすい傾向がある
  2. 失恋した男性に起こる症状とは
  3. 男性が失恋から立ち直る期間は
  4. 失恋は辛いけど…してはいけないこと
  5. 失恋を乗り越えかっこいい男になるためのアドバイス
  6. 失恋をチャンスにして新しい自分になろう

 

男性は女性に比べ失恋を引きずりやすい傾向がある

男性は女性と比較して、失恋を引きずりやすい傾向があります。

女性の場合は、別れる前から気持ちに整理がついている場合が多く、別れた後はむしろすっきりしてそれほど辛くないという人もいます。別れの原因も突発的なものではなく、日頃考えていたことが積み重なって別れるに至る場合も多いため、「別れる原因があったんだから仕方ない」「別れるしかなかった」と納得がいくのです。

これに対して男性は、相手の気持ちがわからないまま別れることになってしまったり、自分の気持ちにも整理がつかないまま別れを迎えてしまったりする傾向があります。突然終わりを迎えたように感じ、別れた直後から悲しみや後悔が湧いてくるのです。

また、女性は別れについて友人に話したり、誰かに相談することで気持ちが晴れていく一方で、男性は気持ちを打ち明ける機会が少なく、ネガティブな感情を発散させることができない方もいます
自分の中だけに秘めることで、別れた相手を美化したり、自分の行いをひたすら反省することも。一人で悶々と考えてしまう方は、いつまでも心が晴れず、復縁を願ったり恋愛を引きずったりしてしまうのです。

失恋した男性に起こる症状とは

失恋はさまざまな症状を引き起こすことがあります。自分では平気と思っていても、いつの間にか身体や生活スタイルが変化していたり、時にはその後の人生にも影響を及ぼすようなことが起きていたりする場合もあります。

失恋から健康を害してしまっては、より悲惨なことになってしまいます。自分に起きている症状を的確に把握し、必要があれば早めに対策をするようにしましょう。

症状は人によって異なりますが、代表的なものは以下の6つ。

  • 寝れなくなる
  • 泣いてしまう
  • 食欲不振や食べ過ぎになる
  • 太ったり痩せたりする
  • 職場恋愛では仕事に支障をきたすこともある
  • うつやPTSDになってしまうことも

詳しく解説していくので、自分に当てはまるものはないかチェックしてみてください。

寝れなくなる

失恋が原因で眠れなくなってしまうことは、失恋を引きずる大多数の人が経験する症状です。

夜は一人で過ごすことが多く、仕事ややるべきことなどから離れてリラックスできる時間帯です。

しかし、失恋を引きずっていると、やるべきことがないからこそ恋愛のことを考えてしまったり、好きだった相手のことを想ってどんどん悲しい気持ちになっていってしまいます。

恋愛をしていた頃の思い出や恋を失った後悔など、思考が巡ってくるために、精神が休まらず安心して入眠できなくなってしまうのです。

また、夜に恋人と過ごす時間が長かった人は、さみしさが押し寄せるためなかなか寝付けないこともあるかもしれません。

泣く

さまざまな感情が駆け巡るために、涙を流してしまうこともあるでしょう。

恋人に対しての後悔があったり、「切ない」「悲しい」という感情で涙することもありますが、そうでない場合にも泣いてしまうことがあります。

「どうして別れなくてはならなかったんだ」という怒りや、自分が原因である場合の口惜しさ、情けなさ。時には嬉しかった出来事を思い出した時などにも泣いてしまうかもしれません。心の傷が大きいうちは、仕事中など全く関係のない場面で唐突に泣き出してしまうことも

感情の整理がついていないうちは、今まで泣くことなんてなかったという男性も、ふとした瞬間に泣いてしまうことがあるのです。

食欲不振や食べ過ぎ

失恋の悲しさや辛さで胸がいっぱいになるために食欲不振になってしまう人や、逆にストレスから逃れようとするために食に走り、食べ過ぎを繰り返してしまう人もいます。

「失恋して何も食べる気がしない」ということはなんとなく想像がつきますが、失恋によって食べ過ぎてしまうのはなぜなのでしょうか。

人は失恋をすると強いストレスを感じます。ストレスによる苛立ちや「悲しい」「苦しい」という感情を制御するためには、幸せを感じる脳内物質が必要です。その脳内物質を手っ取り早く分泌しようとするために食に走り、過食につながってしまうのです。

おなかが空いているから食べているわけではないので、食べても食べても満たされず、気づいたら食べ過ぎてしまうことが多くなります。

太ったり痩せたりする

食欲不振や食べ過ぎは、太ったり痩せたりといった体形の変化にも繋がります。

どちらの方向に変化があるかは人によりますが、いずれにしても不健康な太り方、痩せ方であり、周囲の人から「顔色が悪い」「体調が良くないのでは?」と心配されてしまうことも。短期間での変化で、身体に負担がかかり実際に健康を害してしまう人もいます。

