亭主関白な人の特徴やその理由とは?亭主関白な夫への対処法やモラハラとの違いを紹介

亭主関白という言葉を聞いたことがありますか?

「夫が亭主関白なんだよね」
「彼氏が亭主関白になりそう」

このような会話を聞いたことがある人は多いでしょう。

亭主関白とは、家庭内で偉そうな男性のことです。亭主関白になりやすい人は、育った環境などに特徴があります。

この記事では、亭主関白とは何か亭主関白な人の特徴などを紹介していきます。

亭主関白な人のよい点や直し方扱い方も解説してますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次
  1. 亭主関白とは?
  2. 亭主関白になってしまう理由とは?
  3. 亭主関白になりやすい男性の特徴とは?
  4. 夫・旦那が亭主関白でよかったと思うこととは?
  5. 亭主関白な夫の対処法や扱い方とは?
  6. 亭主関白とモラハラ夫の違いとは?

亭主関白とは?

まずは、亭主関白とはどのような意味なのかを解説します。

  • 家庭内で偉そうな男性のこと
  • 家庭で権力を持っている男性のこと

家庭内で偉そうな男性のこと

亭主関白とは、家庭内で偉そうな男性のことです。

妻に向かって「あれ持ってこい」「早く風呂の準備をしろ」「お茶持ってきて」などと偉そうに指図します。

家では何でもしてもらって当たり前と考えているため、自分で自分のことをするという考えがないようです。

自分でもできるような小さなことでも、すぐに妻を頼る男性は亭主関白といえます。

また、家事や育児など家のことは妻に全て任せっきりにする特徴もあるでしょう。

家庭で権力を持っている男性のこと

亭主関白とは、家庭で権力を持っている男性のことです。

  • 何をするにも夫の許可が必要
  • 夫がの意見が絶対

このような考えの男性は、亭主関白でしょう。

「稼いでいるのは自分だから、家庭のことを決める権利は自分にある」と考えている人が多いです。

亭主関白になってしまう理由とは?

どうして亭主関白になる男性がいるのか、気になるでしょう。

ここでは、亭主関白になってしまう理由を紹介します。

  • プライドが高い
  • 父親が亭主関白な家庭で育った

プライドが高い

プライドが高いことが原因で亭主関白になる男性がいます。

  • 誰かにお願い事をされるのが好きではない
  • 自分が絶対に正しいと思い込んでいる

このような性格の男性は、結婚してから亭主関白になってしまうでしょう。

「〇〇して」と妻にお願いされたり「それは違うと思うよ」と意見されることを嫌います。

そのため、自分がやりたくないことは全て妻に頼り、人の意見を聞かなくなる人が多いです。

父親が亭主関白な家庭で育った

父親が亭主関白な家庭で育ったことが原因で、亭主関白になる男性は多いです。

自分が小さい頃から母親に偉そうにしている父親の姿を見てきたため、このような父親像が一般的だと勘違いしてしまうようです。

  • 結婚したら自分も妻に何でもやってもらおう
  • 自分の意見が絶対だから、家のことを決めるのは自分だ

このような偏った考え方になってしまい、自然と自分も亭主関白になってしまうでしょう。

亭主関白になりやすい男性の特徴とは?

次に、亭主関白になりやすい男性の特徴を紹介します。

  • 女性や家庭への固定観念が強い
  • 頑固
  • 家事をしない
  • 束縛する
  • 謝らない

女性や家庭への固定観念が強い

女性や家庭への固定観念が強い男性は、亭主関白になりやすいです。

  • 女性は男性を立てるべき
  • 女性は家庭で家事と育児をするべき
  • 女性は料理が上手で当たりまえ

このような固定観念を持っている男性は、結婚する女性に自分の理想を押し付けやすいです。

そのため、無意識に亭主関白になってしまうでしょう。

頑固

頑固な人も、亭主関白になりやすい男性の特徴です。

自分の意見が絶対だと思いやすい男性は、話し合いをすることを拒みます。

「それは違うと思うよ」という他人のアドバイスを聞こうとせず、自分の意見や考えが絶対だと思い込んでいるのでしょう。

そのような男性と結婚すると、結婚後に決めごとをする際に妻の意見は聞かず、自分1人の意見で何でも決めようとするかもしれません。

家事をしない

家事をしない、1人では何もできない人も、亭主関白になりやすいでしょう。

ずっと実家で暮らしている男性や、1人暮らしでも家事が全くできない男性は、結婚してからも家事をしません。

  • 掃除や洗濯はやってもらって当たり前
  • 美味しい食事が家で食べられるのは当たり前

このように思っているため、結婚後の家事は妻に全て任せます。

結婚を考えている男性の家事レベルがどのくらいなのか、結婚したら家事をする気はあるのか事前に聞いておくと安心でしょう。

束縛する

束縛する男性も、亭主関白になりやすい人の特徴です。

亭主関白の男性は、家庭で自分が1番権力を持っていると勘違いします。

自分の思い通りにならないことがあるとイライラするため、妻の行動も制限する可能性が高いです。

恋人関係のときから過度な束縛をしてくる男性は、将来亭主関白になりやすいでしょう。

自分が気になることはしてほしくない、どこで誰と何をしているのか把握しようとする男性には注意したほうがよいかもしれません。

謝らない

謝らない男性も、亭主関白になりやすい男性の特徴です。

  • 喧嘩しても絶対に謝らない
  • 自分は悪くないと主張する

このような男性は、結婚しても自分が正しいと主張して偉そうにする可能性があります。

喧嘩したときにすべての責任を押し付けてきたり話し合おうとしない人も、亭主関白になりやすいです。

夫・旦那が亭主関白でよかったと思うこととは?

