全5回に渡ってお届けする「Xmasデートを考える2022」、第3回の今回はXmasの理想的なファッションについてです。
ドレスアップしたい女性と通常運転を臨む男性
「Xmasで相手に求めるファッションは?(グラフ④)」のアンケートでは、女性は男性に対して「スマートカジュアル(38.3%)」を望んでいることがわかりました。
一方、男性の女性に対する要望は「カジュアル」が 38.3%、「特にない」が 17.0%と大勢を占めていることからもわかる通り、” いつも通りの君が好きです ”という傾向に。
また「自分はどんな服装で相手に会いたい?(グラフ⑤)」のアンケートでは、女性はいつもより小ぎれいなスマートカジュアルで臨みたいという意見。男性はカジュアル、つまり、いつも通りの服装を臨む声が44.7%と圧倒的に多い結果になりました。
やはり Xmas は特別な日だけに、女性はドレスアップして会いたいというのは当然の気持ち。男性陣は「いつも通りでいいや」なんて思わず、Xmas デートはスマートカジュアルで臨む方が良さそうです。
スタイリストさんに聞きました!
Xmasファッションは、外見だけでなくコートの下も気を抜くなかれ!
今冬のファッショントレンドとして、女性ならロングブーツやショート丈のシャツ、デニム、男性ではデニムやニットなどが挙げられます。ファッションが好きな人はそれらの要素を適度にミックスして自分なりの着こなしを楽しんでほしいです。
一方で服に無頓着な人にとって、トレンドを強く意識した服装は難易度が高すぎ。ただ、特別な聖夜はファッショナブルとまではいかずとも、最低限相手に好印象を与えるような小綺麗な着こなしを楽しみたいところです。
女性であれば旬のカラーであるピンクやブルーを意識しつつ、相手のファッションやシーンに合わせてパンツやスカートをチョイスしてください。
迷った時はジャケットを羽織っておけば、相当な肌の露出がない限り大抵のシーンに馴染むのでおすすめです。男性はジャケットに白シャツ、濃いめのブルーデニム、スニーカーで OK。マジメさもありつつ、清潔感もあるのでどこで誰に会っても好印象を与えること間違いありません。ユニクロやザラなどでひと通り揃いますし、白スニーカーはコンバースのオールスターやアディダスのスタンスミスであれば手軽にネットでも購入できます。
また注意して欲しいのは汗&匂いの対策。コートを脱いだ瞬間、脇汗がべったりついていたり、悪臭を放っては恋心も覚めてしまいますし、せっかくのXmasファッションも台無し。汗脇パットや香水を使うことをおすすめします。
また香水を使う際はつけすぎに注意。両手首にワンプッシュして、耳の裏に軽くこする程度で十分です。
一方で服に無頓着な人にとって、トレンドを強く意識した服装は難易度が高すぎ。ただ、特別な聖夜はファッショナブルとまではいかずとも、最低限相手に好印象を与えるような小綺麗な着こなしを楽しみたいところです。
女性であれば旬のカラーであるピンクやブルーを意識しつつ、相手のファッションやシーンに合わせてパンツやスカートをチョイスしてください。
迷った時はジャケットを羽織っておけば、相当な肌の露出がない限り大抵のシーンに馴染むのでおすすめです。男性はジャケットに白シャツ、濃いめのブルーデニム、スニーカーで OK。マジメさもありつつ、清潔感もあるのでどこで誰に会っても好印象を与えること間違いありません。ユニクロやザラなどでひと通り揃いますし、白スニーカーはコンバースのオールスターやアディダスのスタンスミスであれば手軽にネットでも購入できます。
また注意して欲しいのは汗&匂いの対策。コートを脱いだ瞬間、脇汗がべったりついていたり、悪臭を放っては恋心も覚めてしまいますし、せっかくのXmasファッションも台無し。汗脇パットや香水を使うことをおすすめします。
また香水を使う際はつけすぎに注意。両手首にワンプッシュして、耳の裏に軽くこする程度で十分です。
スタイリスト
村井素良さん
村井素良さん
1994 年、東京生まれ。文化服飾学院卒業後、2016 年よりスタイリスト・上野健太郎氏に師事。スタイリスト・上野健太郎氏に師事。
2020 年に独立後、ファッション誌や CM、カタログなど幅広いフィールドで活躍。
soramurai.com
日本におけるXmasの変遷
Xmasが“恋人の日”となったのは80年代から
イエス・キリストの誕生を祝うという海外の行事であったXmasが、どのようにして日本に根づいたのか。
一節によると江戸時代に宣教師がミサを行ったことが最初とされています。その後少しずつ全国に浸透し、Xmasケーキでお祝いをするようになったのは、明治時代の後期。
「不二家」が真っ赤なイチゴとクリームで装飾したケーキの販売を始めたことで、ケーキを囲み家族でお祝いするという慣習が広まったと言われています。
さらに時代は流れ、‘80 年代になると当時女性たちの間で絶大な支持を獲得していた「an・an」や「non-no」といった雑誌が“Xmas は恋人と楽しむための日”という、新たなスタイルを提案したことで、この文化が広く浸透していったとされています。
その後「POPEYE」や「HOT DOG PRESS」といった男性誌もこのトレンドを大々的に喧伝し、より多くの男女に波及。家族団らんが当たり前であったXmasが、一気に恋人たちのものへと変貌を遂げ、今日まで続いているようです。
一節によると江戸時代に宣教師がミサを行ったことが最初とされています。その後少しずつ全国に浸透し、Xmasケーキでお祝いをするようになったのは、明治時代の後期。
「不二家」が真っ赤なイチゴとクリームで装飾したケーキの販売を始めたことで、ケーキを囲み家族でお祝いするという慣習が広まったと言われています。
さらに時代は流れ、‘80 年代になると当時女性たちの間で絶大な支持を獲得していた「an・an」や「non-no」といった雑誌が“Xmas は恋人と楽しむための日”という、新たなスタイルを提案したことで、この文化が広く浸透していったとされています。
その後「POPEYE」や「HOT DOG PRESS」といった男性誌もこのトレンドを大々的に喧伝し、より多くの男女に波及。家族団らんが当たり前であったXmasが、一気に恋人たちのものへと変貌を遂げ、今日まで続いているようです。
▶前回:Xmasデートを考える2022~②Xmasの理想的な過ごし方を聞きました!~