片思い中の相手が遠距離だと、「恋をどう進めて良いのかわからない」と感じたり、「好きな気持ちを伝えるのが難しい」と悩んでしまいますよね。
遠距離の片思いは、適度に連絡を取り、積極的にアプローチをすることで進展が可能です。相手の気持ちを考えながら距離を縮めていくと、思いは次第に伝わっていきます。
今回は、遠距離で会えない相手とのおすすめの連絡頻度、片思いの相手と仲を深める方法についてご紹介していきます。
- 遠距離で会えない相手とのおすすめの連絡頻度は?
- 遠距離に住む片思いの相手との関係を深めるには?
- 遠距離に住む片思いの相手に気持ちを伝えるには?
- 遠距離恋愛で片思いから交際、結婚を成就させた有名人とは?
遠距離で会えない相手とのおすすめの連絡頻度は?
遠距離で会えない相手との連絡頻度でおすすめなのは、
遠距離の恋愛ではLINEなどのSNS、メールや電話などが2人を繋ぐ大切な手段となります。
なるべく頻繁に連絡をして仲を深めたいですが、片思いの場合はどれくらいの頻度が適当なのか迷ってしまうところですよね。
連絡をし過ぎてうっとうしく思われてしまうと、距離を置かれてしまい逆効果となることも。
ちょうど良い連絡頻度は、相手の性格等に加え、性別、社会人か学生かなどの属性によっても異なってきます。
片思いのお相手と自分との関係性も踏まえながら、どのくらいの回数が良いのか考えてみましょう。
男性は1週間に7回くらい連絡を取りたい
女性から見た男性は「連絡無精でLINEや電話はあまり好まない」イメージがありますが、実際には連絡を取ることが好きなタイプの男性も多くいます。
どのくらいの連絡頻度が好ましいかは、やはり男性の性格によっても変わってきますが、「気になる女性とは1日に1回程度は連絡を取りたい」と思う人は多く「毎日3、4回連絡を取りたい」という男性も次いで多い傾向にあります。
男性は女性よりも「気になる」と感じる範囲も広いため、女性からの連絡は基本的に多少多めの頻度でも受け入れてもらえる可能性が高いでしょう。
半面、やはり「1週間に2〜4回程度で満足」「そもそもSNSが苦手」という男性も一定数います。
女性は、相手の男性がLINEやメールが好きなタイプかどうか早いうちに把握し、あまり好きでないタイプの人には1週間に1、2回程度。やり取りが好きなタイプの人は最初のうちは様子を見ながら、段々と毎日連絡をしてみても良いでしょう。
女性は1週間に3回くらい連絡を取りたい
男性と比較して連絡がマメなイメージのある女性ですが、女性が思う彼氏彼女の連絡頻度と、付き合う前の好ましい連絡頻度では差があるようです。
女性の中には「好きな男性とは沢山連絡を取りたい」と思うけれど、気になっている程度の男性から毎日連絡が来るのは負担と感じる人も多くいます。
女性との関係性にもよりますが、片思いと感じているのであれば最初のうちは毎日の連絡は控えた方が無難。かといって間隔が空き過ぎると忘れられてしまいますので、週に2、3回の連絡から始めてみるのが良いでしょう。
連絡することがお互いに楽しくなってくると、彼氏彼女のように毎日連絡することが当たり前になってくる場合も多いです。2人のテンションや心境に合わせて、連絡頻度を自然に変えていけるといいですね。
遠距離に住む片思いの相手との関係を深めるには?
