2023.01.17 Omiaiレポート

2023年最新版 新成人の主張~④コロナ時代の恋愛最前線! 新成人によるオンライン対談 !

全4回に渡ってお届けする「2023年最新版 新成人の主張」、最終回の今回は新成人によるオンライン対談の様子です。

入学式や卒業式は短縮!文化祭や修学旅行などの学校行事はほとんど中止!という、学校イベントを満足に楽しめなかった新成人のみなさん。
恋愛がしづらい恋愛氷河期を生きてきた新成人男女 4 名に登場いただき、オンライン対談を実施しました。

コロナ禍で、のように出会って、どのようにお付き合いをしていたのか、彼/彼女たちのリアルな声をお届けします!

InstagramなどのSNSを通してお付き合いに発展!

ーコロナ禍で、どのように恋愛対象者と出会いましたか?

杉谷●自分はコロナ前から幼馴染の同級生と付き合っていたので、コロナ禍は関係がなく学校で出会いました。

岸本●学校では出会いがありましたもんね。自分も今まで付き合った人は 3 人いますけど、そのうち 2 人は同級生です。今付き合っている人は、Instagramで出会った女の子ですけど。

井野口●え!Instagram?どうやって出会ったんですか?

岸本●僕の友達が、その女の子と友達だったらしく、インスタライブでコラボ配信してたんです。
そこにコメントしてたら、その女の子と仲良くなって…。
2 年間くらい電話で話したりやりとりがあって、告白されました。今月初めて対面で会うのでドキドキしています。


杉谷 健斗さん(18 歳)

ーコロナ禍とコロナ前で、デートに行く場所とか違いはありますか?

益山●コロナ前とそんなに大きく変わってはいませんが、夜に営業しているお店は限られていたので、ドライブしたり、公園でお散歩デートなどが多かったです。あとは、相手の家に行ったり、私が住んでたシェアハウスに招いたり。

杉谷●お家デートは多いかもしれませんね!自分も家でデートをしていました。特に、今の彼女は近所に住んでいたのでお互いの家に行くか、電話をしたりくらいかな。でもちょうど受験シーズンだったので、そこまで頻繁にデートはしなかったですけど。

岸本●僕は彼女とは遠距離だったこともあり。週に 3 回くらい電話をしてたくらいです。コロナ禍では電話や顔出し通話でコミュニケーションをとっているカップルが多いかもしれません。

井野口●結構自粛している人って多いんですね。逆に私が付き合った時は、ちょうど自粛も明けてきた頃だったので、スカイツリーとか、水族館とかで普通にデートをしていました。


井野口 夕珠さん(18 歳)

結婚願望あり!

子どもは 2 人欲しいけど、経済的な不安も

ーみなさんは、結婚したいと思いますか?

益山●はい!結婚できなくても幸せな人生は送れそうだけど、それでも結婚したいなって思える人と出会えたら、すごい幸せなことだと思う。だから、そんな人に出会えたら今すぐにでも結婚したいです!

杉谷●自分も結婚したい気持ちは強いです。子どもが欲しいという気持ちもあるので。

益山●私も子どもが欲しい!夫婦としてはいろいろな形があると思いますが、私は「チーム子育て」という、一緒に子育てをする人というイメージが強いかも。

井野口●私も子どもを育てたい!

益山●子育てを考える上での結婚だから、相手の子育てに対する価値観が合ってるかみたいなことはしっかり擦り合わせた上で結婚したいな。

岸本●自分はあんまり結婚に対しては考えたことないなぁ。したくないというより、結婚について考えたことがないって感じ。結婚ってやっぱ大変そうなイメージも強くて。やっぱ金銭的な面とか、1 人の時間を作れるかどうか不安もあって。

杉谷●それでいうと、自分も金銭面のところは結構懸念してる。25歳とか 30 歳で結婚する場合、子どもが生まれてから18 年後には大学に進学することを前提に考えると、その 18 年間で大学の入学資金を貯金しないといけないし。そこはやっぱ結構不安もあります。

益山●私はあんまり経済的な不安はないかも。お金を貯めるために、もう目標に向かって頑張るしかない!って気持ちを切り替えます。


岸本 卓郎さん(18 歳)

ーみなさん結婚願望があり子どもが欲しいというご意見でしたが、将来的には夫婦共働きを希望します?

杉谷●共働きがいいです。最近だと、数年後には多くの仕事が AI に取りかわって、みたいなことを耳にするじゃないですか。やっぱそれで収入源が減るのはさすがに厳しいかなっていう感じなんで、少しでも収入源が多い方が安心かなって。

岸本●共働きの方がお金入ってくるので、自分も共働き希望です。

益山●共働きにするかは金銭状況において要相談という感じ。子どもに関しては、1 人産んでみてから 2 人目を考えようと思っています。

井野口●私も共働きでも専業主婦でもどちらでもいい。でも、子どもは 2 人以上欲しいですね。私が 2 人兄弟なんですけど、やっぱり互いに刺激し合って成長していく過程も、すごく面白そうなので。だから 2人以上は欲しいな。


益山 永遠さん(20歳)

フラれたら? もし、SNS に晒されたら?

