自分の彼氏が束縛気味なのでは？と感じると「束縛する彼氏の特徴って何があるの？」「別れるべきポイントって何？」という疑問が出てきますよね。

束縛する彼氏には、いくつかの特徴があります。場合によっては自分の幸せを第一に、彼氏との別れも視野に入れましょう。束縛彼氏とダラダラと付き合い続けると、自分が疲れてしまったり、気分が落ち込んで人生が楽しめなくなってきてしまったりする可能性もあります。

この記事では、束縛彼氏の特徴や別れるべきか迷った時にするべきことをご紹介していきます。彼氏が束縛気味かもしれないと思っている方は、ぜひチェックしてみてください。

 

当てはまったら要注意！束縛彼氏の特徴

彼氏に束縛の傾向があっても、付き合っていると「これも普通なのかな？」と自分では気が付かない場合があります。

まずは、束縛彼氏の特徴を挙げていくので、自分の彼氏に当てはまるのか確認してみてください。

ほぼ毎日の予定を確認してくる

束縛彼氏は、彼女のほぼ毎日の予定を確認してきます。いつどこで何を誰とするかまで把握したがる彼氏も多く、女友達と遊ぶと伝えた場合も「どこで遊ぶのか」「男性がくる場合がないのか」まで聞いてくることもあるでしょう。

「仕事が終わったら家に帰るだけ」という日も、寄り道はしないのか、家で夕食を食べるのかまでいちいち伝えなければならないという場合もあります。

毎日となるとうんざりしてしまいますが、面倒なために濁すようにしても、束縛彼氏は自分が納得するまでしつこく聞いてくるでしょう。彼女は嫌々ながらも予定を伝えることが習慣化し、気が付かないまま束縛されてしまうことが多いのです。

他の男性と関わることをやめさせようとする

他の男性と関わるのを極端に嫌うのも、束縛彼氏の特徴です。彼女に関わる男性に嫉妬をして、嫉妬からくる不安を解消しようと、彼女に関わるのをやめさせようとします。彼女が全く眼中にない職場の上司や同僚でさえ嫉妬の対象で、仕事以外では関わらないようにと忠告をする彼氏もいます。

彼女に男友達がいる場合は、もう二度と会えないのではないかというくらいに警戒して、SNSに返信をしただけで「男好き」と言われてしまう場合もあります。

電話番号やアドレスも、男性のものは全て消すように言われてしまうこともあるでしょう。

そこまで明確でなくても、男性と会話をしただけで嫌な顔をしてきたり後で話していたことを指摘してきたりするのも、彼女の行動を制限することにつながるため、束縛の1つになります。

すぐに浮気を疑う

束縛彼氏は、少しのことで浮気を疑う習性があります。半日連絡しなかっただけで大騒ぎをして、浮気を疑って何度も着信を残したり、家にまで来たりすることもあるでしょう。

会社の同期と楽しく飲んでいただけなのに、連絡を返さなかったばかりに「浮気をしていたんだろ」としつこく責められてしまう場合もあります。

連絡ができなかったり、たまたまその場に男性が一緒にいたりするだけですぐに浮気を疑われるので、彼女は自分のことをそこまで信用してくれないのかと、怒りを通りこして悲しくなってきてしまうこともあります。

LINEの内容を確認しようとする

「LINE見せてよ」と要求をしたり、スマホを覗き見ようとするのも束縛彼氏の特徴です。

もしも浮気をしている場合は、LINEや着信履歴に証拠が残る可能性が高いので確認したいと感じてしまいます。彼氏も、そこまで浮気を疑っていなくても、確認することで自分が安心をしたいのでしょう。

しかし、LINEやスマホの中身はプライベートの塊です。彼女は、浮気していなくても見せたくない場合もあります。恋人同士でもプライバシーはあるので、「見せて」と言われただけで嫌な気分になってしまうこともあります。

けれども、束縛彼氏に「嫌だ」と伝えると「浮気しているに違いない」と思い込み、余計に面倒臭いことになってしまうこともあるため、しぶしぶLINEを確認させる彼女も多くいます。

すぐに感情的になる

束縛する彼氏は、自分に自信がなく精神的に不安定であったり、彼女に依存していたりする場合が多いため感情的になりがちです。

心が穏やかでないので、浮気の疑いなど少しでも不安要素があると、すぐに怒りだしたり、泣き出したりしてしまうでしょう。

彼女は、彼氏の感情の起伏の激しさについていけずびっくりしてしまったり、いつ怒りだすのかわからない恐怖から、彼氏を避けたくなってしまったりもします。

束縛彼氏と別れるべきか迷ったら

彼氏の束縛がひどいと、別れた方が良いのかなという考えが頭をよぎる方もいるのではないでしょうか。しかし、結局はどうすれば良いのか結論が出ず、曖昧なままになってしまうことも多いでしょう。まずは落ち着いて考える時間を持つことが大切です。