遠距離に住む相手との関係を深めるには「相手のペースに合わせること」と「多少積極的にアプローチする」2つのポイントが大切になってきます。
連絡頻度は相手のペースに合わせることが大切。頻繁にやり取りをすればするほど相手の存在が大きくなってくるタイプの人もいれば、自分のペースを乱されるように感じて嫌悪感を抱くタイプの人もいます。
相手の性格を早めに掴んで、相手がどうしたいのかを意識しながら連絡を取り合うことが重要です。
ただし、全体的なアプローチは段階をみてやや積極的に行きたいところ。気持ちが伝わりづらい遠距離だからこそ「好きの匂わせ」がポイントとなってきます。
もともと人は好意を向けられると相手のことが気になってきてしまう生き物。好かれているという感覚が、自分も好きかもという気持ちに繋がりやすいため、ぜひアピールしたいところです。
ただし、直接的な表現ばかりでは「気持ちが重い」と思われてしまうことも。好きという言葉よりも「〇〇なところが素敵だね」「仕事を頑張っていてかっこいい」という素直な気持ちを伝えた方が好印象です。あくまでも「好きの匂わせ」を意識してみて下さいね。
LINEやSNSで連絡を取り合う
気軽なやり取りが頻繁にできるLINEやSNSは、まだお互いを探り探りの時期から仲が深まってきた頃まで、いつでも使える連絡方法です。
LINEでは他愛のない話を中心に、お互いに楽しめるやり取りを心がけましょう。
文章は長文よりも短文がベター。返信しやすい内容で、会話のように話すと好印象です。また、適度に写真を送って日常を共有すると、遠距離の相手にも自分の存在を身近に感じてもらうことができるでしょう。
毎日の連絡が日課になれば、きっとお互いの存在がなくてはならないものになるはずです。
注意したいのは、自分の日記のような長文を送ったり、相手を質問攻めしたりしないようにすること。日記文を送られても返答に困りますし、質問攻めは相手を疲れさせてしまいます。
基本は相手の話を聞きながら、日常会話のようにテンポよくやり取りをすることがポイントです。
タイミングが合えば、会いに行く
タイミングが合えば、ぜひ会いに行ってみましょう。
日常的にLINEや電話をしていても、なかなか関係が進展しない場合もあります。何かのきっかけで連絡が途絶えてしまうこともあり、LINEや電話だけという関係は少し危うい感覚もありますね。
会える機会があれば会った方が仲良くなれますし、一緒に過ごす時間が長いほど関係を進展させることができます。
長期の休みや近くに行く用事があれば、ぜひ声をかけてみましょう。2人の関係性にもよりますが、初めて誘う場合は仕事や趣味の「ついで」など、何かしらの口実を使った方がベター。
「会いたいから会いに行っても良い?」とストレートに言うよりも、「来月、〇〇で用があるんだけど、近くだから会えない?」と誘う方がライトに聞こえ、相手も答えやすいでしょう。
誕生日を祝ったり、プレゼントを贈ってみる
2人の心の距離がある程度近づいてきているのであれば、プレゼントを贈るのも効果的。相手の誕生日やおめでたい出来事を、一緒にお祝いしましょう。
とりわけ誕生日は、大人になるにつれ祝ってもらう機会が少なくなってくるもの。特に社会人になると、誕生日を祝われる機会はグッと減ってしまいます。
そのような中で、離れていてもお祝いをしてくれる人がいると心がほっと温かくなるでしょう。
ただし、どんなものをプレゼントするのかは慎重に考えて。付き合っていないタイミングなので、あまり高価なものや相手の負担になるものはNGです。
相手の趣味に関わるちょっとしたものや、有名なお菓子屋さんのスイーツなど、比較的安価でどんな人にも喜ばれるものが良いでしょう。
遠距離に住む片思いの相手に気持ちを伝えるには?