恋愛に積極的になれない新成人のリアル

ー今回、アンケート調査を実施して、新成人のみなさんは「恋愛に積極的になれない」という結果が出たのですが、それはなぜだと思いますか?

益山●きっと要因は何個かあると思うんですけど、大きな要因としては恋愛に発展するコミュニケーションがわからない人が多いのかなって思っています。
というのも、中学の時はオンラインで出会うのとか「何か危険そう」みたいな感じだったんですけど、今では顔も知らない人や会ったことない人とも付き合うことが、当たり前になってきて。
そうなると、リアルで挑戦する恋愛ってかなり減ったんだろうと思います。だから結婚を前提とした真剣な出会いを求めたときに、やり方がわからないみたいなことになっている人は周りに何人かいますね。

杉谷●受け身な人が多いことは大きな要因だと思います。テレビとかYouTube とか、受動的なことが生活の大半を占めてしまって、能動的に自分から行動して発信することが少なくなっているのかもしれない。自分も含めてですけど。

井野口●わかる!告って失敗したらどうしようとか、この関係崩れるの嫌だなとか、色々考えちゃって行動に移せないことはよくあると思います。

杉谷●昭和の時代に比べてストレス耐性がそんなにないことも要因かもしれません。告ったらフラられるのが怖い。みんなに知られるのが嫌だ、とか。精神的に弱い部分があるのかも。

岸本●消極的になっちゃうのは情報社会が要因だとは思います。大体告白したりすると、次の日とか割と広まってるんですよ。
情報が回るのがとにかく早い。だから失敗したら恥ずかしいとか、その後のことを考えちゃって、みんな行動に移せないのかなって。

益山●積極的に行動して、失敗したら SNS で晒されるかもって心配は確かにあるかもしれないですね。

杉谷●あと思うのが、最近推し活とかあるじゃないですか。それで満足しちゃってる人が一定数いるかもしれません。「恋愛からの逃げ」ではないですけど、満たされてしまっているという。

岸本●推しで忙しい!と言っている人は僕の周りにもいましたね。自分は推しもいましたけど、恋愛に対して興味がなくなることはなかった。推しは推し。彼女は彼女。

井野口●今ネットにもリアルにも楽しいことはたくさんあるから、それで満足しちゃって恋愛はいいかなって、私自身もそう思っちゃってる部分がありますね。

恋愛に興味がないんじゃない

忙しくてちょっと消極的なだけ!

新型コロナウィルス感染症が蔓延し、学生イベントの多くが中止に追いやられ、青春を全うできなかった18 歳から20歳の新成人。
「恋愛離れ」とも指摘される世代ですが、今回の調査によると出会いは豊富にあり、恋愛欲も性欲も旺盛という意外な結果に。

それでも恋人ができない&積極的になれない要因は、自身の趣味に熱中したり、それ以外の時間も勉強やバイトなどで忙しく過ごしているから。今回の調査結果からは、「恋愛に興味がないんじゃなくて、忙しくてちょっと消極的なだけ!」という新成人の主張が聞こえてきました。

厚生労働省が 2022 年 6 月に発表した合計特殊出生率(15~49 歳までの女性の年齢別出生率を合計したもの)が 2021年は1.30人だったのにも関わらず、新成人は「子供は2人以上欲しい!」と意欲的。
経済的な不安や少子化問題が解決すれば、日本の未来は活気に溢れるのかもしれません。

新成人の皆さま、この度はご成人おめでとうございます!

■調査概要
【新成人】
調査名称:日常生活や恋愛観などについてのアンケート
調査期間:2022年11月18日~2022年11月21日
調査対象:全国、18~20歳の男女
調査数 :499名
調査方法:Webアンケート
【新成人の対象者の誕生日】
18 歳:平成16年(2004年)4月2日~平成17年(2005年)4月1日生まれ
19 歳:平成15年(2003年)4月2日~平成16年(2004 年)4月1日生まれ
20 歳:平成14年(2002年)4月2日~平成15年(2003年)4月1日生まれ
【21歳以上】
調査名称:日常生活や恋愛観などについてのアンケート
調査期間:2022年11月18日~2022年11月19日
調査対象:全国、21~59歳の男女
調査数 :400名
調査方法:Webアンケート

▶前回:2023年最新版 新成人の主張~③興味もある。出会いもある。ないのは積極性だけ!

▶第1回:2023年最新版 新成人の主張~①「青春を返せ!」の声がTOP! 一方で「逆に良かった」の声も

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