恋人や気になっている人、仲の良い友達と出かけた際に、手を繋ぐ人も多いのではないでしょうか。
なかには、普通に手を繋ぐのではなく、自ら率先して恋人繋ぎを選ぶ人もいます。

では、わざわざ恋人繋ぎを選ぶ心理とはどういったものなのでしょうか。

本記事では、恋人とする場合と、それ以外の人とする場合の2つの心理を紹介します。同時に、恋人繋ぎをするうえでの注意点も紹介します。心理や注意点が知りたい人はぜひ参考にしてください。

恋人繋ぎとは

恋人繋ぎは、普通に手を繋ぐのとは一体何が違うのでしょうか。

大きな特徴として、普通に繋ぐよりも、相手に多く触れられることがあげられます。

出会ってすぐの相手とはあまりしない繋ぎ方であり、親しい間柄の人たちがするものという認識がされています。

また、密着度が高くなるという点から、本当に好意を持っている相手でないと抵抗を感じてしまう人もいるでしょう。

もし、会っていて恋人繋ぎをしたいと思ったときは、相手との関係性を確かめたうえで行うようにしましょう。

お互いの指を絡める手の繋ぎ方

恋人繋ぎは、お互いの指を絡めて手を繋ぐ方法です。

通常であれば、手を繋ぐときの指は絡めず揃えたままになっているので、そこが大きな違いとなります。

好意をもっている相手とは、少しでも近くにいて、存在を感じていたいと思う人が多いでしょう。

そういった人たちにとって、恋人繋ぎをすることは大きなメリットとなります。

一般的には恋人同士がする繋ぎ方

恋人繋ぎをすると、手の合わさった部分が多くなるほか、体全体の距離も近くなります。

そのため、一般的には恋人同士がしている印象が強い繋ぎ方です。

とはいえ、恋人同士だけではなく、友達同士や付き合う前の二人など、意外と多くの人がこの繋ぎ方をしています。

全体的に距離が近くなっている二人は、周りから見ても仲が良いことが分かるでしょう。

恋人と恋人繋ぎをするときの心理

恋人繋ぎをするとき、その心理はどういったものなのでしょうか。

最初に紹介をするのは、恋人同士で恋人繋ぎをしている場合です。

主に以下の3点が、恋人繋ぎをするときの心理として挙げられます。

・愛情を確かめ合いたい
・恋人と近づきたい
・仲の良さをアピールしたい

どれも相手のことを想うからこその心理になっています。

愛情を確かめ合いたい

恋人繋ぎをすると、相手のパーソナルスペースに入りやすくなります。

そのため、好意をもった相手でないと、手を振りほどいたりと拒否反応が出てしまうことがあります。

恋人繋ぎを受け入れてくれたということは、好きな気持ちをしっかり持っているということです。

お互いが同じ気持ちだからこそ、恋人繋ぎをしているのです。

そういったことから、お互いの愛情を確かめるためにも、その繋ぎ方をしている可能性が高くなります。

恋人と近づきたい

恋人繋ぎを選ぶ理由として、少しでも恋人と近づきたいという心理が挙げられます。

恋人繋ぎは手の表面はもちろん、腕、体全体を密着させることができる繋ぎ方です。

恋人の存在をより強く感じることができ、安心感にもつながります。

一緒にいると実感しやすいのも、選ばれる理由ではないでしょうか。

常に恋人と近づいていたいという心理から、自然と恋人繋ぎを選んでいるのかもしれません。

仲の良さをアピールしたい

街中で恋人繋ぎの人たちを見た時、腕や体もぴったりと密着しています。

その光景は、第三者から見ても仲の良いことが分かるでしょう。

恋人繋ぎは、周りの人に仲が良いことをアピールするのに一番わかりやすい方法です。

「仲が良い二人だと周りの人に知ってもらいたい」という心理が働くことで、恋人繋ぎをしている人たちもいるのです。

付き合ってない二人が恋人繋ぎをする心理

次に、付き合ってはいないけど、恋人繋ぎをしている人の心理を紹介します。

付き合う前の恋人繋ぎには、なにか理由があるはずです。

恋人同士の場合と違い、どういった心理が挙げられるのでしょうか。

3つの心理を紹介します。

・親密な関係になりたい
・探りを入れている
・ノリで恋人繋ぎをしている

これらの心理から分かるのが、付き合っていない場合だと、どちらかが好意を持っている可能性が高いということです。

親密な関係になりたい

