恋愛で自然消滅してしまうのはなぜ?どれくらいの期間連絡を取らないと自然消滅したといえる?

「自然消滅で別れた」という言葉を聞いたことがあるけれど、恋愛における自然消滅ってどんな状態なのだろうと思ったことはありませんか。

そこで自然消滅とは何か、自然消滅までの期間について解説します。

恋愛における自然消滅は、一定期間ずっと連絡を取り合わないことが条件の一つです。自然消滅をしたい人、自然消滅をしたくない人は、どのくらいの間連絡を取り合わないと自然消滅となるのかを知る必要があるでしょう。

この記事では、恋愛における自然消滅の意味、恋人と自然消滅しないためにするべきこと、自然消滅したいときにするべきことなど、自然消滅について紹介します。

目次
  1. 恋愛における自然消滅とは?
  2. よくある自然消滅のパターンとは?
  3. 恋愛で自然消滅してしまう理由とは?
  4. 恋人と自然消滅しないためにするべきことは?
  5. 恋人と自然消滅したいなら?
  6. 好きな人ができたとき、自然消滅したと思っている相手に連絡すべき?
  7. まとめ

恋愛における自然消滅とは?

恋愛における自然消滅とは、どのような状態のことを言うのでしょうか。

「自然消滅しちゃった」という言葉を聞いたことがある人は多いものです。しかし自然消滅とは、どのようなことを指すのかよく分からないという人も多いのではないでしょうか。

そこでここからは、恋愛における自然消滅について詳しく解説します。

お互いに別れる意思確認をせずに関係が終わること

恋愛における自然消滅とは、お互いに「別れよう」ということはなく、交際関係が終わることです。

付き合っていたら、LINEをしたり、電話をしたり、デートしたりすることは当たり前のように行われます。

しかし連絡を取り合わなかったり、会うことがない場合は付き合っていると言えるのでしょうか。

どちらも「別れよう」と言うことはなくても、連絡を取らず、会うこともなくなってしまったら、付き合っているとは言えない状態です。それを自然消滅と言います。

正式に別れようと言った訳ではないため、片方が自然消滅したと思っていても、もう片方は別れていないと思っている可能性もあるかもしれません。

恋愛における自然消滅は、別れる言葉はなくとも、連絡を取っていない期間が長いなど、付き合っているとは言えない状態になることで別れることを指します。

よくある自然消滅のパターンとは?

どのくらい連絡を取らない期間があると、自然消滅と判断できるのでしょうか。

どのくらいの期間連絡を取らないと自然消滅したと言えるという、はっきりとした基準はありません。カップルの関係性などによって、期間は異なります。

しかしよくある自然消滅のパターンはあるため、自然消滅かを判断する材料となるでしょう。

2週間以上連絡を取らなくなった場合、1ヶ月以上連絡を取らなくなった場合、3カ月以上連絡を取らなくなった場合の3つのパターンについて解説します。

2週間以上連絡を取らなくなった

2週間以上連絡を取らなくなったら、カップルとして違和感を感じるかもしれませんが、自然消滅と判断するにはまだ早いです。

2週間以上連絡を取らなくなったのは、何か理由があるかもしれません。

例えば、仕事が忙しく、なかなか連絡を取る時間がないといったことは考えられないでしょうか。相手の仕事の繁忙期を考えてみて、忙しい時期なら連絡が無くても不思議はありません。

特に男性は、複数の物事を同時に考えたりこなしたりすることが苦手な人が多いです。仕事が忙しいと、彼女に連絡をすることまで考えが及ばない可能性があります。

仕事に行って、寝ての繰り返しをする毎日になり、休みは疲れを取るためにゆったり寝ている時間が多いとなると、彼女になんと連絡すればいいのか分からなくなってしまうこともあるでしょう。

しかし2週間という時間は短くはありません。そのまま連絡を取らずにいると、自然消滅へ向かっていってしまいます。

自然消滅しないようにするには、こちらから連絡を取る必要があるでしょう。

1か月以上連絡を取らなくなった

連絡を取らなくなって1カ月経つと、焦りを感じる人は多いでしょう。一般的に、1カ月から3カ月経つと、自然消滅したと判断する人が多いです。

連絡を1カ月取っていないと、自然消滅したと感じる人もいれば、まだ自然消滅をしていないと感じる人もいます。自然消滅と決めるには、難しい時期です。

連絡を取らなくなる前までは、毎日連絡を取っていたのに、突然連絡を取らなくなり、1カ月が経過したというカップルなら、自然消滅したと考えてもよいかもしれません。

毎日連絡を取るのが当たり前になっていたはずなのに、連絡が1カ月も一切なくなるというのは不自然です。相手はもう自然消滅したと思っているかもしれません。

1カ月以上連絡を取らなくなったら、自然消滅が近づいていると思ってよいでしょう。

3か月以上連絡を取らなくなった

3カ月以上連絡を取らなくなったら、どんなカップルであっても、自然消滅状態だと考えてよいです。

あまり連絡を取り合わないカップルであっても、3カ月ずっと連絡を取らないカップルはほとんどいません。

3カ月は季節が変化するほどの期間です。それほど長い期間連絡を取り合わないのなら、カップルとして成り立っていないと考えるのが普通でしょう。

お互いにすでに自然消滅していると認識しているはずです。

恋愛で自然消滅してしまう理由とは?

