2022.12.08 Omiaiレポート

お見合い議論2022~①恋活・婚活、みんなはどうしてる?~

出会いのカタチが多様化する一方で、友人や職場経由での出会いが減り、オンライン結婚相談所やマッチングアプリなどインターネットを介した出会いが急増。
TV出演でもおなじみ「恋愛学」の森川友義先生は、「結婚相談所もマッチングアプリも現代のお見合い」だと指摘します。
そこで! Omiai Report ではお見合いの概念に関する意識調査と 20 代男女による座談会を実施。現代の “お見合い” について考えてみました。

出会いのカタチは「リアル」から「オンライン」へ

20 ~ 50 代の未婚の男女 400 名を対象に「交際のきっかけとなる出会いはある?」と独自のアンケート調査を実施したところ、「あまり出会いはない/出会いはない」と回答した男性は 74.5%、女性は69.5%という結果に。日常生活において如何に出会いが少ないか、想像していた以上に切実な問題が見えてきました。

一方で、コロナ禍も影響してか、出会いの場として需要が高まっているのがマッチングアプリ。
国立社会保障・人口問題研究所が 2021年 6 月に実施した「第 16 回出生動向基本調査」の「恋人・婚約者と知り合ったきっかけ」の結果を見ると、男女ともに友人の紹介や職場での出会いが減少傾向に転じ、新設された項目「SNS やマッチングアプリを介して交際相手と知り合った」と答えた男性は 11.9%、女性は17.9%と報告されています。

また、同調査の「夫婦が知り合ったきっかけ」では経年データも報告されていて、インターネットを介して出会った夫婦の割り合いが 2015 年 7月~ 2018 年 6月の調査では 6.0%だったのに対し、2021 年 6 月の調査では 13.6% と倍増しています。
Omiai Report 編集部が行った調査でも、20 代男女でマッチングアプリを利用したことがある人が 23.0%と、他の手段を抑えて最多という結果が得られたことからも、出会いのカタチは徐々に「リアル」から「オンライン」にシフトしている実態が明らかになりました。


調査名称:異性との交際のきっかけとなる「出会い」についてのアンケート
調査期間:202 2年 8月16日~ 2022 年 8月17日
調査対象:都市部(東京、大阪、愛知、福岡 )に居住する20 ~ 59歳の男女
調査数 :400名
調査方法:Webアンケート

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