全4回に渡ってお届けする「2023年最新版 新成人の主張」、今回は第1回です。
最近は若者の「恋愛離れ」という報道を目にしますが、本当に恋愛やデートに興味がなくなってしまったのでしょうか?
そこで、民法改正により新たに成年年齢となった 18歳19 歳、20歳の男女計499人を対象に、恋愛・セックス・結婚に関するアンケート調査を実施。
その結果、これまでの報道や編集部の予想とは大きく乖離する新事実が発覚しました! 最新の調査結果とともに、新成人のリアルな主張をお届けします。
コロナ禍により青春は激減!
全国の新成人男女499名と21歳~50歳の男女400名を対象に「コロナ禍での生活はどのようなものでしたか?」とアンケート調査したところ、新成人の44.5%が「青春を謳歌できなかった」と回答(グラフ①) 。
文化祭や修学旅行など学校行事の中止が余儀なくされ、青春の思い出が激減したと感じている新成人が多いようです。
一方、21 歳以上の回答では「金銭的な不安」と答える人が37.5% と一番多い結果に(グラフ②)。
新型コロナウィルス感染症の影響で経済社会に影響が出たため、金銭面や将来に不安を感じた人が多いようです。
恋愛の観点では、マイナス面だけではなかった!
グラフ①のアンケートでは「青春が謳歌できなかった」の回答が最多(44.5%)でしたが、恋愛観点での影響を聞くと中間の「5」を選ぶ人が一番多く、コロナ禍がプラスに働いたと感じている人も一定数いるという意外な結果に(グラフ③ )。
新成人に話を聞いてみると、マイナス面と同じくらいプラス面もあったという声が多かったです。
具体的なマイナス面を挙げると「学校行事が半分近く無くなって青春を謳歌できなかった」「会えないことで、恋人と別れるキッカケになった」という声。
プラス面では「趣味に没頭できて、モテ非モテを気にしなくてよくなったから」「恋愛をしない、できないことへの言い訳にできたから」という声がありました。
また、「マスクで顔が盛れたから良かった!」という回答もあり、マスクのお陰でモテたという人も一定数いるようです。
19歳/男性
修学旅行も文化祭も中止だったので、青春は謳歌できませんでしたし、彼女とデートもできませんでした。
ですが、ちょうど大学入試の勉強期間だったので、今やるべきことに集中できました。
19歳/男性
ちょうどコロナが流行し始めたタイミングが中学卒業と高校入学の時期。
なので入学式も短縮扱いで、7 月ぐらいまでずっと自宅でオンライン授業でした。マスク着用で会話ができなかったので、同級生との交流はできず、恋愛しづらかった。