どうして自然消滅してしまうのでしょうか。

自然消滅する理由は、さまざまあります。カップルによって、自然消滅する理由は異なるでしょう。

ここからは、恋愛で自然消滅をする5つの理由を解説します。

他に好きな人ができたが伝える勇気がない

他に好きな人ができたけれど、相手に「好きな人ができた」と伝える勇気がないため、自然消滅になればいいのに…と連絡を取らなくなった可能性があります。

付き合った当初は、相手のことしか見えないぐらい好きだったはずなのに、時間が経つにつれて、他の人に目がいってしまうこともあるでしょう。

「好きな人ができたから別れてほしい」と言えば、相手が怒ったり、泣いたりすることも分かっているでしょう。

分かっているからこそ、相手に「好きな人ができた」と伝えるのは難しいです。
それでも新しい好きな人にアプローチしたい、新しい好きな人と付き合いたいと思うと「別れたい」とは伝えずに、別れられたら丸く収まると思ってしまいます。

自分が悪者にならず、新しい人と付き合うために自然消滅という道を選ぶという人もいるでしょう。

以前ほど好きだと思わなくなった

相手のことを以前ほど好きだと思わなくなったとき、自然消滅で別れたいと思う人はいます。

相手の束縛が厳しい、価値観が違うなど、さまざまな理由から相手のことを好きだと思えなくなってきた…という悩みを持つ人は少なくありません。

好きな気持ちが減ってきたら、別れようと思う人は多いですが、別れるのが苦手という人も中にはいるでしょう。

「別れたい」と告げて「うん。わかった」で済むようなことはほとんどありません。「どうして別れたいの?」「もう本当に無理なの?」と話し合いが必要になるケースがほとんどです。

別れるという作業は、時間と精神力が必要になり、疲れる…と思う人もいます。そのため自然消滅にして、時間をかけて楽に別れたいという人は多いのです。

別れたいが受け入れてもらえる気がしない

別れたいと思っているけれど、相手に「別れたい」と言っても、受け入れてもらえる気がしないとき、自然消滅を狙うことがあります。

別れを決意して、相手に別れを告げても相手に「絶対に別れない」と言われてしまいそうだと思うと、別れを告げる決意はしにくいものです。

あなたは別れたいと思っているのに、相手は依存が強く、別れを告げても承諾してくれないなど、簡単に別れられないと思うときは、穏便に別れるために自然消滅を狙うことがあります。

また、一度別れを軽く伝えてみたものの、話し合いでうまくいかず、自然消滅を狙うしかなくなったというケースもあるでしょう。

金銭的に恋愛を続けられなくなった

付き合っている間は、見栄を張って相手におごったり、プレゼントを贈ったりしていたけれど、金銭的にそれが難しくなってしまったとき、自然消滅で別れたいと思う人がいます。

相手によく見られたくて、経済的に裕福であるように見せかけていたけれど、本当はそれほど裕福ではなかった場合や、さまざまな理由から付き合い始めたときよりも経済的に困窮してしまった場合、相手に経済的に困っていることを伝えにくいものです。

お金に困っていると相手に思われたくない…というプライドのようなものが邪魔をして、今まで通り付き合い続けることが難しくなったことを伝えられないのでしょう。

今まで通り付き合い続けられない、でも相手に経済的に困っていることを伝えたくない…となると自然消滅で別れるしかなかったのかもしれません。

仕事が忙しすぎて恋愛をしている余裕がない

仕事が忙しいと、恋人と連絡を取ったり、デートをしたりする余裕がなくなり、自然消滅になってしまうことがあります。

仕事をこなすだけで精いっぱいになってしまい、恋人のことまで考える余裕がないというときは、別れを切り出す暇もないということです。

しっかり別れを告げて別れたほうがよいとは分かっていても、その余裕さえないこともあります。

恋人と自然消滅しないためにするべきことは?

恋人と自然消滅したくないなら、どんなことに注意すればよいのでしょうか。3つのポイントを解説します。

普段からお互いの気持ちを話し合う時間を作る

普段からお互いの気持ちを話し合う時間を作り、何かあればお互いに相談できる関係であるようにしましょう。

別れを伝えにくいと思われないためには、何でも話せる仲になることが大切です。どんなことを話しても受け入れてくれると思うことができる仲であれば、何も言わずに別れを選ぶということは起こりにくいはずです。

何かあったら、話し合うということを普段からできるカップルなら、自然消滅する可能性は低くなります。

どんなに忙しくても連絡を取り合うタイミングを決める

どんなに忙しくても、連絡を取り合うタイミングを決めておけば、連絡が途絶えることはなくなるはずです。

仕事などで忙しく、連絡することがなかなかできないというときでも、連絡が無くならないように「忙しいときでも土曜日は必ずLINEする」など恋人と約束をしておきましょう。

