「相手のことが好きで仕方なく、どうしても嫉妬してしまう」、「相手から嫉妬されすぎていてつらい…」といった嫉妬に悩んだ経験はありませんか。

嫉妬は一概に悪いとは言えません。しかし嫉妬心が強すぎると、相手を嫌な気持ちにさせてしまうこともあります。嫉妬する気持ちをコントロールすることが大切です。

この記事では、嫉妬深い男性・女性の特徴から、嫉妬心を抑える方法、嫉妬されたときの対処法まで紹介します。

 

嫉妬とは

嫉妬とは、どのような気持ちを指すのでしょうか。嫉妬とは自分より優れている人を恨み、ねたむ気持ちを指します。。

 

嫉妬と似た言葉で、ヤキモチという言葉がありますが、感情的には同じことです。嫉妬は、ドロドロとしていて抜け出せないようなイメージがあり、ヤキモチには、可愛らしいイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。

 

恋愛において、嫉妬はどうしても抱えてしまう問題ですが、可愛げのあるヤキモチ程度に抑えることが大切です。嫉妬までいくと、気持ちが暗く重くなってしまうこともあるでしょう。相手に重いと思われてしまう可能性もあります。

嫉妬をすることは悪いこと？

嫉妬は悪いことばかりではありません。嫉妬心を抱くことで、相手のことを深く思い、気持ちを再確認できるというメリットもあります。ただし、適度な嫉妬でなければなりません。

中には嫉妬をすることに「相手のことが好きすぎてつらい」とつらさを感じる人もいます。自分で好きという気持ちをコントロールできず、嫉妬ばかりしていると自分でもつらさを感じてしまうこともあります。

嫉妬しすぎて相手を攻撃するような言い方をしてしまったり、相手を困らせるような行動をしてしまったりと相手にも精神的にダメージを与えてしまいます。

嫉妬することは悪いことではありませんが、適度に嫉妬するぐらいで留められるようにコントロールすることが大切です。

嫉妬深い男性の特徴

嫉妬心は誰にでもありますが、嫉妬深い男性にはどのような特徴があるのでしょうか。嫉妬深い男性に多い3つの特徴を紹介します。

極度のネガティブ思考

嫉妬深い男性は、ネガティブ志向が強い傾向があります。物事をネガティブにとらえてしまい、悪い方向へと変換してしまいます。

彼女が残業だというだけで「他の男と会っているのではないか」と勘ぐったり、スマホにロックがかかっているだけで「スマホに他の男とのやりとりが隠されているのではないか」と考えたりと、ネガティブにとらえやすいです。

残業だと彼女に言われれば、通常は「仕事が忙しいんだな」と考えますが、悪い方向に考えやすいことから、浮気を疑ってしまうのでしょう。

ネガティブ思考が強いのは、自分に自信がないことが原因である可能性が高いです。自分に自信がないため、他の男に彼女を取られるのではないかと悪い方向に考えてしまい、強い嫉妬につながっていきます。

独占欲が強い

嫉妬深い男性は、独占欲が強く、彼女を束縛することがあります。

彼女が他の男性を見ないように、自分だけを見るようにするために、彼女の行動を制限することもあります。他の男性が参加する会社の飲み会への参加を禁止したり、女友達と遊ぶことさえ禁止する人もいます。

最初から彼氏に束縛されるケースもありますが、付き合っている間にだんだんと彼氏の束縛が強くなるケースもあり、いつの間にか強い束縛で自由に生活できなくなってしまう女性もいます。

彼女の他の男性との交友関係を気にしている

女性の中には、恋愛感情抜きで仲のよい男性がいる人も多いでしょう。嫉妬深い男性にとって、彼女の男友達は彼女と仲良くしてほしくない存在です。

自分以外の男性は全て排除対象となり、幼馴染であっても仲良くしてほしくないと彼女に訴えることがあります。

他の男性との交友関係が許せず「他の男性の連絡先を全て消してほしい」、「会社の人も男性とのやりとりはやめてほしい」と無茶なお願いをしてくるケースもあります。

彼女が他の男性と話したり、連絡を取ったりしていることが分かったときには「なんで他の男と仲良くするんだ！」と厳しく問い詰める人もいます。

嫉妬深い女性の特徴

嫉妬深い女性にはどのような特徴があるのでしょうか。嫉妬深い女性に多い3つの特徴を紹介します。

承認欲求が強い

嫉妬深い女性は、承認欲求が強い人が多いです。承認欲求とは「他の人から認められたい」、「愛されたい」という他者からの評価を求める欲求です。

嫉妬深い女性は、自分と他人を比較して、自分が勝ちたいと思いやすく、そのためにブランド品で身を固めているケースがあります。人に自慢したいがために、新作のブランド品や限定品といった物を好みやすいです。

持ち物や彼氏のスペックといった自分の周りの物や人によって、自分と他者を比較し、ランク付けするような人は、嫉妬深い可能性があります。

彼氏が他の女性と関わると不機嫌になる

彼氏が他の女性と話したり、連絡を取ったりするだけで不機嫌になる女性は、嫉妬深い可能性が高いです。

嫉妬深い女性でなくても、彼氏が他の女性と関わると嬉しい気持ちにはなりません。嫉妬深い女性は、彼氏が仕事上で関わる女性など恋愛感情が一切ない状態でも不機嫌になり、激しく問い詰めることがあります。