また、見た目が悪い方向へ変わってしまうために、自己評価も低くなりがちです。むくんだ顔を鏡で見るたびに気分が落ち込み、より一層ネガティブな感情に引っ張られてしまうこともあります。

職場恋愛では仕事に支障をきたすことも

職場恋愛をしていた場合は、仕事に支障をきたしてしまうこともあるでしょう。

失恋を忘れるために現実逃避をしようと思っても、相手が職場にいる場合は恋愛の記憶から完全に離れることは難しくなります。

聞かないようにしても相手の情報が耳に入ってしまったり、業務が近い場合には一日中目にしなければならないことも。

接触を避けようするあまり、意識しすぎて業務で必要な事項を疎かにしてしまうと、仕事自体に支障をきたしてしまうことも考えられます

うつやPTSDを発症してしまうことも

恋愛はポジティブにもネガティブにも感情が動きやすいために、うつやPTSDの原因や引き金になってしまうこともあります。

家族関係や友達関係など、さまざまな人間関係において最もうつの誘発が心配されるストレスを感じるのが、恋愛関係といわれています。

失恋をした時に大きな喪失感を抱いてしまうのは当たり前ですが、それが何カ月も続いてしまうようであれば、注意が必要です。

  • 常に別れについて考えてしまう
  • 思い出したくないのに、唐突に好きだった人のことを思い出してしまう
  • 些細なことに敏感になり、苦しかったり、涙が出たりしてしまう
  • 自分に自信がなく、ネガティブな感情に支配されてしまう

このような症状が出てきたらうつを疑い、クリニックに通うなど専門的な対処を検討するようにしましょう

男性が失恋から立ち直る期間は

男性が失恋から立ち直るまでの期間には個人差があり、早い人では1週間程度、長めの人で半年から1年程度必要なようです。

一般的な男性は「1週間から1カ月程度で立ち直る」という人が多い傾向があり、翌日には立ち直っているというような気持ちの切り替えの早い人もいます。

一方で、半年以上1年にもわたり立ち直れず、次の恋愛まで過去の恋愛を引きずってしまうという人も一定数います。

相手のことをどこまで好きだったかや、失恋の形にもよりますが、早く切り替えられる人は驚くほど早く切り替えられ、時間がかかる人は半年程度はかかる覚悟する必要があるということです。

失恋後、だいたい1カ月程度で立ち直ることができなていない場合には、気持ちの切り替えまでに少々時間がかかってしまうかもしれません。ストレスがかからないよう、焦らず自分のペースで立ち直っていくようにしましょう。

失恋は辛いけど…してはいけないこと

失恋はとても辛いものです。楽しかった記憶が多ければ多いほど、喪失感や悲しい気持ちに襲われて耐えられなくなってしまいますよね。

しかし、いくら失恋が辛いからといって自暴自棄になったり、やみくもに行動したりしてはいけません。

自分を傷つけてしまい、ネガティブを助長させてしまったり、後々さらに後悔することになりかねないからです。

ここからは失恋した時にしてはいけない3つのことを解説していきます。

やけ酒をする

悲しい気持ちを、やけ酒によって紛らわせようとするのは避けた方が良いです。

むしゃくしゃしている時や精神的に疲れている時は、お酒を飲みたくなりますよね。飲酒をしている時は、一時的に気持ちがまぎれ、嫌なことを忘れることができます。

しかし、東京大学の薬学系研究科松木教授の研究によれば、恐怖記憶を想起した直後にアルコールをとると、その記憶が強められてしまうそうです。

つまり、失恋した記憶が癒えないままお酒を飲むと、悲しい記憶が忘れられるどころかより強くなってしまうということ。失恋を忘れるためにやけ酒は逆効果です。

また、お酒におぼれることで虚しい気持ちになってしまい、それをまた打ち消そうとしてアルコール依存症気味になってしまうことも。お酒の飲み過ぎは身体の健康も害してしまいますね。

失恋は辛いですが、お酒に逃げるのはNGです。

忘れることに必死になる

失恋から立ち直るために、忘れることに必死になってしまうのもよくありません。

人間は、無理をすることがストレスに繋がる生き物です。失恋から早く立ち直ろうと必死になって忘れるための行動をしたり、感情を無視して記憶から消し去ろうとすると、逆にストレスを感じ、ネガティブな気持ちになってしまうでしょう

忘れよう忘れようと必死になるのではなく、何か興味があるものが出てきたらチャレンジしてみる、没頭できるものが出てきたら楽しむなど、ある程度流れに任せることも大切です。