ここでは、夫・旦那が亭主関白でよかったと思うことを紹介します。

悪いイメージのある亭主関白ですが、結婚してよかったと感じる人もいるようです。

  • 真面目で家庭のためを思っている
  • 頼りがいがある

真面目で家庭のためを思っている

亭主関白の男性は真面目で家庭のためを思っている人が多いため、結婚してよかったと感じる女性がいます。

女性は家庭のこと・男性は外で稼ぐという固定観念が強い傾向がある亭主関白の男性は、仕事に一生懸命取り組みます。

自分が稼がないと家庭が成り立たないため、仕事をサボったりすぐに辞めたりするなど、無責任な行動はしないでしょう。

モラハラ旦那は稼いだお金を家庭に入れないような人が多いですが、亭主関白は家族のためにお金を稼いでしっかり養ってくれます。

頼りがいがある

頼りがいがあることも、亭主関白の旦那のでよかったと思う理由の一つです。

偉そうにする亭主関白ですが、決断力は優れています。

何かを決めるときに他人に任せたり優柔不断で決められないということがないため、頼れる存在になることが多いです。

亭主関白な夫の対処法や扱い方とは?

ここでは、亭主関白な夫の対処法や扱い方を紹介します。

自分の夫が亭主関白で困っている人、将来結婚する人が亭主関白になったら不安だと感じる人は、試してみてください。

  • 自分の理想の夫像をそれとなく伝える
  • 自分が嫌だと感じたらストレートに伝える
  • 何かを手伝ってくれたら褒めてあげる

自分の理想の夫像をそれとなく伝える

亭主関白な夫は「家庭での父親はこうであるべき」というような間違った考えを持っていることが多いです。

そのため、自分の理想の夫像をそれとなく伝えることがおすすめです。

例えば、テレビドラマを観ているときに「こんな旦那さんって素敵だよね」「こんな雰囲気の父親ってかっこいい」などと伝えてみましょう。

亭主関白の夫は「こんな男性のほうが魅力的なんだ」と初めて気付くかもしれません。

自分が嫌だと感じたらストレートに伝える

自分が嫌だと感じたらストレートに伝えることもおすすめです。

女性に対する固定観念が強い亭主関白の夫は、自分の言葉や態度によって妻が嫌な思いをしていることに気付いていない可能性があります。

そのため「そういう言い方をされたくない」などとはっきり言わないと分かってもらえないかもしれません。

いつまでも我慢して夫の言いなりになっていると辛くなってしまうため、嫌なことは嫌だと伝えましょう。

何かを手伝ってくれたら褒めてあげる

何かを手伝ってくれたら褒めてあげることは、亭主関白な夫への効果的な対処法です。

  • 食べ終わったお皿を下げてくれた
  • お風呂掃除をしてくれた

このような、当たり前だと感じる小さなことに対しても大げさに褒めると、夫は嬉しくなります。

褒められるとやる気が出て、また褒めてもらえるように家事を手伝ってくれる場合があるでしょう。

亭主関白とモラハラ夫の違いとは?

最後に亭主関白とモラハラ夫の違いを紹介します。

どちらも同じ意味だと思っている人が多いですが、実はそれぞれに違う特徴があります。

  • モラハラ夫の言動や行動で傷つけられている
  • 亭主関白な夫の言動や行動では傷つけられていない

モラハラとは?

モラハラとは「モラルハラスメント」の略で、精神的に追い詰めるような言動のことです。

直接暴力を振るうわけではありませんが、家庭にお金を入れない・毎日暴言を吐くなどの行動はモラハラといえるでしょう。

モラハラは夫の言動で傷つけられている

モラハラは、夫の言動で妻が傷つけられています。

  • 「お前は何もできないんだから家にいればいいんだよ」
  • 「お前のためを思って〇〇しているんだ」
  • 「こんなまずいご飯を作るな」

このように、妻が傷つく言葉を繰り返すのはモラハラです。

亭主関白な夫の言動や行動では傷つけられていない

亭主関白は、夫の言動で妻は傷つけられていないことが多いです。

偉そうにしていたり家事をしないことに妻がイライラすることはあります。しかし、妻に向かって暴言を吐いたり精神的に追い詰めるような言葉をかけたりしないのが、亭主関白の特徴です。

そのため、亭主関白な夫は家では偉そうにしているけれど、人前ではしっかり妻を立てることができます。

まとめ

この記事では、亭主関白とはどのような男性のことをいうのか、亭主関白になりやすい男性の特徴などを紹介してきました。

亭主関白とは、家庭内で偉そうな男性や家庭で権力を持っている男性のことです。元々プライドが高いことや、自分の父親が亭主関白でその姿を見て育ったことが原因の可能性が高いです。

女性への固定観念が強い男性や頑固な人、家事ができない人は将来亭主関白になりやすいため、気を付けましょう。

悪いイメージのある亭主関白ですが、結婚したら一生懸命働いてくれたり頼りがいがあるところはメリットだと感じる女性もいます。

亭主関白な夫が嫌だと感じる人は、自分の理想の夫像を伝えたり嫌なことははっきり伝えたりして、上手く付き合っていくことが大切です。

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