遠距離に住む片思いの相手に気持ちを伝えるのは、タイミング、方法ともにどうすれば良いのか悩んでしまう難しい問題ですね。
気持ちを伝える際に気を付けたいのが、自分の心の準備と、告白の方法です。
まずは自分自身が告白後の遠距離恋愛を楽しみ、乗り越えられる心の準備はできているか確認しましょう。
せっかく告白がうまくいったとしても、遠距離で心が折れてしまっては、今までの2人の関係がお互いに虚しくなってしまうこともあります。会えない不安に耐えられるのか、浮気の心配に耐えられるのかなど、自問自答し答えを出しておくことが大切です。
真剣に向き合ってくれる相手であればあるほど、自分の気持ちの裏側まで伝わってしまうもの。好きな気持ちを貫き通す自信を持って告白できるようにしておきましょう。
遠距離の相手に告白するタイミングは、ある程度仲良くなってから。2人の共通の思い出が出来てきた頃がベスト。
告白の方法は、独りよがりではなく相手との関係で選ぶようにしましょう。頻繁に会えていたのに、告白がLINEやSNSだと「本気ではないのかな?」と相手が心配になってしまうこともあります。
自分が一番自然な形と、相手にとっても負担にならないスタイルで気持ちを伝えられるといいですね。
LINEなどのSNSで伝える。
遠距離の相手に想いを伝える方法として比較的ライトな方法が、LINEやSNSなどで普段の延長線で告白をするスタイルです。
電話で思いを伝えるのが気恥ずかしい場合や、相手と対話をすると上手く話せるか不安な人も、LINEであれば素直に伝えられるということもあるでしょう。
もちろん直接会って伝えた方が気持ちが伝わりやすいですが、LINEなどのSNS、メールでも、しっかりと言葉を選べば十分に思いを表現することができます。
顔が見えない分、素直な気持ちを悔いのないように伝えられるよう、文面はしっかり考えてから送るようにしましょう。
電話で伝える
遠距離の片思いの相手に気持ちを伝える場合に、最も多いのが電話での告白になります。声が聞ける分離れていても気持ちが伝わりやすい上、相手のレスポンスも早いため、気持ちを投げかけるだけでなく対話ができるのが特徴です。相手も感情や熱意を受け取れるので、真剣に向き合ってくれるでしょう。
電話での告白の方法は、会話の流れの中で、自然に告白するパターンと、あらかじめ「話したいことがある」と告白を匂わせておくパターンがあります。
自然な会話の中でテンションがマッチしたタイミングで告白の雰囲気が出せれば、そこまで緊張することなく気持ちを伝えることができます。デメリットとしては気持ちが軽く見られてしまう可能性もあるので、咄嗟の言葉選びには注意が必要です。
電話をする前に「伝えたいことがある」とLINEやメールで伝えておき、満を持して告白をする場合は、それだけ真剣な気持ちがあることを相手に伝えられるというメリットがあります。どのような話の運びをするかなども決めておけるので、スムーズに気持ちを伝えられるでしょう。ただし、相手が身構えてしまい、なかなか電話をするタイミングが掴めなくなってしまう場合もあります。
告白は自分がするものですが、相手もいることを考えて。どちらのパターンが自分たち2人の関係性にマッチしているか考えて選んでくださいね。
直接、会って伝える
遠距離の片思いで普段は会えない距離ですが、会う機会があるのであればなるべく多く会うようにしましょう。告白も顔を見て直接伝えた方が気持ちが伝わりやすいです。
直接会って告白する場合は、デートを楽しんだあとお互いの気持ちが盛り上がったタイミングがベスト。一緒にいる時間が長いと離れるのが寂しいと感じるため、告白も受け入れやすくなります。
直接会って告白する際には、相手からも自分の考えや遠距離恋愛に対する不安などを口にしやすくなるでしょう。告白の際に相手の気持ちを聞けるのであれば、丁寧に対応することが大切です。
「遠距離で会えないけれど、連絡はたくさんする」「できるだけ会いに行く」など、不安をかきけすような前向きな言葉をかけられれば、相手の気持ちも明るい方向へ動くでしょう。
遠距離恋愛で片思いから交際、結婚を成就させた有名人
とは?