ここからは、束縛彼氏と別れるべきか迷ったら考えてほしいことを3つご紹介していきます。

適度な束縛なら愛されている証拠かも

束縛は、相手のことが好きだからこそ出てきてしまうものだとも言えます。大好きだからこそ離れてしまうのが怖くて束縛をしてしまったり、愛していることを上手く表現できずに束縛でしか表せなかったりする彼氏もいます。

束縛がそこまでひどくなくたまに出てしまう程度であれば、愛されている証拠としてそのまま受け入れるのも1つの解決策です。

また、彼氏が自分で束縛をしていると認識できている場合は、話し合いをすることで丁度良いバランスまで持っていける可能性もあるでしょう。

適度な束縛なら愛されている証拠として受け入れることで、愛を実感しながら彼氏と仲良く過ごせるかもしれません。

信頼できる周りの人に相談する

彼の束縛がひどく何度言ってもやめてくれない場合や、話し合いがうまくいかない場合は信頼できる人に相談してみましょう。

自分たち以外の人に客観的に見てもらうことで、これからどうしていけばよいか良いアドバイスがもらえるかもしれません。

信頼できる人は、出来れば彼氏と彼女の共通の知り合いがベストです。彼女のことしか知らない相手だと、彼女の肩を持って「別れるべき」という結果ありきの相談になりがちですし、彼氏の方の友人に相談しても、彼氏側の味方になって的確な意見がもらえないかもしれません。

お互いの立場で話を聞いてもらえるような相手がいたら、ぜひ相談してみましょう。

自分が苦痛ではないかを考えてみる

恋人同士は、本来お互いに心地よく、幸せと感じられるような時間を過ごす相手です。嫌々付き合っていたり、付き合っているのが苦痛で辛いと感じる時が多い場合は、別れることも考えてみましょう。

彼氏の束縛がどうしても治らない場合に、束縛癖を克服するのは難しいことが多いです。束縛は自信のなさや、自分の不安を解消したいという思いから来ている場合が多く、彼氏の性格の一部になってしまっている場合も多いからです。

彼女がいくら苦痛に感じていても、彼氏が彼女を苦しめるのは嫌だと思わない限り、束縛は続いてしまうでしょう。

自分が嫌だと感じていて彼氏も治そうとしていない様子だったら、もう合わないのだから別れを考えた方がお互いのためだと言えます。

すぐに別れるべき束縛彼氏の事例

彼氏のことが好きだと別れるかどうか悩み、だらだらと付き合い続けてしまうことがありますが、できるだけ早く別れた方が良いケースもあります。

客観的に見て、すぐに別れるべき束縛彼氏の事例について紹介します。自分に当てはまる場合は、冷静になって別れを考えてみましょう。

GPSで場所を監視

束縛彼氏の中には、彼女をGPSで監視している人もいます。自分も相手をGPS登録しているなど、納得して行っているのではない場合は、すぐに別れた方が良いでしょう。

アプリやスマホのGPS機能で場所を監視している彼氏は、彼女の行動をすべて把握し、彼女のことをコントロールしたいと思っています。GPSで監視する彼氏は、今後もあらゆる面で彼女のことを支配しようと思っている可能性が高いです。

恋愛はお互いに尊重し合って思いやらないと長続きせず、付き合っていても幸せを感じられません。

GPSで監視されていることを自分が納得しているなら良いですが、少しでも嫌な場合は相手に伝え、やめてもらえない場合は別れを決意した方が良いでしょう。

彼女に依存している

彼女に依存している彼氏とも、別れた方が良いかもしれません。

依存傾向のある彼氏は、彼女の言葉に過敏に反応して泣いたり怒ったりする、彼女以外に友達がいないという特徴があります。

依存しているために、彼女の言動に過敏になってしまっているので、彼女も何を言えば良いのか、どう行動すれば良いのか神経を使います。疲れてしまい、交際が楽しめない可能性があります。

また依存してくる彼氏に合わせるうちに、彼女もいつの間にか彼氏に依存してしまい、お互いだけが全てになってしまう「共依存」の関係になることも考えられます。

あなたも彼氏がいないと不安になる、彼氏以外に友達がいなくなるなど、日常生活も困難になったり、社会性が失われてしまったりする場合もあるため、依存度が軽いうちにお別れを決意した方が良いでしょう。

