男女の友情は成立するのかどうか、友人と話し合ったことがある人は多いのではないでしょうか。
男性と女性で考え方が違う場合もあれば、同性でも考え方が違う場合があります。
男女の友情が成り立つと考える人、成り立たないと考える人はそれぞれいるため、どちらが正解とは言い切れません。
この記事では、男女の友情は成立すると考える人の心理や、成立しないと考える人の心理を、男女別に紹介していきます。
また、男女の友情を成り立たせるための方法も紹介していますので、気になる人はぜひ最後までご覧ください。
- 男女の友情は成立すると考える男性の心理や理由とは?
- 男女の友情は成立しないと考える男性の心理や理由とは?
- 男女の友情は成立すると考えるの女性の心理や理由とは?
- 男女の友情は成立しないと考えるの女性の心理や理由とは?
- 男女の友情を成り立たせるには?
- 男女の友情が崩れたと感じたときとは?
- 男女にも当てはまる友情に関する名言とは?
男女の友情は成立すると考える男性の心理や理由とは?
はじめに、男女の友情は成立すると考える男性の心理や理由を紹介します。
- 長年友人の女性がいる
- 女友達と彼女候補には明確な線引きがある
長年友人の女性がいる
長年友人関係の女性がいる男性は、男女の友情が成立すると考えるでしょう。
- 学生の頃からずっと友人関係で今も交流がある女友達がいる
- 男友達と同じような感覚で食事や遊びに行くことができる女友達がいる
このような関係性の女友達がいると、これから先も友達として長く付き合っていけると考えます。
「この先何年たっても今と同じ関係性でいられる気がする」と思える女性が身近にいるため、男女の友情は成立すると思うでしょう。
女友達と彼女候補には明確な線引きがある
女友達と彼女候補には明確な線引きがある男性も、男女の友情は成立すると考えています。
女友達と2人きりになったとしても「自分達は友達だから」と思って線引きすることができる男性は、女友達のことをほかの女性とは違うと意識できています。
また、本当に仲の良い女友達だった場合、どこかで一線を越えてしまうと友情にひびが入り、今までと同じように会うことができなくなってしまうと考える人も多いです。
大切な女友達だからこそ、これからも長く付き合うためにしっかり線引きをしているのでしょう。
男女の友情は成立しないと考える男性の心理や理由とは?
男女の友情は成立すると考える男性がいる一方、成立しないと考える人も多いです。
ここからは、男女の友情は成立しないと考える男性の心理を紹介します。
- 女友達といつかは交際につながるかもと思ってしまう
- どうしても相手は女性ということを意識してしまう
女友達といつかは交際につながるかもと思ってしまう
長年友人関係だった女友達がいるとしても、好みのタイプだった場合は「いつかは交際できるかも」などと想像してしまう人は、男女の友情が成立しないと思っています。
男性と女性が同じ空間にいれば、絶対に何も起こらないとは言い切れないのではないでしょうか。
女友達が彼氏と別れたときや好みの服装をしてきたときに「可愛いな」「告白したらOKしてもらえるのだろうか」などと一度でも考えたことがある人は、女友達のことも1人の女性として意識してしまいます。
どうしても相手は女性ということを意識してしまう
家族に女兄弟がいない、男子校に通っていたというような女性と関わることが少なかった男性は、女友達のことも女性だと意識してしまいます。
また、恋愛経験が少ない男性も、相手は女性ということを必要以上に意識してしまうでしょう。
そのため、友人だと思っていても突然2人きりになった場合、緊張していつも通り話せなくなってしまう人が多いです。
女友達が少ないことが原因で、女性とどのように友情が成立するのか想像できないのかもしれません。
男女の友情は成立すると考えるの女性の心理や理由とは?
ここからは、男女の友情は成立すると考える女性の心理を紹介します。
男性とは少し違う理由があるようです。
- 自分の性格が男っぽいので相手もそう思っているはず
- 交際は考えられないがずっと付き合っていたい男友達がいる
自分の性格が男っぽいので相手もそう思っているはず
自分の性格が男っぽいため「相手からは女性として見られていない、友達だと思われているだろう」と感じている女性もいるでしょう。
サバサバした性格の女性は、男友達に対して女性らしさを武器にすることがないため、相手も自分のことを異性として意識していないと考えています。
女性として特別に扱ってほしいという願望はなく、飲みに行ったり遊びに行ったりするときも割り勘を提案する人が多いです。
交際は考えられないがずっと付き合っていたい男友達がいる
交際は考えられないが、この先もずっと付き合っていたい男友達がいる女性は、男女の友情が成立すると考えているでしょう。
- 男友達だからこそ気軽に話せることがある
- 性格や考え方が好き
- 大好きだけど恋愛感情はない
- 友達として一緒に過ごす時間が楽しい
このように感じる男友達が既にいる女性は、男女の友情は成立すると信じています。
大切に想える男友達がいる女性は、男友達・女友達と分けて考えておらず、大切な友達の性別は関係ないと思っているのでしょう。
男女の友情は成立しないと考えるの女性の心理や理由とは?