忙しくなってきたときに「しばらく忙しいからあんまり連絡できないかも」と相手に伝えておくことも大切です。

毎日必ず連絡をするといったルールを決めると無理があるかもしれませんが、週に1回は必ず連絡を取るといったルールなら難しくはないでしょう。

束縛や依存をしない

束縛や依存をすると、相手は別れを切り出したくても「どうせ受け入れてくれない」と思い、自然消滅を狙う可能性があります。

毎日のLINEや電話、毎週末必ず会うといったルールを決めすぎて、相手を束縛すると、相手の生活を窮屈にさせてしまうかもしれません。

恋人がいないと自分は生きていけない…というような依存も相手に重いと思われてしまう可能性があります。

束縛や依存で、相手が逃げ出したくなるような状況を作らず、お互いに居心地のよい関係を築くことが必要です。

恋人と自然消滅したいなら?

恋人と自然消滅したくないと思う人がいる一方で、恋人と自然消滅で別れたいと思う人もいるでしょう。

別れを切り出したくない、別れを切り出しても受け入れてくれなさそうなどの理由で、自然消滅したい場合、どのように行動すればよいのでしょうか。

恋人と自然消滅したい人におすすめの3つの行動を解説します。

徐々に会う回数や連絡する頻度を減らす

少しずつ恋人と会う回数や連絡する頻度を減らしていきましょう。会ったり、連絡を取ったりする頻度が減ると、相手との間に距離ができ、自然消滅に向かえます。

最初は週に1回会っていたなら、2週に1回、月に1回…と徐々に相手と会う頻度を減らしていきましょう。

連絡がきてもそっけなく返し、あまり返さないようにすると、LINEが続きにくくなります。

相手としても「冷めてきてる?」と感じるはずです。相手がこちらの気持ちを察したとき、相手からの連絡も減り、自然消滅間近となります。

会っても触れ合わない、スキンシップを避ける

会ったときでも、手をつなぐなどのスキンシップは避けて、心の壁があることを相手に示しましょう。

恋人なら、相手に触れたいと思うのは自然なことです。しかし相手からあまりにもスキンシップがないと「自分のこと好きじゃないのかな」と不安になってしまうでしょう。

自然消滅したいなら、自分はもう相手に気持ちがないことを暗にわかってもらうことが必要です。

スキンシップを避けて、気持ちが離れていることを伝えられるようにしましょう。

デートの提案をされても断る

自然消滅したいなら、デートの提案をされても断り、会わないようにしましょう。

デートの提案をされたときは、他に予定があるなど理由をつけて断ることで、相手に会う頻度を減らせます。

デートに応じている間は、相手があなたの態度に違和感を感じても、恋人として関係が成り立っていると感じてしまうでしょう。

しかしデートを拒否され続けると、相手の感じていたあなたへの違和感が確信に変わり、別れを望んでいることが伝わるはずです。あとは、会うことも連絡を取ることも避けていれば、自然消滅に向かうことができるでしょう。

好きな人ができたとき、自然消滅したと思っている相手に連絡すべき?

前の相手とは自然消滅したと自分は思っていて、次に好きな人ができたとき、自然消滅したと思っている相手には連絡をするべきなのでしょうか。

自然消滅をしたと思っているのは自分だけだったら…と考えると連絡をするべきなのかどうか迷うところです。

自然消滅をしたと思っている相手に連絡をするべきかどうかは、連絡を取っていない期間によって対応を変えるとよいでしょう。

連絡を取らない期間が3カ月未満の場合と、3カ月以上の場合の2つのケースを解説します。

連絡を取らない期間が3ヶ月未満なら、別れていることを確認すべき

連絡を取らない期間が3カ月未満の状態なら、別れていることを相手に確認したほうがよいでしょう。

連絡を取らなくなってから3カ月も経ってないなら、相手はまだ付き合っていると思っている可能性があります。

相手は付き合っていると思っているのに、あなたに新しい人ができたら、相手としてはあなたが浮気しているのと同じです。

場合によっては、トラブルに発展する可能性があるため、相手に別れていることを確認したほうがよいでしょう。

「これで連絡取るの最後にするね。今までありがとう」とLINEを送ると、その反応で相手がどう考えているのか分かります。こちらの気持ちも伝えられるので、この1文で相手への連絡は終わるはずです。

連絡を取っていない期間が3ヶ月以上なら別れたと判断してもいい?

連絡を3カ月以上取っていないなら、自然消滅したと考えてよいでしょう。相手としても、別れたと考えているはずなので、特に連絡をする必要はありません。

前の相手とは自然消滅したと考え、次の恋愛に進みましょう。

まとめ

今回は、恋愛における自然消滅について解説しました。

恋愛における自然消滅は、別れ話無しで、連絡を取らなくなり、自然と別れることです。

3カ月以上連絡を取らないと、自然消滅と判断する人が多いでしょう。自然消滅となる原因は、気持ちが冷めたり、忙しかったりとカップルによってさまざまです。

恋人と自然消滅したくないときには、恋人と普段からよく話すことなどを心がけ、心の距離の近い関係を築くようにしましょう。

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