付き合いたいと思っている相手に対して、恋人繋ぎをすることがあります。

最初は普通に手を繋いでいたのが、段々と恋人繋ぎに変わってくるパターンもあるかもしれません。

どちらにしても、恋人になっていない相手に対して恋人繋ぎをするのは勇気がいることです。

相手との関係を今より深いものにしたいという心理から、その勇気を振り絞ることができているのでしょう。

手を繋ぐことがきっかけで付き合うことになる人たちもいます。

恋人繋ぎは、今よりも関係を発展させるためのきっかけ作りになるでしょう。

探りを入れている

何度か会った相手に対して、いきなり恋人繋ぎをする人もいます。

この場合は、どこまでなら許されるのだろうといった心理が隠されています。相手が自分のことをどう思っているのか分からないときに、恋人繋ぎをすることで探りを入れているのです。

「受け入れてもらえたら告白をしよう」と考えている可能性もあるでしょう。

もしここで受け入れてもらえなかった場合は、まだそこまでの関係になれていないことが分かります。

相手にとっての自分の立ち位置を知るひとつの方法として、恋人繋ぎを使っているのです。

ノリで恋人繋ぎをしている

なかには恋愛感情を持っておらず、その場のノリだけで恋人繋ぎをしてくる人も存在します。

こういった人の心理は、今をただ楽しみたいという気持ちが強くあります。

恋人繋ぎをスキンシップの一種として捉えていたり、お酒の勢いでつないだりすることもあるでしょう。

この場合は、どちらか一方が好意を持っていたとき、勘違いをしてしまうことが懸念されます。

勘違いをして傷ついてしまわないためにも、深い意味もなく恋人繋ぎをしてくる人もいるということを知っておく必要があります。

恋人繋ぎをするときの注意点！

これを知っているかどうかで、その後の展開が変わってしまうかもしれません。

3つの注意点を紹介します。

・握る強さ
・爪の長さ
・手汗

これらをしっかりと把握し、恋人繋ぎで失敗をしないように気を付けておきましょう。

握る強さ

恋人繋ぎに慣れるまでは、どれくらいの強さで握ればいいのか分かりにくいかもしれません。

遠慮をして握らずにいると、お互いの手に空間ができてしまい、恋人繋ぎの良さを失ってしまいます。

かといって、強く握りすぎると相手が痛がってしまうかもしれません。

また、異性で恋人繋ぎをする場合は、手の大きさによる力加減にも注意が必要です。

お互いが心地よく恋人繋ぎができるよう、ちょうどよい強さを知っておくようにしましょう。

最初のうちは、相手に痛くないかを確認するのもオススメです。

爪の長さ

恋人繋ぎはお互いの指を絡めあうことが特徴です。

そのため、爪が長いまま握りしめてしまうと、相手が痛い思いをしてしまうかもしれません。

痛い思いをさせることがないように、爪の長さには気をつかっておきましょう。

爪を整えることによって清潔感のアピールもできるため、一石二鳥になります。

また、ネイルをしていると、どうしても爪が長くなってしまいます。

その場合は、相手の手に当たってしまわないよう、握り方に配慮をしましょう。

手汗

恋人繋ぎは手の触れ合う部分が多くなりますが、その際に気をつけておかなければならないのが手汗です。

緊張によって手汗が出てしまうことは多々あるかと思いますが、抑える方法を知っておくだけでも心に余裕ができます。

手汗を抑える方法はいくつかあります。

・深呼吸をして心を落ち着かせる
・ツボを刺激して汗をとめる
・制汗クリームを使用する

また、体質により手汗が出てしまう場合は、最初に伝えておくこともひとつの方法です。

完全に手汗をなくすことは難しいですが、自分でできる範囲の対策はしておくようにしましょう。

恋人繋ぎで二人の仲を深めよう

恋人繋ぎは指を絡めあって繋ぐため、数ある繋ぎ方のなかでも相手を最も近くに感じることができます。

恋人同士では、愛情を確かめ合ったり、近くに感じていたいという心理からこの繋ぎ方をする人が増えています。

少しの外出のときであっても恋人繋ぎをする習慣をつけることで、今よりもさらに良い関係になっていくことができるはずです。

恋人や、親密な相手と会うときは、恋人繋ぎを取り入れ、二人の仲をどんどん深めていきましょう。