彼女のことを全く信用していない

不安から信じられなくなったり、束縛したりしてしまう気持ちもわかりますが、彼女が否定しているのに、いつまでも信用しないのは彼氏の方に問題があります。

浮気などしないと言っているのに常に疑ってかかるのは、極端に言うと「浮気症の女性」「誰にでもついていく女性」と言われているのと同じようなものです。心配性だからと言って、彼女にそういった不快な思いをさせて良いわけではないでしょう。

また、信用できないから男性のアドレスを消させる、SNSはすべて退会させられるなどは明らかにやりすぎです。

何を言っても信用してもらえないようなら、今後も変わる可能性は低いでしょう。束縛彼氏に見切りをつけて、新しい恋愛に目を向けた方が幸せになれる可能性は高まります。

束縛彼氏と別れるときの注意点

束縛彼氏は考え方が偏りがちなため、別れる時には注意が必要です。うまく別れることができないと、関係がこじれて余計面倒なことになったり、場合によっては危険に晒されてしまうこともあります。

ここではポイントとなる点を2つご紹介していきます。

良く考えた結果であることを伝える

束縛する彼氏に別れを告げる際は、彼氏はあなたに執着しているために「別れたくない」と泣きついたり、何とか気持ちを改めるように説得されたりすることがあります。別れ話がこじれてしまわないように、考えは十分にまとめ、よく考えた結果の別れる決意だということははっきりと伝えるようにしましょう。

彼氏の方は、いくら2人の関係がうまくいっていなくても別れようとは思っていないのですから、少しでも曖昧な雰囲気を見せると何とか引き留めようとするでしょう。

そういった隙を見せないように、沢山考えた結果別れると決めたこと、もう気持ちは揺るがないことを伝えます。

感謝の気持ちや、楽しかったこともあるけれど、今後のためにもう決意したと伝えることで、彼氏はとても寂しいけれど受け入れざるを得なくなるでしょう。

彼氏はすぐに気持ちの整理はつかないかもしれませんが、彼女にしっかりと別れを告げられれば、あとはどうにかして自分で乗り越えるしかないのです。

身の危険を感じる場合は連絡手段を断つ

束縛彼氏と別れる上で身の危険を感じる場合は、連絡手段を完全に断つようにしましょう。束縛する彼氏は依存傾向が強いため、別れ話をしても彼女につきまとう可能性があります。

連絡手段を残しておくと、何度も着信を残したり、メッセージを何百通も残したりすることもあります。また、返信をしないことが彼のイライラを助長させてしまい、より面倒なことになってしまうこともあるでしょう。

不快な思いをしたり、怖い思いをしたりしないために、連絡手段は断ってしまうのが良いですが、連絡の断ち方にも注意が必要です。

頻繁に連絡をとっていて、いっきに連絡を断つと彼にかかるストレスが大きく、あなたを探し出して問い詰めるなど攻撃的な態度に出る可能性が出てきてしまいます。

連絡を断つ際は、あらかじめ別れ話はきちんとした上で、徐々にメッセージを減らすなどフェードアウトしていき、最後は連絡手段を完全になくすというやり方の方が安全です。

ほとんどないと思いますが、別れた後に何か必要な伝達事項がある場合は、共通の知人など第三者を通して行うようにしましょう。

もういいだろうと久々に連絡を取ると、彼の方の記憶が一気にもどり、連絡がなかった寂しさも相まってストーカー化してしまうこともあるため、連絡を断ったらもう二度と彼にコンタクトを取らないようにすることが大切です。

自分の幸せを最優先！束縛彼氏と上手に付き合おう

多少の束縛なら愛されていることの表れと思えますが、毎日予定を確認してきたり、すぐに浮気を疑って質問してきたりするのは、彼女側も負担になります。

彼氏の行動があまりにもエスカレートする場合は、彼氏に「束縛されたくない」ということをしっかりと伝えましょう。それでも束縛を続ける場合や、一向に信用してくれない場合は別れることも視野に入れるべきです。

依存が強い彼氏と一緒にいても自分が疲れたり、自分も共依存気味になり社会から孤立してしまったりする可能性もあります。信頼できる人に相談しても解決しない場合は、良く考えてから別れ話を切り出しましょう。別れた後に身の危険を感じる場合は、連絡先を完全に断つことも大切です。

自分の幸せ最優先で、彼氏との関係を築いていってくださいね。