自分の気持ちが前向きになれるものにアンテナを張っていると、自然と気持ちが切り替えられていき、失恋から立ち直ることができるでしょう。

会社を休む

失恋をすると何をするにも気力がわかず、仕事も休みたくなってしまうかもしれません。しかし、失恋で会社を休んでしまうのはリスクが高いです。

失恋をした時は仕事や家事など、やるべきことをこなしていた方が辛い気持ちが紛るはずです。

また、失恋で仕事を休んでしまうと自己嫌悪でネガティブな気持ちになってしまうことも。

気分で休むと仕事が溜まって後々の自分の負担になったり、周囲の人にも迷惑をかけてしまい評価が下がったりする可能性もあります。

多少つらくても仕事には出社し、日常生活を崩さないようにした方が良いでしょう。

失恋を乗り越えかっこいい男になるためのアドバイス

失恋は辛いですが、乗り越えることで人間性を磨いていくことができます。よりかっこいい男性になっていくために、女性からもモテるようになり、新しい出会いが舞い込んでくることも。

失恋を乗り越えて、今まで以上に楽しい人生を歩んでいきましょう。

ここからはかっこいい男になるためのアドバイスをお伝えしていきます。ポイントは以下の3つ。

  • 変わる努力をする
  • 前向きにチャレンジする
  • 見返すという気持ちを持つ

ぜひ行動に移して、素敵な男性に変化していってくださいね。

変わる努力をする

立ち直るためには、変わる努力をすることがポイントになってきます。

新しい自分を見つけることで気分転換になりますし、変わるよう努力をすることで自信にも繋がります。

変化の内容は無理をしない範囲、自分の興味がある方向でOKですが、特におすすめなのが、ホルモンの活性化によって男らしくなり、幸福な気分にさせてくれる「筋トレ」です。身体を鍛えると自然と自信がつき、女性にもモテるようになります。

また、ファッションや髪型を大幅に変えてみると良い気分転換になり、内面まではつらつとすることも。まずは外見を変えていくことで、変わりにくい内面も次第に変化していくことができるのです。

変化を楽しみながら、努力する自分を楽しむのがかっこいい男になるためのコツです。

前向きに新しいチャレンジをする

失恋は一つの機会です。今まで恋愛にかけていた労力や時間に余裕が出てくるので、前向きに新しいことにチャレンジしてみるのも良いでしょう。

スポーツを始めてみたり、英会話などビジネスに通じる習い事を始めてみたり、新しいことに挑戦すると自分がどんどん進化していきます。また、熱中することで落ち込んでいた気分が晴れ失恋の痛手からも立ち直りやすくなるでしょう。

「挑戦」というとハードルが高く感じてしまいがちですが、できることから一歩ずつ進んでいくことがポイント。もともと趣味がある人は地域のサークルやクラブ活動に参加してみたり、友人の誘いがあったら何でも乗ってみるなど、ちょっとしたことが前向きになれるきっかけとなります。

この機会に、今までとは違う自分に出会ってみてはいかがでしょうか。

見返すという気持ちを持つ

「見返す」という気持ちがエネルギー源になり、いろんなことに挑戦することでよりかっこいい男性になることができるでしょう。

悲しい出来事は起こってしまった時は辛いですが、感情が動く分大きな原動力にもなります。「今よりかっこよくなってやる」「見返してやる」という強い気持ち=エネルギーは、マイナスの出来事がなければなかなか湧いてきません。

見返す方法は人それぞれ。仕事でも外見面でもかまわないので、思う存分気持ちをぶつけるようにしましょう。

ポジティブな方向にエネルギーを持っていくことで、男も磨かれますし、状況も好転していきます。

実際に好きだった女性と再会するかどうかはわかりませんが、少なくとも努力しているうちに失恋から立ち直ることができ、自分に自信が持てるようになっていきます。

失恋をチャンスにして新しい自分になろう

失恋は男女ともに傷つくものです。相手の存在が大きければ大きいほど、失った時の喪失感は耐え難いものでしょう。特に男性はなかなか気持ちを外に発散する機会がないために、失恋を引きずりやすい傾向があるでしょう。失恋後の対処がうまくいかないと、ネガティブな症状が続き、時にはうつになってしまうことも考えられるため、傷ついている時には自分の気持ちによく耳を傾けてあげてください。

すぐに前向きになることは難しいですが、やりたいことや熱中できることが見つかったらぜひチャレンジしてみるのが吉。新しいことに挑戦することで、気分転換になり失恋の痛手が忘れられると共に、気づかないうちに男が磨かれ、モテる男性に進化していくことができます。

失恋は1つの転機。今までよりももっと素敵な男性になって、より幸せな恋愛を掴んでくださいね。

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