遠距離の恋は成就しにくいイメージがあります。実際に、遠距離恋愛は近場ですぐに会える距離にいるカップルよりも、乗り越えなければならない障害が多くあり、残念ながら別れてしまうことも多くあるのです。
しかし、遠距離で片思いから交際、結婚までに至ったカップルもまた多数います。ここからは有名人カップルが結婚に至ったエピソードをご紹介します。
有名人カップルの恋愛から、恋を実らせるポイントを掴んでいきましょう。
加藤ローサさん
女優の加藤ローサさんと元サッカー日本代表松井大輔選手夫妻も、遠距離恋愛を実らせた有名人カップルです。お二人の場合は、松井選手からローサさんへの片思いから交際に至りました。
2人の出会いは、ローサさんがテレビ番組で口にした「日本代表の中では松井選手が好み」という発言がきっかけ。この言葉を耳にしたフランスにいる松井選手が、共通の知人を介してローサさんに国際電話をかけてきました。
「好み」と発言したローサさんですが、当時の松井選手はかなりイケイケで女性にモテモテ。その様子はローサさんの好みのタイプとは違っていたため、当初は交際相手としては意識していなかったそうです。
親しくなってきても、割り切った関係で「今だけ楽しければいいや」と思っていたローサさん。2人が会えるのも2ヶ月に1回程度。
しかし、積極的にアプローチしてくれる松井選手に、ローサさんは次第に惹かれていくようになりました。
最後まで「絶対にこの人と結婚する」という直感のないまま結婚に至ったローサさんですが、結婚後はどんどん彼を好きになっていき、今ではお子さん2人を設け幸せな家庭を築き上げています。
距離を感じさせない松井選手の積極的なアプローチが、2人の仲を結んだんですね。
平愛梨さん
女優平愛梨さんとサッカー日本代表長友佑都さんは、2017年に結婚をしました。
2人が交際に至るきっかけは、平愛梨さんの勘違い。何度か友人としてグループで食事を楽しむようになっていた中で、偶然皆の都合が悪く2人きりで食事をする機会がありました。
そこで、次のお店に向かう際に長友さんが「俺について来て」と言った一言を、平さんが愛の告白と思い込んでしまいました。しかし長友さんは翌日から所属チームのあるイタリアに帰る予定。そのことを知った平さんは、自分の気持ちに気づき泣いてしまったそうです。
「好きになっちゃったと思います」と告白しましたが、長友さんは「次に付き合う人は結婚を考えたい」と思っていたため、まずは友達として交際をスタート。
それから、日本に住む平さんとイタリアで活躍する長友さんは毎日のようにテレビ電話で会話をし、勘違いの出来事から1ヶ月後に長友さんから「結婚を前提についてきてください」と改めて交際を申し込みました。
その後結婚に至るまでの約2年の交際期間も、2人はイタリアと日本の遠距離恋愛を続けますが、平さんがイタリアに遊びに行ったり、長友さんが日本代表として帰国するなど何度か実際に会う機会を作りながら愛を育んだようです。
気持ちを知った中での毎日の電話で、お互いを更に知り、結婚を前提として付き合っていきたいという気持ちが固まっていったのですね。
国際的な遠距離でも、結婚を前提とした2人の強い気持ちがあるため、日本とイタリアを行き来したり、会う機会を積極的に持とうとしたりしました。どんなに距離が遠くても、気持ちさえあれば結婚を成就させることができるというエピソードです。
まとめ
遠距離に住む片思いの相手と恋を実らせ、結婚を成就する方法についてみてきました。
恋愛は相手がいることなので、連絡の頻度や方法などは相手の都合にある程度合わせることが大切です。
一方で遠距離恋愛は離れている分、自分の存在感が伝わりにくいため、距離が近い場合よりも多少積極的にアプローチした方が良いでしょう。また、SNSよりもなるべく直接会う機会を設けるのがベター。LINEや電話を何回も繰り返すよりも、直接会った方が2人の仲が進展しやすくなります。
告白もSNS、メール、電話、直接会う中から、自分の気持ちが伝わりやすい方法を選んでくださいね。
大変なことも多い遠距離恋愛ですが、相手を思いやりながら積極性も持つことで結婚まで至ることができます。ぜひ今回ご紹介した内容を思い出しながら、好きな人との心の距離を縮めていってくださいね。