2022.12.28 Omiaiレポート

煩悩の果てにある恋愛と結婚~③お坊さんに今年の恋愛漢字を考えてもらいました!

全3回に渡ってお届けする「煩悩の果てにある恋愛と結婚」、最終回の今回は恋愛についての漢字を1文字考えていただきました。

今年の恋愛漢字は「転」

門戸を大きく開く心を!

「転」です。恋活・婚活をしたいと思っている人は、男女に関係なく、なかなか一歩を踏み出せない人が多いと思うんです。
なので「SNS などのオンラインから転じて、現実に会ってみることの大切さ」という思いを込めみました。

後悔をしないために、まずは実際に会ってみようということ。
先ほどの話と少し重複しますが、やはり尊敬できる人、そして自分が尊敬されるような人に成長していくことがいいんでしょうけど、それもなかなか難しいですよね。
いい人を見つけようという盲目は外側を向いているわけですから、そういう時は出会わないことが多いでしょう。

とにかく自分自身に目を向けてください。そうすることで色んな出会いが生まれてきますから、門戸を大きく開いて人と接するように心がけることが大事です。気持ち一つで人は簡単に変われます。


藤岡善信(ふじおか・よしのぶ)
浄土真宗本願寺派僧侶・坊主 BAR 店主。岡山県出身。
幼少の頃に母親が出家し、熱心な信仰者の祖母に引き取られ、そこで念仏のご縁を授かる。

第27回全日本高校・大学生書道展【個人賞】大賞
今年の恋愛漢字「転」を大賞受賞者に書いてもらいました!
お坊さんに考えていただいた 2022 年の恋愛漢字「転」を、四国大学書道文化学科4 年・河野幸太さんが淡墨(たんぼく)という表現で揮毫(きごう)。
「書は二度と同じ線を引くことができません。今回は 100 枚以上書いた中から、この 1 枚を選びました」と河野さん。
転という漢字はバランスをとるのが非常に難しいそう。「授業がリモートか対面かでコロコロと変わり、まさに“転”のような 3 年間でした。コロナ禍で人との対話が減ったのは残念だった反面、書の研究に没頭できたのはよかったです」。
四国大学 書道文化学科 4年
河野幸太さん

 

▶前回:煩悩の果てにある恋愛と結婚~②お坊さんによる恋愛法話

▶第1回:煩悩の果てにある恋愛と結婚~①真言宗のお坊さんに聞きました!

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