人によっては、彼氏が女性アイドルなどの芸能人の話をするだけで怒りだすこともあります。恋愛感情があるかどうか、付き合う可能性があるかどうかといったことは関係なく、女性というだけで関わることを嫌がる女性は、嫉妬深いです。

関わりのある女性とどのような関係なのかを気にする

彼氏と彼氏に関わりのある女性がどのような関係なのかをあまりに気にするようなら、その女性は嫉妬深い可能性が高いでしょう。

嫉妬深い女性は、SNSで彼氏にいつもいいねを送ってくる女性とはどのような関係なのかなど、彼氏のことを細かく監視して女性関係を探ることがあります。スマホを勝手に見て、女性と連絡を取っていないかを見たり、アドレス帳から女性を探したりする女性もいます。

彼氏と関係のある全ての女性を敵視し、気にしすぎる女性は嫉妬深いでしょう。

嫉妬心をどうしても抑えたいときは

嫉妬深い人の特徴を見て、自分に当てはまっていると思った人もいるのではないでしょうか。嫉妬深い自分を変えたいと思っても、なかなか嫉妬心を抑えることは難しいものです。

どうすれば強い嫉妬心を抑えることができるのでしょうか。嫉妬深い人におすすめの3つの方法を紹介します。

恋愛以外に自信を持てることを見つける

恋愛においての嫉妬心は、恋人への依存の高さが関係していることが多いです。もし恋人がいなくなっても、自分を認めてくれる場はあると思えることが大切になります。そのために、恋愛以外で自分に自信を持てるようにしましょう。

恋愛以外で自分に自信を持てるようになるには、趣味や仕事に打ち込むことがおすすめです。趣味がないという人も、新しい趣味を作ってみるとよいでしょう。仕事に集中して、成果を出すことも自信につながります。

恋愛ばかりに執着しないようにすることで、嫉妬心を抑え、適度な距離感で恋人と付き合えるようになるでしょう。

過剰な期待をしない

相手に期待しすぎて「もっとデートの時間を割いてほしい」、「連絡をもっとまめにしてほしい」と要求することはやめましょう。要求がエスカレートしやすく、嫉妬心もどんどん強くなってしまいます。

いつも自分を見てほしいと思う気持ちが強くなると、嫉妬心が膨らんでしまいます。「恋人だから自分の要求に全部答えてくれる」と期待しすぎると、答えてくれなかったときに強い嫉妬となって相手を攻撃してしまいます。

恋人であっても全てに答えることはできません。期待をしすぎずに、対等な関係であることを重視しましょう。

多少の嫉妬は良いことだと考える

「嫉妬は悪いこと」という考えは違います。誰でも嫉妬心を持っているもので、その程度が問題なだけです。多少の嫉妬は相手への愛情表現と考え、嫉妬心をコントロールすることが大切になります。

嫉妬はいけないと思うと、自分の心を抑制しすぎてつらくなってしまうかもしれません。嫉妬心と向き合いながら、多少の嫉妬は良いことだと受け入れましょう。

恋人が嫉妬をしている時の対処法

自分が恋人から嫉妬されているときには、どのように対処すればよいのでしょうか。恋人からの嫉妬に困っている人の参考になる2つの対処法を紹介します。

まずは相手を安心させる

嫉妬心の根底には「相手が自分から離れていくかもしれない」という不安があります。まずは、相手から自分が離れてしまうのではないかという不安を取り除き、安心させてあげるようにしましょう。

相手は他の人に取られてしまうと思っているため「自分はずっとあなたと一緒にいるよ」「あなただけしか見ていないよ」とストレートに伝えることが大切です。はっきりと言葉で伝えることで、相手の不安が少しずつなくなり、自分だけが愛されているという自信につながります。

言葉で伝えても不安がなくならないときには、スケジュールをカップル間で共有できるアプリを使うなどして不安がなくなるように努めるとよいでしょう。

相手が不安がる行動を減らす

相手が不安に思う行動をしないように心がけましょう。

• できるだけLINEはすぐに返す
• 異性と2人で会わない
• 元恋人の話はしない

このように嫉妬心につながる行動をしないようにするだけで、嫉妬心は落ち着きます。どのような行動が嫌なのか相手に聞き、話し合うことも大切です。

カップル間で「異性と連絡を取らない」などの具体的なルールを決めると、絆を深めながら、嫉妬心を軽減させられます。ただし、ルールを決めすぎると束縛につながるため注意が必要です。

嫉妬心を上手くコントロールして楽しい恋愛に

嫉妬心は必ずしも悪いものではありません。しかし嫉妬深くなることで、相手を攻撃してしまうなど困らせてしまうこともあります。

嫉妬深くなりやすい人の特徴をチェックして、自分が嫉妬深くなりやすいタイプなら、恋愛にのめりこみすぎないようにすることが大切です。また、相手が嫉妬深いタイプなら、相手が不安にならないように行動しましょう。

適度な嫉妬心はよい恋愛関係を築く源になります。嫉妬心を上手くコントロールして、楽しい恋愛につなげましょう。