次に、男女の友情は成立しないと考える女性の心理です。
- 友人と思っていた男友達と交際に発展した
- 異性と2人きり出会うときは自信か相手に好意があるときのみ
友人と思っていた男友達と交際に発展した
これまでに、友人と思っていた男友達と交際に発展した経験がある女性は、男女の友情は成立しないと考えてしまいます。
- 長年友人関係だったのに、大人になってから付き合ってしまった
- 自分は友達だと思っていた相手から告白されたことがある
このような経験があると、男女で過ごして何もないわけがない、いつか恋愛に発展する可能性があると想像してしまうのではないでしょうか。
はじめはお互いに友人だと思っていたけれど、一緒に過ごす時間が増えるにつれて少しずつ意識してしまう場合もあるでしょう。
異性と2人で会うときは自身か相手に好意があるときのみ
異性と2人で会うときは、自信か相手に好意があるときのみだと感じている女性は、男女の友情は成立しないと思っています。
このような考えを持っている人は、これまでに男友達と呼べる人がいなかったのかもしれません。
そもそも、自分が好意のある男性としか2人きりで会わないようにしている女性もいます。そのような女性は、男友達という概念がないのでしょう。
男女の友情を成り立たせるには?
続いては、男女の友情を成り立たせるための方法を紹介します。
この先もずっと友達でいてほしいと思う異性がいる人は、ぜひ試してみてください。
- 異性として意識していないことを積極的に話す
- お互いが異性慣れをしている
- ボディタッチはないなど距離感を保つ
異性として意識していないことを積極的に示す
男女の友情を成立させたい人は、異性として意識していないことを積極的に示すようにしましょう。
- 思わせぶりな態度や異性がドキッとするような行動は控える
- 恋愛相談を積極的にする
このような行動をすれば、異性として意識していないことをアピールできます。
同性の友達と過ごしているときと同じ振る舞いをすれば、異性として意識されていないと相手に分かってもらえます。
また、恋愛の話や恋愛相談をすることで「自分のことは異性として意識していないんだ」「ほかに好きな人がいるってことは友達として仲良くしてくれているんだ」と気付いてもらえるでしょう。
お互いが異性慣れをしている
お互いが異性慣れをしていると、男女の友情が成立しやすいです。
- 異性の兄弟や親戚が多い
- もともと異性の友達が多い
このような人は、異性と一緒にいても変に緊張することなくいつも通り接することができます。
どちらか一方が異性なれしておらず、異性と一緒にいるだけで緊張したり上手く話せないような場合は、異性として意識してしまう日が来るかもしれません。
そのため、お互いが異性慣れしている人とであれば男女の友情が成立するでしょう。
ボディタッチはないなど距離感を保つ
男女の友情を成立させたい人は、ボディタッチをしない、近すぎる距離で話さないなど、一定の距離感を保つことを心掛けましょう。
特に、一緒にお酒を飲む日は注意が必要です。酔っぱらった勢いでボディタッチが激しくなったり、つい一線を越えてしまいそうになる人がいます。
一度でもキスをしたり体の関係を持ってしまうと、元の友達関係には戻れないことがほとんどのため気を付けましょう。
男女の友情が崩れたと感じたときとは?
続いては、男女の友情が崩れたと感じたときを紹介します。
- 肉体関係を持ってしまった
- 異性として意識してしまった
- 一方、もしくはお互いの恋人から嫉妬される
肉体関係を持ってしまった
先ほども紹介しましたが、友人だと思って付き合っていた相手と肉体関係を持ってしまった場合、男女の友情が崩れたと感じてしまいます。
一度でも肉体関係を持ってしまうと、どれだけ長い期間友人関係だったとしても、一瞬でその関係性が崩れてしまいます。
何もなかったことにしよう、やっぱり友達に戻ろうなどと思っても、肉体関係を持つ前と全く同じ状態には戻れないことがほとんどです。
大切な異性の友人とこの先も長く付き合っていきたいのであれば、いつどんなときでも理性を保つことを意識しましょう。
異性として意識してしまった
今まで友人として好きだったのに、異性として意識してしまったと感じた場合、男女の友情が崩れてしまうでしょう。
これまでは異性として意識したことはなかった相手だとしても、人間的に好きな部分があるからこそ長く友人関係でいられたのではないでしょうか。
そのため、ふとしたときに「もしかしたら異性として好きなのかもしれない」と思ってしまうことがあるようです。
一度異性として意識してしまうと、今までと全く同じように接することや一緒に過ごすことが辛くなります。
一方、もしくはお互いの恋人から嫉妬される
一方、もしくはお互いの恋人から嫉妬されてしまうと、男女の友情が崩れてしまい今までと同じように友人関係を続けていくのが難しくなるでしょう。
男女の友情が成立するという考えの恋人ではない場合、恋人がほかの異性と2人で遊んだり仲良くしていることに疑問を感じてしまいます。
自分達はこれまでと同じように友人関係を続けたいと思っていたとしても、恋人に嫉妬されて「もう会ってほしくない」と言われたら、友人として仲良くすることを諦めなければいけません。
もし、恋愛だけでなく友情も諦めきれないのであれば、自分と同じように男女の友情は成立すると考えている恋人を作りましょう。
男女にも当てはまる友情に関する名言とは?
最後に、男女にも当てはまる友情に関する名言を紹介します。
「どんなときでも理解し合える関係を求めることは友情とは言えない。本当の友情とはお互いがどんなに違っていても、そのあるがままの違いをしっかりと受け止めることなのだ。」~ガンジー~
この名言は、インドの思想家であるマハトマ・ガンジーの言葉です。
ガンジーは、インド人に対する人種差別の撤廃活動などに力を入れた行動力のある偉人で、過去にはノーベル平和賞の候補に選ばれたこともあります。
ガンジーは多くの名言を残していますが、その中の一つが「どんなときでも理解し合える関係を求めることは友情とは言えない。本当の友情とはお互いがどんなに違っていても、そのあるがままの違いをしっかりと受け止めることなのだ」という言葉です。
これは、お互いの考えが似ていたり理解し合えたりすることだけが友情ではなく、ありのままの違いを受け止めることが本当の友情であるという意味でしょう。
考え方が違ってもお互いをを否定したりせずに受け入れて一緒に過ごせる人は、男女問わず本当の友達だといえるのではないでしょうか。
名前:マハトマ・ガンジー
生年月日:1869年10月2日
出身地:インド
職業:思想家、弁護士、民族運動主導者
「恋愛というものは、振幅が大きくて、情熱の波に弄ばれます。 友情は静かで安定した流れを辿ります」~モーロア~
この名言は、フランスの小説家であるアンドレ・モーロワの言葉です。
イギリスの歴史や文学に詳しい小説家で、代表作には「天使と野獣 Ni ange ni bête」や 「ショパン Chopin」などがあります。
第一次世界大戦や第二次世界大戦を経験したモーロアが残したこの言葉からは「友情とはこのようなものであるべきだ」という意思が感じられます。
「恋愛というものは、振幅が大きくて、情熱の波に弄ばれます。 友情は静かで安定した流れを辿ります」
恋愛をすると、2人の間にさまざまな出来事が起こります。相手に期待して落ち込んだり幸せを感じたり、感情の揺れ幅が大きいです。
しかし友情は、恋愛とは違っていつでも安定して落ち着いているものだという意味に捉えられるのではないでしょうか。
穏やかで安定した関係を築くことができているのであれば、性別関係なくこの先も変わらず友人として付き合っていけるでしょう。
名前:アンドレ・モーロワ
生年月日:1885年7月26日
出身地:フランス
職業:小説家、評論家
まとめ
今回は、男女の友情は成立するのか、男女の友情を成り立たせるためのポイントなどを紹介してきました。
男女の友情は成立する意見、成立しない意見に分かれますが、実際に大切だと思う異性の友人がいる人は男女の友情は成立すると思っています。
反対に、これまで異性の友人ができたことがない人、友人だと思っていた相手と恋愛に発展した経験がある人は、男女の友情は成立しないと思うでしょう。
男女の友情を成り立たせたい人は、相手に異性として意識していないことを積極的に示すことが大切です。
恋愛相談をしたり距離感を一定に保ったりして、同性の友人と同じように接するように心がけましょう。
また、一度でも肉体関係を持ったり異性として意識してしまうと、元の友人関係には戻れなくなります。
お互いに大切な友人だという強い思いがあり、理性を保ちながら一緒に過ごすことができる人同士であれば、男女の友情は成立するでしょう。